設定資料・マリア





名前:マリアンヌ・ローラ・ハルシュタット  種族:ゴーレム+ホムンクルス  

「我こそはハルシュタット家の第一子、マリアンヌである。」

性別:無し(女児型)  年齢:500歳以上(外見は10歳前後)

身長/体型/BWH:やや低い(大人と比べると非常に低い)/痩せ型/胸はなきにひとしい

顔:かわいい(成長していれば美人になった筈)。

髪:色は栗色。髪型はロング→ツインテール。

その他外観的特長:瞳は栗毛色。額に黒水晶。服はフリル系が好き。

服装:服はフリルが好き。(父親の趣味)

職業/地位:カストゥール太守の娘→貴族の家出娘(偽装)

学業成績など:適性試験過去問「我の理解できる文字で書き直せ、蛮族が。」0点

呼びかけ方:一人称:我 二人称:ぬし フアナ:エルフの娘 あとは呼び捨て。

属性@:死体、人外(人造生物)、ロリ(貧乳)、ツンデレ、レズ

属性A:老人口調、わがまま、お姫様、怪力、一途、やきもち、摂食不能、(魔法)

趣味:落書き、好きな人を困らせる、独り言

好きな食べ物:「我が下々の者と同じ飯など食らうと思うか?」

嫌いな食べ物:「ふん。口に入れてから吐き出す価値もないわ。」

その他の嗜好:レイディアが好き

特技:怪力、即死無効、毒や病気に冒されない、摂食不要、窒息しない、不老、等。

弱点:肉体は成長しない、武器使用不能、鎧は皮鎧まで、通常回復魔法無効、等。

口調:「我は〜である」「ぬしはどうじゃ?」「勝手にせい」「気安く触るでない!」

笑い方:くくく。くっくっくっ。えへへー。えへへ♪ ニヤリ

パーティー内での役割:平時は足手まとい 戦闘面:ボス→足手まとい

会話での役割:百合、貴族の娘、怪力

家族:父親(遠い昔に音信不通)、母親(遠い昔に父親と離別)

その他説明@:
古代王国期の魔術師が、病死した娘の死体を魔法で強化してフレッシュゴーレム化し、
後付けで精神を内蔵したものです。
製作者が、当初予定していた魂の回帰・魂の創造を断念し、
既に在る魂の移植・精神の定型化へと研究内容を変遷させた結果の産物です。

通常のフレッシュゴーレムと比較して小型であるため、
通常のものよりやや俊敏ですが、耐久力に劣ります。

ゴーレムの本体には内部の精神に従うよう命令されています。
そして、内部の精神はあるホムンクルスから取り出されたものです。
内部の精神は、ゴーレムに組み込まれる前に、
ギアスによって製作者が理想とする娘として(当然、大部分において人間らしく)
ふるまうよう強制されていますが、自我はあります。
もっとも、製作者が理想とする娘の像を長く演じ続けてきたためか、
命令を苦痛と感じてはいません。(むしろ、その行動パターンは
もはや内部の精神の人格を形成しており、命令に反する行動
(=自分のしたくない行動、になっている)をとろうなどと考えません。)
内部の精神は自分の生い立ち(?)を理解しており、自分の今の本体の特性や、
元々の本体(ホムンクルス)が既に死んでいることも知っています。
複雑な境遇ではありますが、創造主を恨んだことはなく、むしろ感謝しているほどです。
これは、このホムンクルスの個体がたまたま大らかな性格だったことの影響が大きく、
もしそうでなければ、ギアスの制約の隙をついて、
ゴーレムが反乱を起こしていたかもしれません。
(敵対心を持つものにギアスをかけて日常生活を共にさせるのは、
命令を相当程度具体的にするか又は常に行動に目を光らせておく必要があり、
事実上不可能なのです。)

なお、何らかの方法でコマンド・ゴーレムのみを解除された場合は、
精神はそのまま内部にとどまりますが、
新たなコマンド・ゴーレムの呪文による命令がなされるまで動かなくなります。

内部の精神はアンデッドではないため、
アンデッドにしか効力のない呪文の影響を受けません。
精神に影響を及ぼす魔法は有効ですが、おそらくは元からかかっている
ギアスの達成値を上回れないので、制約に反する行動を取らせることは難しいでしょう。
(精神に影響を及ぼす魔法によって、眠ったり麻痺したりすることはありえます。
また、他者が何らかの方法で精神を操作した場合など、
制約に反する行動をとっている自覚が本人にない場合には、ギアスの影響を受けません。)

ゴーレムの本体が完全に破壊された場合、ホムンクルスの精神を結び付けている魔法
(正体不明の遺失魔法です)が解け、精神はゴーレムから開放されます。
そして、ホムンクルス本体が滅びているため、その魂は天に召されることになります。

精神点が0になった場合、精神活動が一時停止し、ゴーレムは動かなくなります。
(人間の気絶にあたります。)このゴーレムは死者の精神と別の死体が結びついていますが、
アンデッドではないので、精神点が0になっても滅ぶことはありません。
精神点は、1時間ごとに1点ずつ自動回復し、気絶から回復すれば動けるようになります。
(通常は1時間で十分です。)
睡眠しても回復する精神点は変わりませんが、適度の睡眠は必要です。
(元々はギアスによるものですが、既に習慣化しています。)
ギアスの効力は失われていないため、あまりに長時間の不眠を強制することは、
できません。(苦痛を感じる前に、眠気を感じて眠ってしまうでしょう。)
自発的に、普通の人間がなしうる程度の徹夜をするくらいであれば、
許容されます。(その後、普通の人間のように長時間の睡眠が必要ですが。)

※生命点再生について

彼女(?)の本体には、リペアー・フレッシュゴーレム(遺失)を
アレンジした魔法(もちろん遺失)がかけられています。
本体の背中には魔晶石を入れるための穴が開いていて、魔晶石を入れると、
石に蓄えられた魔力を吸収し、簡単な損傷を回復することができます。
この行動(以下、修復行動という)は、睡眠中にしか行えません。
修復行動の最中は、1時間の睡眠ごとに1点の魔力を吸収し、1点の生命点を回復します。
生命点が最大値になった場合、修復行動は停止されます。
ちなみに、修復行動が終わっても目を覚ますとは限りません。
なお、本来この呪文は睡眠中に使わなければいけないものではありませんが
(そもそも通常のフレッシュゴーレムは眠りません)、
激しく動いているフレッシュゴーレムを回復することができないため、
睡眠中(厳密に言えば、本体が一定時間以上ほとんど動いていないときに)
にのみ発動するように呪文をアレンジしたものです。

◇リペアー・フレッシュゴーレム

古代語魔法8レベル 基本消費精神力:8 距離:接触

効果範囲:ゴーレム1体 持続時間:一瞬(効果は半永久的)

効果:フレッシュゴーレムの生命点を1点回復する

種別:遺失

拡大:回復量

抵抗:効果消滅

死肉で作られたゴーレムの、軽微な損傷を回復する呪文です。
ゴーレムにかけられている形質保持の魔法は、この魔法の発動を妨げません。
(むしろ、まさに形質保持を施したゴーレムが破損した時のための魔法ですので、
当然といえば当然です。)

この魔法は、現在体を積極的に動かしていない状態のゴーレムにしか使えません。
肉がそぎ取られた場合などは、欠損を補うために材料を用意して
この呪文を使う必要があります。(ゲーム上は気にしなくて構いません。)
なお、生きた肉は当然使えませんが、材料は元の素材と違う種類の肉でも構いません。
この呪文によっては、四肢の欠損などを補うことはできません。(修理が必要です。)

生命力が0になったゴーレムでも、生死判定に成功していれば
この呪文で生命力を回復させることができます。
そうして回復したゴーレムが従来通りの戦闘能力を持つか否かはGMの判断です。
ちなみに、自分が支配していないゴーレムにこの魔法を使うと、
ゴーレムは抵抗を試みますし、敵対的な呪文をかけられたとみなされる恐れがあります。
(そのようなケースはまれでしょうけど。)

この呪文では、ゾンビなどを修理することはできません。
そもそも形質保持の魔法がかかっていなければ、
この呪文をかけても肉が(1点分)余計に崩れてしまうだけなのです。

その他説明A:
マリアの父親は歴史に名を残す付与魔術師でした。
彼は付与系統だけでなく、精神系統の魔術も極めており、
精神系統に関係する品物を多く残したことで有名です。
とりわけ、彼の作り出した特別製のゴーレムにより、
『人形使い』の名が広く知られています。
蛮族の反乱に際しては、ゴーレム兵団を用いて蛮族に大打撃を与えた末、
蛮族の勇者たちに討伐されました。

彼の作風は初期・中期・後期の別により大きく異なり、
初期は精神改造を施した魔獣(魔獣本体は他人の研究作品)、
中期は精神を司る魔法の品物、後期は特別製のゴーレム関連が多くみられます。
彼の手による作品のうち、気まぐれで作った一部の作品以外は、
精神かゴーレムに関係しています。

ハルシュタットは元々家名なのですが、一族の他の人物はことごとく精神一門であり、
魔法の道具で名を残したのは彼のみです。
したがって、後世の人間が単にハルシュタットといった場合、大抵は彼を指します。
ハルシュタットは、かねてから病弱だった一人娘が病死した後、狂気に冒されます。

なお、マリアの父親は、元ひきこもりでメイドマニア。妻も愛人も全部メイドです。

その他説明B:
×××××××××××××、××××××××××××。
×××××××××××××××××××××、
××××××××××××××××××××。
×××××××××××××××××××××、×××××××××××××××、
××××××××××××、×××××××××××××××××××××。

キャラクター名:マリア(マリアンヌ・ローラ・ハルシュタット)

種族:フレッシュゴーレム(+ホムンクルス) 性別:なし(女性型) 
容貌:白い肌に栗色の髪。額に黒水晶。
年齢:500歳前後(外見は10歳前後) 出身:古代魔法王国
モンスター・レベル:7 知名度:12 敏捷度:18 移動速度:18
出現数:単独 出現頻度:ごくまれ
知能:人間並み 反応:中立
攻撃点:腕:15(8) 打撃点:15
回避点:15(8) 防御点:8(ソフトレザー装着時は9)
生命点/抵抗値:25/18(11)
精神点/抵抗値:14/16(9)

キャラクター名:"貴族の娘"マリア

※仮にキャラクター化した場合のデータ。(戦闘時はモンスター・データを使用すること)

器用度:4(+0) 敏捷度:18(+3) 知 力:12(+2)
筋 力:50(+8) 生命力:25(+4) 精神力:14(+2)

特記事項:
皮膚の防御点+1、打撃点+2、回避点−3、生命力抵抗−1、精神力抵抗−1扱い。
知力、精神力以外の能力値は成長できない。身体強化系の魔法は無効。
マーファ及びファリスの神聖魔法を習得できない。(存在自体が教義に反するため。)
武器を装備できない。鎧は皮鎧まで。摂食不要。摂食不能。身体は成長しない。
老化しない。感覚/疑似(眼球)。性格が高慢。体内に熱源あり。(体温を有する)
通常回復魔法無効。

初期言語:下位古代語、上位古代語。

有効な魔法:ほぼ全て。(本人が知っている魔法・能力であれば、毒ガス系も有効。
      例えば、デス・クラウドで即死の効果を受けた場合、死ぬ代わりに気絶する。)

無効な魔法:達成値30のギアスに大きく反するもの。

冒険者レベル:7(一般的なロールについては、当分の間、2扱い)

技能:ファイター7 セージ7(古代王国知識)/2(一般) ソーサラー1

経験点:0


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