コーヒーブレイク・第19話





既にお気づきの方もおられるかと思いますが、
決戦の位置は、タイトルから決めました。(笑)

カトレアのカタキに関しては、越境を重ねつつ、
たまに追いついた追っ手を皆殺しにしてることにすれば筋が通りますし。
この世界にFBIとかインターポールみたいなのは存在しませんし、
領地同士、国同士の縄張りの問題は現代以上に根深いでしょうからね。
ここまで強ければ、たまに追いつく奴がいたところで、返り討ちですし。
そして、隊商に偽装していれば、人数の多さも越境も金回りの良さも
全く不自然ではありません(交通が発達していない時代ですので、
貿易がもたらす富は莫大です。)。盗人が商人に偽装とか、
もはや『鬼平犯科帳』の世界ですね(もちろん、あれも史実を元にしてます)。
ましてや、こちらは魔法が現存する世界。ギアスやクエストを上手く使えば、
裏切り者も出ませんし、たまに犯人らしきものをでっちあげて
追っ手に捕まえさせたりもできます。

ルーシュンに関しては、読者の方向けのスケープゴートの役割もありました。
依頼人が犯人とか、いい人が犯人とか、いわば逆先入観を用いたトラップです。
彼は、怪しいことなんて何一つやっちゃいないんですけどね。
勘がいい人ほど、「隊商に偽装」のワードが出た時点で、
「もしや」と思ってしまうわけです。

なお、彼がいい人ととられている向きもありますが、必ずしもそうではないと思います。
レイディアたちのわがままを認めてるのは、実力を認めてるがゆえなんですね。
例えば、レイディアたちに自由行動を認めてる間の警備の負担はどうなるかというと、
レベルの低い人たちが負担しているわけです。
給料高い人がお祭に参加してる間、給料低い人が警備をがんばってるという。
それが悪いことかというと、そうでもないんですけどね。
まず、依頼人の許可はありますし、一方の負担が増えるにしても契約の範囲内です。
また、仮にレベルが逆なら扱いも逆ですし、
仮にレイディアたちが護衛の仕事を請けてなかったら、
もうすぐ全員が死ぬことになってましたからね。

ロベールの火炎瓶攻撃は、戦車っていうところから思いついた創作ですが、
実際あったかもしれませんね。
車輪騎士団の戦車っていうのがどういうものなのか、ちょっと資料がないんです。
世界観的に火薬は無いんですが(石油らしきものは新ロードス島戦記で見つかったみたいですが)、
油やアルコールはありますので、火炎瓶は作れるだろうと。
あれ、戦後の日本で実際に使われてたのを見てもわかるように、
原理が原始的な割には、悪質な威力を発揮するんですよね。

さて、カトレアがピニーズを殺したとき、ふと思いつきました。
シナリオに収拾をつける方法を。
本当なら、良質な生贄のピニーズが死んだ時点で、ミゴリには打つ手がありませんでした。
なのに、こんなウルトラCを思いつくなんて。
きっと、僕にミゴリが降りてきていたんですね。

さて、そのためには、ピニーズを復活させてはいけません。
非常にかわいそうなことになりますが、彼に非が全くなかったわけでもないんですよね。
クエスト達成直後には、自由に行動できますから。

あと、民兵にも申し訳ないことになりました。
レイディアとカトレアが結果的に痛み分けに近い形になったので、
戦後処理の話し合いと、ピニーズの死体をどうこうする時間のロスがあったんですよね。
しかも、元からけっこうな距離があった。
その分、レイディアたちの戦場への到着が遅れてしまいました。
レイディアたちの判断に関しては、不可抗力ではあるんですけどね。
まさか、車輪騎士団から、将軍級の能力の軍師がやってきてるなんて思いませんし。

ただ、マシェンスの改宗には、さすがに時間がかかります。
そう簡単に信仰は捨てられませんから。改宗さえしなければ、マシェンスは袋の鼠。
しかも、ロベールのレーダーで居場所を捕まれますから、かなり不利です。
そこにフアナとマリアが乱入し、車輪騎士団と相互に足を引っ張り合ってしまいました。
エルフと子供では、プライドの高い騎士たちを相手に、正攻法の交渉は不可能なのです。
もっとも、レイディアの判断自体にミスはありませんでした。
唯一の癒し手であるカトレアとまともな対話が望めそうなのは、
レイディアしかいませんでしたし。

改宗については、ルール上認められてますし。
他の能力を犠牲にすれば経験点的にもまぁアリかなぁと。
どのみち、ラストは暗黒魔法(ファラリス)10レベルで相対する予定でしたしね。
ちなみに、人間に対する恨みを持っているという背景設定は予め決まってました。
なのになんでミゴリにしなかったのかというと、
ダークエルフはファラリスじゃないとっていう先入観と、
徹頭徹尾ミゴリが糸を引いてたというマッチポンプみたいにしたくなかったのと、
抵抗力の+4はやっぱ強力だろうというのが理由です。

イブリバウゼンについては、あの本の能力が魔神によるものだというのは
予め決まっていました。そして、信じてもらえるかどうかわかりませんが、
この本の能力は、ツアー4が出る前に考えていたものです。
魔神+本っていうのが、モロカブリなんですよね。
しかも、イブリバウゼンはギグリブーツの上位種と思われる魔神ですし。
あの文筆家のギグリブーツをみて「やべ、かぶった。」と思う反面、
「これは発想としてはアリなんだ」と勇気付けられたのを覚えています。
ただ、それまでに魔神がペンを使って字を書くという発想がなかったので、
ツアー4を読んだ後もそのまま、この本の文字は幻覚という扱いになっています。
結果、(文字が自分の理解できる言語で見えるので)
それで話が進んだことも何度かあったので、
強行してかえって良かったんじゃないかとは思います。

あとは、ルール上の問題なんですけど、イブリバウゼンにキュアー・ウーンズ、
ヘイスト、ライトニングバインドがかかるかどうかという問題なんですよね。
まず、キュアー・ウーンズについて。
魔神の肉体はかりそめのものという記述をどこかで見た記憶がありますので、
まあ、アリかなと思いました。
ただ、ロードス島の小説は全部読んでるんですが、
魔神がキュアー・ウーンズで傷を癒したという記述を見た記憶がどこにもないんです。
とはいっても、使わないという証明にはならないんですよね。
アンデッドの再生みたいな能力ついてませんし、
まあ、認めていいんじゃないかというのが結論です。
ヘイストについても、身体能力系なので微妙ですが、上述の理由で認めました。
後でルールブックを確認したところ、
魔神には効かないようですね(完全版72ページ参照)。
まあ、今更どうにもならないので、仕方ないことにしときましょう。
問題は、ライトニング・バインドです。
これが有効か無効かで、勝負が変わることも多いんですよね。
さて、上位の魔神は、その下に位置する魔神より一回り大きいという記述を、
どこかで見た記憶があります。だとしても、どこまで大きいのか。
結局、ライトニング・バインドが効かないほど大きいのかどうかわかりません。
ソード・ワールド2.0と違って、大きさのステータスはありませんし。
まあ、ここはとりあえず効くことにしとこうかと。
あと、魔神がレスキューで異界に帰れるのかという問題もありますが、
まあ、認めていいんじゃないかなぁと。
敵を倒すような魔法じゃないですし、
何らかの方法で捕えられると魔神にとって多大な不利益がありますので、
とりあえず認めました。
まあ、恨みと復讐の神がそんな魔法通すわけがないんですけどね。

ラストワードを受ける前のミゴリは、ほとんど無敵でした。
数値を見ていただければわかるように、本気でやられると100%勝てない相手です。
ただ、絶対打ち消さないといけないフアナのヘイストを素通ししたりと、
かなり遊んでるんですよね。この油断によって、フアナのディスペルに対して、
カウンターか素通しかを選ばなければならなくなりました。
そして、フアナのディスペルを打ち消しても、
今度は別の人のディスペルに対応できなくなります。
ヘイストを通さず、ミゴリの方が敵全員より速い場合は、
テレポートであらゆる攻撃を防げるんですよね。
なのに、フアナがミゴリより速くなったことにより、
そのアドバンテージがなくなってしまいました。
そのフアナのディスペルで6ゾロが出れば倒せていたんですが、
そうそう都合よく出るはずもなく。
そして、ミゴリより速いフアナが死ねば、もう詰みなんですよね。

あとは、ランダムで動くイブリバウゼンが、ミゴリをどれだけ削れるかでした。
しかし、まさかあそこで6ゾロが出るとは……。
もちろん、あれマジで6ゾロ出ました。
そもそも、目をいじるなら、全滅させたりしませんし……。
そして、ミゴリが無限の精神力を失ったことにより、
レイディアたちにわずかな勝機が出てきます。
出し惜しみするミゴリの隙を突いて、ディスペルを叩き込めばいいだけですから。
実際、ミゴリとの距離を決める際のマリアの出目次第では、
勝機は3%ほどありました(それらを総合すると、0.3%程度でしょうか?)。
結果は……。

一応、データを載せておきますね。



名称:カルテット・オブ・クローバー
宝物鑑定の目標値:18
魔力付与者:不明
形状:20cmほどの人形4体と、人形の家。

トレーサー・ドールの亜種で、物ではなく、
一定以上の戦闘能力を有する人や物を探知します。
0レベルが探知されないのは、無害な虫や動物を探知しないようにしたことの結果です。
一定以上のサイズの動体を全て探知するタイプのものもかつては存在したようですが、
現在の所在は定かではありません。
また、所有者以外でも合言葉により自在に能力をオン/オフできるようですが、
合言葉は伝わっていません。
(アナライズ・エンチャントメントを使えばわかるでしょうけど。)
警備用に開発されたマジック・アイテムで、
収納形態では、人形の家の中に4体の人形が収納されています。
この人形を家の外に出すことにより、探知の魔力が発動します。
人形は、互いに探知の魔力を放っており、お互いからの距離に基づき、
探知されたものの位置を計算します。
このとき、4体の所在地を結んだその内側しか探知できません。
探知できる内容は、4体の相互の距離に応じて異なります。
空中・地下・海底等についても探知でき、
範囲内であれば、高さ・深さに関わらず探知可能です。
人形の家の所有者(占有者であるか否かは問わない)は、眼前の空中に、
探知内容を視覚化した立体映像(幻覚)を見ることができます。
それを見ないことを望めば、その間だけ幻覚は消えます。
探知内容は、人形の現在位置、範囲内の大まかな地形(外観程度)、
種族、性別、レベルです。人形の家の所有者の意思により、
幻覚内の地形を自由に修正することができます。
人形の家の所有者が、人形の家の近くで念じれば、人形の現在位置がわかります。
距離は無限です。(何らかの理由で、人形自体の探知能力が失われたときに使います。)
破壊された人形は一時的に魔力を失いますが、
その人形の全ての部品を人形の家に入れれば、再生します。その他、
魔力がオフにされた人形は、人形の家に入ることにより、強制的にオン状態になります。
探知には最低3体の人形が必要です。
4体でなくとも探知の魔力は働きますが、3体で探知の魔力を行使した場合、
人形相互の距離に関わらず、最低限の魔力しか働きません。
探知内容が人形の家の所有者に伝わる距離は無限です。
つまり、人形相互(最低3体)が所定の距離内にいる限り、
人形、人形の家、所有者がそれぞれいくら離れても、探知は可能です。
以下のいずれの場合においても、探知された者の現在位置と種別(種族)と
性別、地形は探知できます。
4つの頂点全てが10メートル以内の距離にあれば、
その中にいる1レベル以上の者の全てのデータが、原則全てわかります。
4つの頂点全てが100メートル以内の距離にあれば、
その中にいる1レベル以上の者全ての、各人が1番高いレベルの能力
(複数あるときは、全て)がわかります。
4つの頂点全てが1000メートル以内の距離にあれば、
その中にいる1レベル以上の者全ての、ルーンマスター技能の有無
(ただし、レベルは不明です)がわかります。
4つの頂点全てが10000メートル以内の距離にあれば、
その中にいる1レベル以上の者の現在位置がわかります。



野盗
モンスター・レベル:5
※モンスター表記。
基本的に、完全版248ページの、レベル3の山賊首領に+2したデータです。
 生命力、精神力、敏捷度はそのまま。
 特異点は以下の通りです。
攻撃点:12 打撃点:10(高品質の武器)/9(弓矢)/
15×(1D÷2)ターン(油と火)
回避点:13 防御点:8(武装時)/7(平服時)
※油と火には、使用回数に制限があります。



車輪騎士団
モンスター・レベル:5
※モンスター表記。
完全版249ページの騎士とほぼ同じデータです。
ただし、高品質の武具により、攻撃点と防御点が1点上昇しています。



民兵
モンスター・レベル:0
※モンスター表記。
 完全版249ページの一般人とほぼ同じデータです。
 ただし、簡易的な兵士の武装により、打撃点と防御点が1点上昇しています。
 特異点は以下の通りです。

火炎瓶
攻撃点:変化せず 打撃点:15×2ターン×8発。



"伝道士"ベス(エリザベート・テイラー)(人間・女)
種族:人間 性別:女 年齢: 出身:学者
A:8 B:6 C:2 D:7 E:11 F:9 G:12 H:6
器用度:14(+2) 敏捷度:8(+1) 知 力:9(+1)
筋 力:20(+3) 生命力:21(+3) 精神力:18(+3)
プリースト8、ファイター1、セージ1



ミゴリ
モンスター・レベル:20
知名度:20
※怪物判定の達成値16で、神であること及び、古代語魔法と暗黒魔法のレベルが、
 怪物判定の達成値18で、倒す方法がわかります。
 怪物判定の達成値20で、全てのデータがわかります。
敏捷度:24 移動速度:24 出現数:単独 出現頻度:ごくごくまれ
知能:神のごとし 反応:敵対的(信徒に対してはさまざま)
攻撃点:27(かみのみぎて)/29(かみのひだりて)
打撃点:28(かみのみぎて)/30(かみのひだりて)
回避点:31 防御点:24
生命点:100 生命力抵抗値:43
精神点:無限  精神力抵抗値:43
特殊能力:古代語魔法15レベル(魔力20)
     暗黒魔法15レベル(魔力20)
     毒、病気に冒されない
     精神的な攻撃は無効
しへのいざない
ぐれんのほのお
だいちのなげき
かみのいかずち
こおるしんぞう
ふくしゅうのや
うらみのひかり

・しへのいざない(抵抗の目標値:23)

敵単体を即死させます。
性質はカーディスの特殊暗黒魔法のデスと基本的に同じです。
違っているのは、精神力を消費せず、距離は30メートルで、拡大が不能という点です。

・ぐれんのほのお(抵抗の目標値:27)

炎の柱で敵単体を包み込み、目標及び目標の3メートル以内の者全てに
炎系のダメージを与えます。打撃力は20、追加ダメージは20です。
抵抗に成功した場合は、打撃力が10となり、クリティカルは起こりません。
抵抗に成功したか否かにかかわらず、次のラウンドの行動を犠牲にして火を消さない限り、
毎ラウンド打撃力0、追加ダメージ20のダメージを受け続けます。
次のラウンドの行動を犠牲にすれば、火を消すのに判定は不要です。
なお、可燃物には火がつくでしょうが、元のダメージが大きいため、
油等による追加ダメージは加算しません。

・だいちのなげき(抵抗の目標値:27)

地震を起こし、敵全体にダメージを与えます。打撃力は0、追加ダメージは20です。
抵抗に成功すれば、ダメージは追加ダメージの20のみになります。
抵抗に失敗した場合、そのラウンドの
全ての肉体的行動に−2のペナルティーがかかります。

・かみのいかずち(抵抗の目標値:27)

激しい雷を落とし、敵全体にダメージを与えます。
打撃力は10、追加ダメージは20です。
戦闘時以外には、山を削って地形を変えるなどの使い方も可能です。

・こおるしんぞう(抵抗の目標値:27)

恨みと復讐にまつわる何かを思い出させ、敵単体の精神にダメージを与えます。
打撃力は0、追加ダメージは20です。抵抗に成功した場合、ダメージはありません。

・ふくしゅうのや(抵抗の目標値:27)

術者の手から灰色の光線を放ちます。
性質はミゴリの特殊暗黒魔法のレイ・オブ・リヴェンジと基本的に同じです。
違っているのは、精神を消費せず、距離は30メートルで、拡大が不能という点です。
また、術者が死亡すれば、呪いは即座に解除されます。

・うらみのひかり(抵抗不能)

広範囲にわたって、灰色の光を撒き散らします。
この光により、周囲1km以内の全ての人間等の死体に
クリエイト・ゴーストがかかります。
通常ではゴーストにならない程度の恨みでも、ゴーストになることがあります。
光の照射時間により、ゴーストになる者の割合が増えます。
戦場の死者に使われた場合、2分の1の確率でゴースト化します。
死者以外には、一切の影響はありません。

※その他の特記事項

・行動宣言無し
 行動宣言を行わず、相手の行動宣言を聞いてから行動できます。

・生命点再生
 1時間に1点の生命点を再生します。

・ゴースト召喚
 戦闘中は、1ラウンドに1回、判定無しで周囲1キロメートル以内の
 ゴースト1体を召喚できます。この行動は、他の行動を行いながらでも可能です。

・精神は不滅
 生命力がゼロになっても滅びず、再び肉体を失うにとどまります。

・コール・ゴッド(達成値36)の影響下
 コール・ゴッドが解除された場合、肉体を失います。

・魔法の拡大について
 達成値の上昇は通常行いません。1ラウンドに消費できる精神点は、24点が限度です。

※ミゴリの戦闘パターン

基本は防御。テレポート又はインスタント・キャンセレーションで相手の攻撃を
しのぎます。そして、それらを行わない余裕があった場合にはじめて攻撃します。
余裕があるときの行動パターンは、1D10を振って決定しますが、
必ずしもその限りではありません。
また、生命力の面で追い詰められた場合は、この限りではありません。

0.しへのいざない 1.ぐれんのほのお 2.だいちのなげき 3.かみのいかずち
4.こおるしんぞう 5.ふくしゅうのや 6.古代語魔法   7.暗黒魔法
8.打撃攻撃 9.うらみのひかり(死者がいない場合は打撃攻撃)




"ボス"マシェンス
種族:ダークエルフ 性別:男 年齢:? 出身:ダークエルフ
A:12 B:12 C:11 D:12 E:5 F:3 G:10 H:12
器用度:24(+4) 敏捷度:23(+3) 知 力:23(+3)
筋 力: 8(+1) 生命力:13(+2) 精神力:22(+3)
※副能力値は3回振った中から任意
冒険者レベル:10
技能:シャーマン10、ダークプリースト9、シーフ10、レンジャー10
   →ダークプリースト10
経験点:0
アイテム:通話の護符

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