コーヒーブレイク・第17話





それぞれが敵の幹部と戦うシナリオです。

カトレア組は、フアナの知略とカトレアの勢いがあれば、無敵ですね。
バランス的にも、負ける要素がありません。
フアナが不意打ちされれば死んでたかもしれませんが、ありえない話ですし。

レイディア組は、かなり危なかったです。
オドソフがいなければ、不意打ちの二回攻撃を受けてレイディアは死んでたと思います。
もし死んでいれば、今後の展開が全く変わっていたでしょう。
レイディアが死ねば、マリアもフアナもカトレアに追従するしかありませんからね。

実は、こういう形でのイングィーとの遭遇は
当初全く想定されておらず、持たせた技能が弱すぎました。
あの状況では、高確率で不意打ちに成功して、
高確率でレイディアを殺害できる。その程度の強さです。
ダークプリースト7レベルは行き過ぎとしても、最低でもシーフ10レベルは
必要だったでしょう。このイングィー、たまたまですが知力と敏捷度が19なので、
フアナと当たったら1ターンキルされるんですよね(基準値がイングィー11に対し
カトレア7なので、不意打ち成功もまず期待できませんし。
おまけに、モンスター扱いのマリアに対する不意打ちは至難です。
それでも、レイディアにとっては知力19は天敵なんですが。)。
しかし、実際、イングィーは、相性と地形の妙で、
実力に勝る相手をかなり怯えさせることができました。
もっとも、不意打ちで組み付いて、隠し持ったダガーで刺し殺すこともできましたので、
オドソフがいなければ、本当にレイディアが死んでいた可能性はかなり高いですが。
不意打ちは1ラウンドの余裕ができるので低リスクで組み付けますし、
不意打ち失敗後も、魔法使おうとしてたら組み付かれてましたけどね。

もしレイディアが死ねば、マリアはカトレアを頼ることになります。
ただ、もし仮にカトレアを敵に回しても、オーファンにテレポートすれば復活できます。
しかし、それには、テレポートを使えるフアナの力が必須になります。
つまり、マリアがカトレアを裏切るにしても、
フアナを仲間にし、かつ、フアナ健在のままで(フアナがクリップルを受けずに)
カトレアを倒しきらないといけないのです。
カトレアはその辺理解していますので、マリアとフアナが共に裏切れば、
必ずフアナにクリップルを使うでしょう。
無論、マリア単独で裏切れば、カトレアはフアナにテレポートを使わせて、
マリアを飛ばします。結論として、マリアはカトレアを裏切れなくなるのです。

そして、最後はついに両軍がまみえました。
不意打ちのチャンスにカウンター・マジックで防御を固めたレイディアの行動は、
どんな影響を及ぼすんでしょうか!?




"引き込み役"サイル
種族:人間 性別:男 年齢:? 出身:(一般市民)
A:9 B:7 C:6 D:10 E:5 F:8 G:8 H:9
器用度:16(+2) 敏捷度:13(+2) 知 力:16(+2)
筋 力:13(+2) 生命力:16(+2) 精神力:17(+2)
※副能力値は2回振った中から任意
冒険者レベル:10
技能:ダークプリースト8、シーフ10、レンジャー3、マーチャント3
経験点:0
アイテム:通話の護符

"斥候"イングィー
種族:人間 性別:男 年齢:? 出身:(狩人)
A:5 B:10 C:9 D:10 E:5 F:10 G:10 H:5
器用度:15(+2) 敏捷度:19(+3) 知 力:19(+3)
筋 力:15(+2) 生命力:20(+3) 精神力:15(+2)
※副能力値は2回振った中から任意
冒険者レベル:8
技能:シーフ8、レンジャー8、セージ3
経験点:0
アイテム:通話の護符


第17話後編・第5節 へ
第18話冒頭 へ

トップページへ