コーヒーブレイク・第16話





パーティー分断シナリオです。

パーティー二分はこの時点では結論ありきですが、理由はあります。
まず、カトレアとフアナは、ダークエルフ許すまじという考え
(実はフアナって、無意識のうちにエルフとしての常識は守ってるんですよね。)。
レイディアは、ダークエルフに個人的な悪感情がなく、
少なくとも子供は殺させたくない(社会から切り離されかけた森で育ったので、
被差別民に特別な感情がないんです。
まあ、ダークエルフは被差別民ってレベルじゃないんですが。)。
トゥエリとフィーエルはレイディアの意見を尊重します(追従ともいいます。)。
そして、マリアは、カトレアとフアナがレイディアに対して実力行使に出ることを恐れ、
それを避けるために潜り込みます。もちろんバレバレなんですが。
カトレアもフアナも知力は高いので、マリアが戦闘中に造反すれば見切れますし、
レイディアと戦いさえしなければ、マリアは頼もしい戦力になるので
受け入れたというわけです。

あとは、止める人がほとんどいなくなったところで好きにやってください、と。
これからよほどのアクシデントに見舞われない限りは、
レイディアたちが仕事を終えるまでの間に、
カトレアたちは最短ルートでボスに迫れることでしょう。

ちなみに、ここまでの展開によっては、
レイディアがカトレア側についている可能性もありました
(それでも、子供を殺すことには反対しますが。)。
その条件が満たされていれば、今後の展開は大いに変わっていたことでしょう。
その条件が何かは、彼女の人格の根幹にかかわることなので内緒ですが、
わかっちゃった人もいるかもしれませんね。
カトレアはレイディアとのコミュニケーションが足りなかったので、
それを知らなかったんです。




"ボスの息子"ピニーズ
種族:ダークエルフ 性別:男 年齢:? 出身:ダークエルフ
A:7 B:11 C:11 D:9 E:3 F:3 G:10 H:10
器用度:18(+3) 敏捷度:22(+3) 知 力:20(+3)
筋 力: 6(+1) 生命力:13(+2) 精神力:20(+3)
※副能力値は2回振った中から任意
冒険者レベル:1
技能:シャーマン1、シーフ1、レンジャー1
経験点:?
呪い:クエスト『父親の仕事を手伝え』(魔法強度20)

"斜陽の"オドソフ
種族:人間 性別:男 年齢:? 出身:魔法使い
A:4 B:7 C:5 D:6 E:6 F:11 G:6 H:9
器用度:11(+1) 敏捷度:12(+2) 知 力:11(+1)
筋 力:17(+2) 生命力:17(+2) 精神力:15(+2)
冒険者レベル:5
技能:ファイター5、レンジャー5、ソーサラー1、セージ1
経験点:0



"右腕"ソリッシュ
種族:人間 性別:男 年齢:? 出身:(賢者)
A:10 B:6 C:6 D:10 E:11 F:9 G:9 H:4
器用度:16(+2) 敏捷度:12(+2) 知 力:16(+2)
筋 力:21(+3) 生命力:18(+3) 精神力:13(+2)
※副能力値は2回振った中から任意
冒険者レベル:10
技能:ソーサラー8、シーフ10、レンジャー5、セージ8
経験点:0
アイテム:通話の護符

第16話後編・第4節 へ
第17話冒頭 へ

トップページへ