コーヒーブレイク・第2.5話





息抜きシナリオです。

競技はけいどろ(どろけいともいいます)+魔法(妨害など)・使い魔(レーダーなど)。
缶蹴り要素もありますが、ルールはほとんどけいどろと同じなんですよね。

偶然にも、個々の能力が高い組(無敵のマリア、文武両道のフアナ、元エースのディース、
唯一の回復役オルフ←足も相手チーム全員より速い)と、低い組(鈍足ソーサラーレイディア、
非力なトゥエリ、お馬鹿フィーエル)とに分かれてしまいました。
まあ、レイディア、マリア、フアナが同じ組になるよりかはマシでしたが。
そうなると勝負にすらならないので。

さて、組分けの結果、チームワークが最大のポイントになりました。
追いかける側は、個人技では絶対に勝てませんし。
しかも、どこかでマリア相手に3対1という状況を作らなければいけませんでした。
逆に言えば、マリアが誰かと連携すれば無敵だったわけです。
しかし、マリアがレイディア以外の言うことを聞くはずもなく、逃げる側は個人技任せに。

マリアだけでなく、フアナも強いんですね。
エルフが低いのは筋力と生命力だけですから、
こういうダメージを与えないし受けない競技となると、
シーフ兼ソーサラーのフアナは無敵に近いです。
中途半端に追い込むと、眠らされる危険もありますし。
だから、フアナもちょっとだけ手を抜いています。
それに、消えっぱなしだと、まず見つからなかったんですけどね。
それだと本人もつまらないですし。

他には、使い魔もポイントでした。
特殊ルールによって打撃攻撃されないので、相手にどこまでもついていけるんですよね。
完全に取り付いてしまえば、眠らされる心配もほぼゼロですし。

ただ、罰ゲームは、フアナの予想の斜め上でした。
アリエルの誘惑が自分に効かないのは知っていましたし、
手荒なことはしないと思ってましたから、フアナにとっては予想外といえるでしょう。


第2.5話・第10節 へ
第2話・シナリオメモ へ

トップページへ