狂気 〜怪しく蠢く陰謀の円舞曲〜








G   M:次に、カトレア組の処理に移ります。
      2日目にソリッシュを倒し、マリアの本を使って得た情報により、
      次の襲撃対象の村へと進みます。なお、川があったので、
      カトレアの神官衣に付いた血も、洗い流すことができます。洗いますよね?

カトレア :ははは。後先考えてなかったですよね。洗います。

G   M:元々魔法の服ですし、1日以内に洗ったので、血は取れました。
      途中で野宿し、3日目の昼には襲撃対象の村に着きます。村に入りますか?

カトレア :たまたま旅人が来て、不自然な村じゃないですよね?

G   M:見た感じはそうですね。急に来た馬車が入れる程度の道と繋がってますから。

カトレア :じゃ、ゴーストの皆さんと一緒に入りましょうかねー。

G   M:村に入るということで、ゴーストは、フードを目深に被ります。
      さて、村の様子ですが、中央付近に5台ほどの馬車が停まってますね。
      馬車の前では、若い商人が露店を開いています。

フアナ  :……全部わかった。調子合わせて。

カトレア :はい。皆さんは無言で。

G   M:ゴースト達は頷きます。露店に行きますか?

カトレア :行っていいんですよね?

フアナ  :うん。……もうかりまっか?

商人   :ぼちぼちでんなー。旅の方ですか?

フアナ  :……うん、冒険者……。

商人   :冒険者の方ですか。よかったら見て行ってください。

フアナ  :……見るだけなら。

G   M:露店に並べられているのは、宝石や貴金属が中心です。
      冒険者なら一見してわかりますが、全て本物ですね。
      値段は、ちょっと良心的すぎるんじゃないかといった程度。
      大量生産が確立されていない世界で中古品の売買もままありますから、
      盗品かどうかは全くわかりません。盗まれた当人は別ですが。

マリア  :ずいぶんと阿漕な商売であるのう。

商人   :滅相もございません。できる限りお安くさせて頂いております。

カトレア :ははは。マリアさん、これ、本物ですよ。

マリア  :そうであったな。悪気はない。許せ。

フアナ  :……子供に……わかるわけないから……。

商人   :気にしないでください。エルフのお嬢さん、これなんかいかがですか?

フアナ  :……この前の臨時収入……金貨で貰って、そのままだから……。

カトレア :そうでした。でも、銀貨ほど信用ないですからねー。いやー、参ったなー。

フアナ  :……持ってる金貨……全部出す……。

商人   :おお!

カトレア :軽くしときたいっていうのはあるんですよねー。

フアナ  :(金貨を何枚か握らせて)……宝石入れたらもっともっとあるけど……。

カトレア :値切りの話もしたいんで、一番偉い人に会わせてもらえませんか?

G   M:商人は、荷馬車の中にいた別の人物を呼び出します。
      二言三言会話を交わした後、酒場らしき建物へと走っていきますね。






今回は相手の正体を既に掴んでおり、
センス・ライすら使う必要がなかったことが幸いしました。
顔を隠した4人の連れはやや不審なものの、
育ちの良さそうな子供連れなので疑念は一蹴されます。
実は、フアナの読みは大正解。
賊が村に入り込む目的は、資産や家族構成を調べるだけではなく、
村に立ち寄った商人までターゲットにしていたからなのです。
(レイディアたちと別れた街に放置されていた物色の跡がある馬車も、まさにそれでした。)
相手は商人を呼び寄せる目的を兼ねてましたので、
フアナとカトレアの提案にさしたる疑いを抱くこともなく。
カトレアたちをガードの甘いカモと誤認し、野盗団は動き始めます。






G   M:さて、商人の一団と思われる男が、
      村の中を「休憩だぞー!」と叫び回り始めます。
      実際は、その声を聞いたことによって慌しくなっているわけですが。
      正体を掴んでいれば簡単なことですが、
      その言に反して召集かけてるのは明らかですね。何かしますか?

フアナ  :……きょろきょろするふりで……配置を確認……。

G   M:1人だけですか?

カトレア :任せましょう。

G   M:(ころころ)成功。
      5人が、村の外側に動きました。おそらく、村を囲むつもりです。
      残りの5人は酒場の中ですね。

カトレア :残る10〜20人ほどは、宿でしょうか?

フアナ  :……村の外かも……。

G   M:そして、さっき走って行った男が戻ってきて、露店の商人に何か伝えますね。

商人   :お待たせしました。休憩時間と重なってしまって、申し訳ありません。
      主の準備が整いました。ご案内いたします。

G   M:商人は背を向け、酒場に向かって歩き始めるわけですが、何かしますか?

カトレア :外で囲んでもらえると楽だったんですけどねー。

フアナ  :……酒場の店員が生きてたら……難しい……。

カトレア :向こうは容赦なく使ってきますよねー。こっちは仲間を巻き込めませんが。

フアナ  :……酒場までに、死角……ある?

G   M:普通の村ですから、家の陰で死角になる地点は、思いっきりありますね。
      背を向けているとはいえ緊張状態ですので、
      相手に気付かれずに口を封じるには、不意打ち判定に成功し、かつ、
      1ラウンドで葬る必要はありますが。
      ちなみに、酒場の門はかなり簡素で、開けずにくぐることも可能そうです。

フアナ  :……ポリモルフ……わたしになれ……(ころころ)20。

カトレア :クリップルで口を封じましょうか。(ころころ)19。

G   M:(ころころ)不意打ち判定は、カトレア18対敵が11。
      ぎりぎり不意打ちはできませんが、敏捷度はフアナが上です。
      この男、準幹部で6レベルなんですが、それは両方抵抗できませんね。
      襲われたことは理解しますが、古代語魔法の詠唱が理解できません。
      何か魔法をかけられたことはわかるので、叫ぼうとしますが、
      声になりません。そして、自分の体をまじまじと見る余裕なんて
      あろうはずもないので、自分が、自分を襲った相手と
      同じ姿になっていることなんて、気付きません。
      襲われているのはわかるので、慌ててそのまま酒場に入るしかないですね。
      酒場に入って、敏捷度が馬鹿高くなってるので、
      高速で現場責任者に助けを求めます。
      本来ならカトレアが入ってきてからの予定だったんですが、
      今から殺そうとしていた相手が必死の形相で懐に飛び込んでくれば、
      身の危険を感じます。よく見れば服は元と同じなんですけど、
      そんなこと考える余裕もないですから。
      味方とは気付かず、フォース・イクスプロージョンですね。
      ええと、肉体的な能力は全て使えるって書いてますので、
      シーフ7レベルもコピーしたとして、知力と精神力が変化なしで、
      (ころころ)18対15で抵抗破って、(ころころ)7点通りました。
      残り生命力1点で、死にかけです。
      そして、一般人の酒場の主人も巻き添え。
      一般人が抵抗できる筈もなく(ころころ)19点。
      生命力−9点で生死判定(ころころ)失敗。お亡くなりになりました。
      さて、外の皆さんにもフォース・イクスプロージョンのような
      爆発音が聞こえましたが、入りますか?

カトレア :入ります。

G   M:酒場の中はめちゃめちゃですが、太った商人風の男だけが無傷ですね。
      丁度、彼の仲間と思われる5人が階段を下りてきます。
      男の側には、衝撃波でボロボロのフアナもどきの姿が。
      フアナもどきとしては、助けを求めた上司に急に攻撃されたという
      認識なわけで。背が普段より低くなっているので多少の違和感を感じつつも、
      ブーツに仕込んだダガーを抜きます。精神に枷をはめる魔法は本人の認識が
      基準ですので、過去にかけられていた、組織を裏切れないというギアスの
      強制力は上回りますね。さて、太った商人の風貌から、
      話に聞いていた幹部のサイルであることは明らかです。
      2人目のフアナの乱入には多少驚きますが、
      カトレアが入ってくるのは予想できたので、一応不意打ち判定を。
      (ころころ)最高は、モンスター扱いのマリアの17対サイルの15。
      双方不意打ちはありません。
      陣形は、サイルの部下のうち、4人が前列。
      残り1人はフアナもどきを始末しにかかります。フアナもどきはそれに応戦。
      1ラウンド目の行動宣言は、4人がそちらの前衛に人数割りで攻撃。
      残る1人対フアナもどき。サイルは、カトレアとフアナにクリップルです。
      そちらの陣形は、フアナが前で、カトレアが後ろですね。
      店が狭いため、ゴースト達はまだ中に入れません。
      マリアは前ですか、後ろですか?

マリア  :前に決まっておろう。

G   M:では、行動宣言をどうぞ。

マリア  :中の味方全員に、カウンター・マジックじゃ。

フアナ  :……ブレード・ネット……。

カトレア :クリップルで、ボスの口を封じましょうかねー。

G   M:では、1ラウンド目の処理に入ります。
      ぶっちゃけ能力の調整してないので、全員そちらより遅いんですが。

フアナ  :……ブレード・ネット……(ころころ)17。

G   M:銀色に輝く魔法の網が、サイルに絡みつきます。
      (ころころ)21で抵抗しました。
      でも、この魔法、抵抗してもかなり痛いんですよね。

マリア  :カウンター・マジックじゃ! (ころころ)×3。かかったぞ。

カトレア :クリップル! (ころころ)20です。

G   M:(ころころ)ありゃ、1ゾロ。日頃の行いですね。
      暗黒語の詠唱が途中で途絶え、サイルの祈りは神に通じません。
      そして、魔法を使おうとしたので、ダメージを受けます(ルールブック参照)。
      (ころころ)1点通りました。
      手下の攻撃は、マリアに2回、フアナに2回です。
      攻撃点12、打撃点10(高品質の武器)ですけど、当たるわけないですね。

マリア  :(ころころ)1回1ゾロが出たのじゃが……。

G   M:マリアは魔法以外は1ゾロでも自動的失敗にはなりません。
      が、表記上モンスター同士なので同点は当たりです(ルールブック参照)。
      ダメージは1点だけ通ります。

マリア  :なに、たいした傷ではない。

フアナ  :(ころころ)避けてる。

G   M:次に、フアナもどき対手下。
      フアナもどきは、キャラクターデータ扱いになります。
      元の筋力が12で、武器が6+5のショートソードで防具は服のみ。
      筋力9でシーフ技能だと限界が筋力4のフアナもどきは、
      本来攻撃に−2のペナルティーなんですが、
      器用度が12(+2)→24(+4)なので、ちょうど相殺です。
      フアナの戦闘能力を得たフアナもどきは(ころころ)攻撃を回避。
      フアナもどきの反撃は(ころころ)余裕で当たり。
      ダメージが(ころころ)11で、ただの服なので防御点は
      レベルの割に弱くて、4点通ります。残り生命力が8点。

G   M:2ラウンド目の行動宣言。
      攻撃の回避すらダメージを受けるので(Q&A151ページ参照)、
      できればブレード・ネットを何とかしたいところではあります。
      本来であれば、リムーブ・カースはディスペルの代わりになる
      (Q&A221ページ参照)んですが、
      クリップルで口を封じられて、使えません。
      動かずにダメージをやり過ごそうにも手下の腕には期待できないので、
      前に出てダメージ覚悟で攻撃するしかないでしょう。
      小剣を抜いて、移動攻撃です。回復されるリスクは同じですので、
      対象は一撃で殺せる可能性が高そうなフアナ。
      手下ともどきの行動は同じです。

フアナ  :……ヘイスト、自分に。残り精神力3で、打ち止め。

カトレア :んー。場所を開けて、ゴーストを招き入れましょうか。

マリア  :前の奴を殴るしかないのう。

G   M:2ラウンド目の処理に移ります。

フアナ  :……ヘイスト……(ころころ)18。

G   M:敏捷度が20増加し、合計40になりました。回避力+3です。

マリア  :殴るぞ。(ころころ)また1ゾロじゃ。

G   M:自動的失敗ではないので経験点は増えませんが、ハズレです。
      相手も一応5レベルですから。

マリア  :むぅ……。

カトレア :今こそ復讐を!

G   M:ゴーストが扉から入ってきます。
      興奮して押し合い状態ですので、新たに戦闘に参加できるのは
      1ラウンドに1体ずつです。ゴーストたちが被っていたフードがずれて、
      その下から死者の顔が覗いています。
      敵は全員ゴーストを見たことがあるので、
      乱入してきたのがゴーストだとわかります。

カトレア :あの太った男は生かしておいてくださいね。

G   M:この4体の恨みはほとんどその男が原因ですけど、
      自分たちがカトレアに機会を与えられたことは理解しているので、
      なんとか抑えてはくれます。
      さて、サイルがフアナを攻撃。(ころころ)16−2。

フアナ  :……(ころころ)22……ひらり。

G   M:ブレード・ネットのダメージが(ころころ)15点。5点通ります。

フアナ  :10レベル!?

G   M:手下が、フアナに2人、マリアに2人攻撃します。

フアナ  :……(ころころ)当たるわけない……6ゾロもったいない……。

マリア  :(ころころ)我も1回6ゾロじゃ。むぅ。

G   M:そういえば、フアナもどきはフアナと同時なんですよね。
      まあいいか。今までこっち内部で完結してましたから。
      フアナもどきの攻撃が(ころころ)当たって、(ころころ)5点通し。
      残り生命力が3点。手下の反撃を(ころころ)軽く回避。

G   M:3ラウンド目の行動宣言。
      こちらは基本的に全て同じ。
      まだ真価を見せていないマリアを甘く見て、
      手下の1人がゴーストの相手に移ります。
      行動宣言をどうぞ。ゴーストは応戦です。

マリア  :我を馬鹿にするでない! こうなったら、目の前の奴を殴るしかあるまい。

フアナ  :……この男……死にたがってる……?

G   M:半分正解なんですけどね。
      クリップルで口だけ封じられた時点で、そちらの目的をなぶり殺しと
      断定してますから。口が動かないので舌噛めませんし。

フアナ  :……男を、攻撃……。

G   M:武器はどちらですか? 棍棒の場合は身体強化系の魔法が無効化され、
      ダガーの場合は手加減できません。

フアナ  :……殺しても生き返せるから……ダガーで。

カトレア :では、僕はもう1人招き入れましょう。

G   M:3ラウンド目の処理に移ります。

フアナ  :(ころころ)21。

G   M:まず避けられない数値ですが、一応回避しようとします。
      逆に殺せれば儲けものですし。(ころころ)18−2で、当たりです。

フアナ  :(ころころ)ダメージ12点。

G   M:(ころころ)全部止まります。
      ブレード・ネットが(ころころ)1点通りました。残り生命力9点。
      フアナもどきの攻撃は(ころころ)出目3はさすがにハズレ。

マリア  :(ころころ)当たったぞ。

G   M:ダメージは固定で10点通ります。瀕死ですね。

カトレア :1人ずつ通ってくださいね。1人ずつですよ。

G   M:では、次のラウンドの頭には、ゴーストがもう1体増えます。
      既に入室しているゴーストの攻撃。
      (ころころ)当たって、ダメージが固定で3点。
      サイルの攻撃は(ころころ)出目3ですね。

フアナ  :(ころころ)……23。

G   M:避けました。ブレード・ネットのダメージは
      ラウンドごと(ルールブック参照)なので、
      このラウンドはこれ以上ダメージを受けません。
      続いて、手下がフアナに2回、マリアとゴーストともどきに1回ずつ攻撃。

フアナ  :……(ころころ)1ゾロ以外……当たらないし……。

マリア  :(ころころ)17で避けたぞ。

G   M:手下の攻撃が(ころころ)ゴーストに当たって、固定3点。
      (ころころ)もどきは普通に避けますね。

G   M:4ラウンド目の行動宣言。
      こちらは全部同じです。そちらも同じですね。
      新しく入ったゴーストは、仲間のゴーストを援護します。

マリア  :我は手加減で殴るとしよう。

G   M:では、4ラウンド目の処理に移ります。

フアナ  :(ころころ)……22。

G   M:(ころころ)18−2で当たりです。

フアナ  :(ころころ)13点。

G   M:(ころころ)全部止まります。
      ブレード・ネットのダメージが(ころころ)6ゾロで7点通りました。
      残り生命力2点。日頃の行いが出目に出てますね。
      フアナもどきの攻撃が(ころころ)当たって4点通し。
      手下が倒れて、(ころころ)生死判定は成功。

マリア  :(ころころ)18で当たりじゃ。

G   M:倒れますね。(ころころ)手加減していたので、生きてはいます。

カトレア :では、もう1人招き入れましょうか。

G   M:次のラウンドから、もう1体戦闘に加わります。
      既に入っているゴーストの攻撃は(ころころ)1回ヒットで、3点通し。
      サイルの攻撃は(ころころ)出目4ではどうにもなりませんね。

フアナ  :(ころころ)……25。

G   M:それ、エルダー・ドラゴンの攻撃すらかわせますよね。
      ブレード・ネットのダメージは、次のラウンド以降。
      手下の攻撃は、フアナに2回、ゴーストに1回。

フアナ  :(ころころ)22が2回。

G   M:そんなの当てられません。
      (ころころ)手下のゴーストへの攻撃は、当たりません。
      5ラウンド目の行動宣言。
      フアナの前の手下の1人が、(魔法を封じられていると知らないので)
      サイルを守るべく、マリアを狙います。
      そして、もどきは敵確定のサイルを狙いますね。後は同じ。
      ゴースト3体は協力して同じ相手を狙います。
      マリアは敵より早いので、このラウンドはフリーですが。

マリア  :手加減して、サイルとやらを殴り飛ばすとしよう。

G   M:では、5ラウンド目の処理に移ります。

フアナ  :(ころころ)18。

G   M:(ころころ)16−2。また出目が……。

フアナ  :(ころころ)14点。

G   M:それは(ころころ)4点通って、生命力−2。
      同時に、ブレード・ネットが(ころころ)5点通し。生命力−7。
      生死判定が(ころころ)今更出目9で成功。最悪の結末ですね。
      次の行動順(ていうかフアナと同時)がフアナもどきなんですが、
      攻撃止める義理もないんですよね。
      (ころころ)出目9で当たり。ダメージが(ころころ)ありゃ?
      9で回って(ころころ)10で回って(ころころ)1ゾロで止まりました。
      これ死んじゃいますかね?

フアナ  :……装備重量オーバーだから……回らない……。

G   M:あ、そうですね。じゃ、9の時点で止まって、合計13点。
      倒れても鎧と冒険者レベルは有効なので、鎧が(ころころ)……1ゾロ……。

カトレア :え? ←笑顔のまま固まる

G   M:素通しで生命力−20ですので、6ゾロ以外は死亡ですね。
      (ころころ)出目3。死亡です。
      フアナのダガーで斬られ、刃の網でずたずたになって倒れる途中、
      高速で飛び込んできたエルフのショートソードに心臓を貫かれました。
      明らかに死んでますね。

フアナ  :……計算外……。

カトレア :一般人が1人死んでるから、精神点足りないんですけど……。

G   M:こっちとしても完全に計算外なんですが、ひとまず進めてください。

マリア  :うむ。……しかし、我はすることがないぞ。

カトレア :ちょっと手が止まっちゃいますよね。さすがに。

G   M:ゴーストの攻撃。×3(ころころ)1回当てました。残り3点。
      さて、手下は、マリア、ゴースト、フアナを1回ずつ狙います。
      面倒なのでこっちで振りますね。(ころころ)全員回避です。
      フアナの回避の目、さっきから8以上しか出ませんね。

G   M:6ラウンド目の行動宣言。
      残る手下は3人。でも、段違いに強いサイルがやられちゃった以上、
      後ろから斬られるの覚悟で逃げる以外の選択肢がないんですよね。
      もどきは、仲間(?)が逃げる以上、逃げる以外にありません。
      手下3人ともどきは、手下たちが降りてきた階段を上って逃げようとします。
      ゴーストは後先考えずに追いますね。
      行動宣言をどうぞ。

カトレア :僕を信じて、逃がしてあげてください!

フアナ  :……もう……精神力ガタガタ……。

マリア  :捕まえても惨い殺され方をするだけじゃ。我は関わりとうない。

G   M:では、カトレアの言葉を聞いて、ゴースト達はなんとか抑えます。
      もちろん、どういうつもりかわかりかねるので、詰め寄ってはきますが。

カトレア :まあ見ててください。





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