へんしん彼女 あのこが○○に姿変えたら
フアナ :……実は……手は打ってある……。
フィーエル:どんなっ!?
マリア :今、女がディースの部屋に入ったのう。誰じゃ?
フアナ :……うちのギルドの幹部の情婦に……物凄いイイ女がいて……。
トゥエリ :は?
フアナ :……そいつがディースのこと好きだとしたら……この局面でどう動く?
カトレア :レイディアさんの妨害デスかね? しかし、それが何カ?
フィーエル:あうー。ここに、来てる?
マリア :聡明な我はわかったぞ。ポリモルフか。
フアナ :……正解。ぱちぱちぱち。
フィーエル:あうー。ディースさんに、化けたの?
トゥエリ :違いますよ。その魅力的な女性に……誰がデス?
カトレア :わかりましたよ。しかし、後で呪い解くの僕なんですが。
フアナ :……実は呪いじゃないから……ディスペル連発で消せる。
カトレア :なるほど。足も一緒に治るんですかねー?
フアナ :治らないけど、足が健康な人物に化けている間は……。
カトレア :なるほど。古代語魔法は奥が深いですね。
フアナ :……神信者も、いい魔法持ってる。
フィーエル:わかった! あの女の子だ!
マリア :ほう。フィーエルがトゥエリを破ったか。
フアナ :……大人になる魔法……チャンスをあげた。
トゥエリ :わかりましたヨ。しかし、恐ろしいことを考えますネ……。
フアナ :……ディース……プレイボーイ疑惑……。
フィーエル:でも、そんな魔法の使い方、良くないよ!
フアナ :……対案無き批判は……虚しいだけ……。
フィーエル:あうー。
かくして、エルフの集落の夜は更けていくのでした。
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