コーヒーブレイク・第14話





戦闘シナリオ。

せっかく冒険者なので、一度ドラゴンと戦わせてみたくて作りました。

さて、まずは、強力すぎるマジックアイテムについての弁明を。
本当は、フアナだけ優遇するつもりはなかったんですけどね。
実は、当作品に出てくるオリジナルのマジックアイテムって、
ほとんどはだいぶ前から確定してるんですよ。
それがどこで手に入るかって問題だったんですけど、
カトレアが加入した段階で予定が大幅に狂いました。
本当は別の機会を考えてたんですが、エルフ専用のアイテムなのもあって、
ここで与えないと不自然になってしまったんです。
この後、どういう風に転んでも敵が強すぎるので、
これを持ってないと、生命力の低いフアナが犬死にするんですよね。
そして、他のキャラにアイテムを与えるには、ここでは不自然すぎるという。

あと、フアナの故郷シナリオもやりたかったんですよね。
実は、パーティーメンバーで唯一、家庭環境に目立った問題がないという。
両親存命で、しかも2人ともまともなのに、家を出ちゃってるんですよね。
もちろん、彼女には彼女なりの悩みがあったわけなんですが。

さて、もっと重要な弁明をしないといけませんね。
バランスは間違ってなかったつもりです。
カトレアのクリップルはほぼ確実に効いて、それで一撃ですからね。
つまり、敵が弱すぎるんです。そこで、敵が先攻しやすい環境を作りました。
(ファーランドでバグベアードの体当たりを封じたのと逆の処理ですね。)
そしたら、唯一の回復役であるカトレアが離脱。
狙った以上の結果に「あれ?」とは思いましたが、そのまま進めるしかありませんでした。
これに関しても、シナリオが意地悪とはいえ、キャラクターに非があるとは思います。
いなくなる前に、女の子の動向にちょっと気を配ってさえいれば、
不意打ちは防げましたから。
足が不自由ってことで、思いっきり油断しまくってたんですよね
(一般的に、松葉杖があるということは、それを使えば歩ける可能性も高いんですけど。)。
そして、パーティーは半壊状態のままドラゴンに挑み、あとはご覧の通りです。

レイディアは勝手に動きました。いつか誰かに惚れるとは思ってましたけど、
まさかここでこうなるとは、全く計算外です。
うわついたままカトレアの悲惨な話に突入しないか、かなり心配になってきました。
ラブラブなんとかで敵のボスを倒しちゃったりとか、そういうことがないのを切に祈ります。


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