レイディアとアレげな寮母さん








■3ターン目






G   M:レミィを追ったフアナですが、なぜか追いつけそうで追いつけません。

フアナ  :……追いかける……。

G   M:(ころころ)フアナは、茂みに潜んでいる何者かを発見しました。
      ちなみに、カモフラージュの達成値は10でした。
      (ころころ)フアナは、それとは別に、
      寮母が茂みに潜んでいるのを発見しました。
      達成値6でバレバレなのですが、隠れているつもりのようです。
      漫画でとかよくある、両手で木の枝持って茂みに偽装してるつもりとか、
      そういうレベルの情けない隠れ方です。
      さて、ということは、寮母じゃない方は消去法でランディですね。

フアナ  :……こんなの、速攻でばれるし。

G   M:ランディは、レミィとフアナの間、寮母は、少し外れたコースです。
      このまま進路上に隠れている(つもりの)ランディを通過して進むと、
      ちょうどレミィと寮母とランディに挟まれますけど。

フアナ  :……ランディの前で……ストップ……。

G   M:では、ランディが悲鳴を上げ、あとは敏捷度順です。

ランディ :た、助けてっ!!

レミィ  :おっと、バレちゃったのです。てひひひひ。

ミケー  :だらしないねぇ。←この人が施した偽装がバレた。

レミィ  :てひひひひ。飛んで火にいる夏の虫、なのです。

ミケー  :あー、暇だったぁー。

G   M:1ラウンド目の行動宣言。
      知力は最高のレミィが19でフアナが20なので、風の軍から。
      レミィはきびすを返し、スリープ・クラウドの詠唱を始めます。
      範囲はフアナと、このままだとランディも巻き込まれます。
      ミケーもフアナとの距離を詰めます。
      ランディは、フアナに背を向けて逃げ出します。

フアナ  :……ということは……ランディは将軍じゃない……魔法の範囲は……?

G   M:レミィとミケーは、スリープ・クラウドの範囲内に入ります。

フアナ  :……スリープ・クラウド……。

G   M:では、1ラウンド目の処理に入ります。

レミィ  :ダッシング・クレイジーズです! (ころころ)成功ですっ!

G   M:レミィは行動宣言に反して詠唱を中断。
      高速で駆け抜けつつ、フアナの布を狙います。

フアナ  :……!!?

レミィ  :(ころころ)攻撃は9です。

フアナ  :(ころころ)15で回避。……スリープ・クラウド……14。

ミケー  :(ころころ)こっちも14だよ。なかなかやるねぇ。

フアナ  :……て、抵抗されたっ!?

G   M:ミケーは接敵だけして、敢えて攻撃はせず。
      これで、レミィとミケーがフアナに接敵。
      背を向けて逃げていたランディは、かなり離れました。
      2ラウンド目の行動宣言。
      レミィは片手に杖を持ったまま、フアナの布を奪おうとします。
      ミケーは、フアナがレミィに攻撃すれば、
      その隙にフアナを攻撃しようという構えです。
      ランディは、離れて様子を伺います。

フアナ  :……レミィの布を、奪う……。

レミィ  :(ころころ)ダッシュ成功! (ころころ)攻撃は11です。

フアナ  :……避ける……(ころころ)11っ!

G   M:同時なら−2のペナルティがなくて13で取れてたんですが、
      レミィはおとりに徹したのが災いしました。

フアナ  :……反撃……(ころころ)15。

レミィ  :(ころころ)7です……。

フアナ  :……取った……!

G   M:兵士のレミィが離脱しました。【水:+1点】
      そして、その一瞬の隙を突いて、ミケーが飛び込んできます。

ミケー  :やるねぇ……(ころころ)16。

フアナ  :……避ける(ころころ)11……。

ミケー  :ふぅ。お互い、計算通りってとこかねぇ。

G   M:兵士のフアナが離脱しました。【風:+1点】

ランディ :さすがミケさん!

フアナ  :……わたしは……ドジでノロマな亀……。

ミケー  :そんなことないよ。あの2人であんた倒せりゃ、安い安い。

フアナ  :……できたら勝つつもりだったけど……役目は、果たした。

G   M:ミケーはフアナの手からレミィの布を奪い、レミィに付けます。

レミィ  :ありがとうです。

ミケー  :あんまり無茶しないでほしいもんだけどねぇ。

G   M:兵士のレミィが復活しました。【水:−1点】

フアナ  :……返してもらった布……腕に巻いとく……。

G   M:さて、寮の建物の陰から、レイディアたちが到着します。
      ちょうど、ミケーがレミィに布を付けているところが見えました。
      フアナの布が腕に巻かれているのも見えます。
      フィーエルの視界内に、これといって魔法の反応はありません。
      距離はありますが、お互いの能力がいまひとつ不明です。

レイディア:……ふ……フアナがやられてるっ!!?

トゥエリ :しかし、敵の強さと、将軍が誰かはわかりましたネ。

ディース :ああ。レミィはフアナにやられたってことだから、怖いのは1人だ。

トゥエリ :フアナは、ランディさんは魔法使いじゃないって言ってましたしネ。

G   M:センス・マジックを使っていたフィーエルにわかりますが、
      ミケーとランディには魔法の反応がありません。
      どうやら、発動体を持ってないようです。

フィーエル:あの2人、発動体、持ってない!

ディース :ああ。寮母は魔法使えねーけど、強いぞ。

トゥエリ :フアナが負けるくらいデスからね。

レイディア:フィーエル、まずないと思うけど、階段側の窓、警戒しときなさい。

フィーエル:あう。

G   M:では、1ラウンド目の行動宣言です。
      フアナが脱落したので、知力はレミィの19対レイディアの18。
      水の軍から行動宣言どうぞ。

レイディア:計算できるのは、寮母の強さと、レミィの速さだけか。待機するわ。

フィーエル:あう。警戒。

トゥエリ :寮母を狙いますヨ。

ディース :俺も寮母を狙うぜ。なかなか若いしな。

G   M:レミィはスリープ・クラウドの詠唱。
      ミケーは敏捷度ゼロでディースを攻撃です。ランディは見てるだけ。

レミィ  :(ころころ)ダッシュ失敗ですっ!

G   M:レミィは詠唱を中断してダッシュし、つまづきかけました。何もできません。

ディース :な、何だ!?

レイディア:うまくいけば、行動宣言と違う行動ができるってわけね……。

トゥエリ :(ころころ)10。

ミケー  :(ころころ)10。あー、今のはあぶなかったねぇ!

G   M:ミケーはすんでのところで回避しました。

ディース :おらっ! (ころころ)10。

ミケー  :(ころころ)13だよ。

G   M:こちらは余裕で回避。そして、ディースの布に手を伸ばします。

ミケー  :(ころころ)18。

ディース :何っ!! (ころころ)14。

ミケー  :惜しかったねぇ。

ディース :お、俺が負けた!?

G   M:下級騎士のディースが離脱しました。【風:+3点】

レイディア:ちょ、ちょっとっ!?

G   M:では、2ラウンド目の行動宣言です。

レイディア:レミィが邪魔で、フアナを復活できない。フィーエル、レミィを。

フィーエル:あう! レミィを、攻撃。

レイディア:あいつ、さっきから魔法使ってないから、もしかしたら……。

トゥエリ :この隙を逃せば、寮母を倒せないデス。狙うしかありません。

レイディア:みんな、ごめん。コンシール・セルフ!

ディース :負けちまったもんは仕方ねぇ。レミィのおっぱいの揺れを眺めるぜ。

G   M:では、2ラウンドの処理に入ります。

レミィ  :高難度技、カットアンドダッシュですっ! (ころころ)成功でぇすっ!

G   M:レミィは超変則的なダッシュでトゥエリとミケーの場所をすり抜け、
      後列のレイディアを狙います。ミケーは普通にトゥエリ狙いです。

レミィ  :大将首、もらったです! (ころころ)7です!

レイディア:(ころころ)11で避けた。あぶなっ!!

ミケー  :これで終わりだよっ。(ころころ)16。

トゥエリ :(ころころ)11デス。

ミケー  :残念だったねぇ。

G   M:上級騎士のトゥエリが離脱しました。【風:+5点】
      そして、レイディアの詠唱が完成します。

レイディア:コンシール・セルフ! (ころころ)15。

G   M:では、レイディアの姿が消えました。彼女が発する物音も聞こえません。

フィーエル:あう。(ころころ)10。

レミィ  :(ころころ)10なのですっ。ぎりぎり避けたのです!

G   M:では、3ラウンド目の行動宣言です。

フィーエル:あ、あうー。レミィに、攻撃。

G   M:レミィとミケーはフィーエルに攻撃です。

レミィ  :いくですっ! (ころころ)8。

フィーエル:あう。(ころころ)12。よけた。

ミケー  :いくよっ! (ころころ)19。

フィーエル:(ころころ)12。よけた?

ミケー  :またつまんないものを取ってしまったみたいだねぇ……。

G   M:副官のフィーエルが離脱しました。【風:+10点】






■4ターン目






G   M:コンシール・セルフで完全に透明になったレイディアは、
      姿を消したまま、裏庭のギャラリー席へと落ち延びます。

レイディア:(@透明)(いくらなんでも計算外だ……寮母、強すぎだろ……。)

ディケイ :寮母、強かったよな。

マッコイ :ああ。さすがは寮内最強の女。あのローディスの師匠なだけあるぜ。

レイディア:(@透明)(ローディスの師匠かよ!? ていうか、先に言えよ!)

ディケイ :あまりの暇さに学生を弟子にとるとは、5階の守衛も凄いな。

マッコイ :ああ。暇だからってこんなのに参加するくらいだからな。

レイディア:(@透明)(そんなに暇なのかよ!? ていうか、仕事投げるなよ!)

ディケイ :あとは、レイディアさんの行方次第だよなー。

マッコイ :案外、近くにいたりしてな。

レイディア:(@透明)(いるんだよ!)

ディケイ :レイディアさん、かわいいよなー。

レイディア:(@透明)(当たり前のこと言ってないで、もっと役に立つ情報話しなさいよ。)

マッコイ :せめて、レイディアさんの靴下とか、欲しいよなー。

レイディア:(@透明)(なんでだよ!!?)






G   M:時間を少しさかのぼって、風の軍。

ランディ :さすがミケさん。

ミケー  :レミィ、センス・マジックは?

レミィ  :精神力切れです。申し訳ないです。

ミケー  :あの詠唱はコンシール・セルフだったねぇ。こりゃ厄介だ……。

ランディ :コンシール・セルフ?

レミィ  :姿だけでなく、音もにおいも完全に消す魔法なのです。

ミケー  :あたしらがここを離れると、レイディアが戻ってくるかもしれないねぇ。

ランディ :こいつらを復活させたら、あぶないよねー。

レミィ  :ここにとどまるですか?

ミケー  :ひとまず、ルコとリリーを復活させるよ。

レミィ  :私がひとっ走り行ってくるのです。

ミケー  :いや、将軍の私じゃないと、無理なんだよねぇ。

レミィ  :あ、そうだったのです。

ランディ :でも、何人かはここに残ってもらわないと。

ミケー  :行くのは、私1人で充分だよ。

ランディ :ミケさんがやられたら、俺ら全滅なんだけど。

レミィ  :他が好戦的なら、最初に1階でばったりしてるです。

ミケー  :私もそう思うねぇ。半分賭けだけどさぁ。

ランディ :でも、こいつらに復活されでもしたら。

レミィ  :センス・マジックがないと、コンシール・セルフは破れないのです。

ランディ :魔法使いが必要ってことだよね。うーん。

ミケー  :じゃ、頼んだよ。






ミケーは、走ってルコの元へ。
ミケーの読み通り、敵との遭遇はありませんでした。
ルコを復活させて、すぐに戻ります。






G   M:上級騎士のルコが復活しました。【水:−5点】

ランディ :心配したよー、ミケさん。

ミケー  :はいはい。ありがと。

ルコ   :さっきミケーさんにも言ったけど、リリーは反則負けになったから。

レミィ  :リリーの声、私にも聞こえたのです。

ミケー  :てか、裏庭まで聞こえたんだけどさぁ。

ランディ :1人欠けちゃったねー。

レミィ  :(最初から役に立たないのも約1人いるですが。)

ミケー  :さて、これからどうするかねぇ?

レミィ  :私たち、これからみんなに狙われるのです。

ランディ :なんで?

レミィ  :得点です。今現在、レイディアが22点、私たちが19点です。

ランディ :だったら、狙われるのはレイディアじゃないか?

ルコ   :わかりやすく説明しなさいよ。

ランディ :人のこと言えないけど、言葉遣いには気をつけた方がいいんじゃない?

ルコ   :すみません。でも、レミィに言ったんです。

ランディ :あっ! (やっちゃった!)

レミィ  :そうです。私の方が年も若いですし、後輩なのです!

ミケー  :口が滑るのと同じで、手が滑ることもあるけどねぇ。

ランディ :い、いや、みんな仲良くって意味だよ、もちろん!

ルコ   :? とにかく、説明してちょうだい。

レミィ  :地の軍と氷の軍は、点数が足りないです。

ランディ :待てよ。残りの2軍がもう片方を全滅させたら、19点だろ?

ルコ   :レイディアと3点しか違わないじゃない。

ミケー  :うちともう片方を潰せば、35点だけどねぇ。

レミィ  :でも、それはないです。なぜなら……。

ミケー  :残りの2つは、潰しあわない。

レミィ  :そうです。残りの2つのチームは、お互いの強さを知ってるです。

ランディ :時間切れまでお互い避けるってこと?

ルコ   :時間切れになったらレイディアが勝っちゃうんだけど。

レミィ  :まず、無事な1チームをどれか全滅させれば、19点です。

ミケー  :うちは16点しか残ってないしねぇ。

ルコ   :だから、それでもレイディアが勝っちゃうんだけど。

ランディ :ロタールかキルシュがもう片方と戦わずに、22点越しは無理でしょ。

ミケー  :斥候が単独行動するとしても、点数の高い役はさせないだろうからねぇ。

レミィ  :言い方を変えるです。例えば、地の軍が次に戦うとしたら、どの軍ですか?

ランディ :そりゃあ、比較的弱そうなとこだよね。

ルコ   :ミケーさんの強さが未知数なのが、災いしましたね。

ミケー  :そりゃ、うちが狙われるねぇ。あ、ウィットは私が相手するから。

レミィ  :そう。私たちが狙われるのです。

ルコ   :でも、いつか地と氷が戦うなら、先にこっちには来ないんじゃないの?

ランディ :そりゃそうだ。強い相手とは、余力のある状態で戦いたいからねー。

レミィ  :それでも、まず間違いなく、こっちに来るです。

ルコ   :どういうことよ!?

レミィ  :順に説明するです。例えば、地の軍がうちを全滅させれば16点です。

ルコ   :まだレイディアが勝っちゃうじゃないのよ。

ランディ :わかった。その後、レイディアを見つけちゃうんだ。これで16対0。

レミィ  :それでもいいですが、わざと泳がせれば、得点源が復活するです。

ルコ   :!!

ランディ :……僕らが持ってる水の得点が、復活させた奴らに。なるほどねー。

レミィ  :さらに、全員復活は面倒ですから、この場所を確保する必要があるのです。

ミケー  :……へぇ……よくできたパズルだねぇ。

ルコ   :筋は通ってるけど、本当にそうなるの?

レミィ  :敵を誰か2人倒すなら、どっちがマシかという問題です。

ミケー  :2人倒せば、最低1点にはなるからねぇ。

ランディ :そうか。一度はやられた奴数人と、チーム全体が強い奴ら全員ってことかー。

ミケー  :点数を20点以上にすれば、あとは消えて逃げ切ればいいからねぇ。

レミィ  :そうです。自分以外のチームが2チーム以下になれば、それで勝てるです。

ランディ :それくらいわかるよ。残りのチームだと、19点にしかならないんだよね。

ルコ   :最悪、レイディアにまた逃げられても、23点確保してればいいわけですね。

レミィ  :つまり、私たちとこの場所には、16点以上のうまみがあるわけです。

ルコ   :それで、うちは足がかりの16点のために狙われるわけね。

レミィ  :そこを、ミケーさんの強さでカウンターするわけです。

ランディ :ミケさんは強いからねー。

レミィ  :将軍が消えられない以上、カウンターが最大の策なのです。

ルコ   :それより、まず、レイディア叩きませんか?

ミケー  :そうだ。ルコが帰ってきてくれたから、センス・マジックが使えるねぇ。

レミィ  :そうです。コンシール・セルフも見つけられるのです。

ミケー  :たしかに、レイディアを見つけ出せれば、楽勝だねぇ。

ルコ   :やっちゃいましょうよ!!

レミィ  :レイディアをやっちゃっても、点数は増えないのです。

ランディ :他が勝手に襲ってくるんなら、3点なんてすぐ入るしねっ。

ミケー  :やっちゃえば、ここにとどまる必要もないんだけどねぇ。

レミィ  :でも、視界内に隠れてる可能性は、ほとんどゼロです。

ミケー  :ま、そうだろうねぇ。

ルコ   :復活狙いであの人ごみに紛れたか、時間切れ狙いで建物に入ったか。

ランディ :俺らがいる限り、復活は無理だよねー。

レミィ  :私たちが負けても、ここに陣取り続ける人がいる可能性は大きいです。

ルコ   :駄目で元々で、探してみてもいいですか?

レミィ  :駄目です。リリーがいない今、魔法を使えるのはルコだけです。

ルコ   :くっ……意外なところで響くわね。

レミィ  :一緒にいるなら、止めてほしかったです。

ルコ   :先に逃げた人に言われたくないんだけど。

レミィ  :元々、そういう方向の作戦だったのです。

ルコ   :(無視して)私ら、戦力的に弱いですからね。ミケーさん以外は。

ランディ :お、俺のせいじゃないよっ!?

ミケー  :(あんたのせいだと思うけどねぇ。)

レミィ  :(お前のせいなのです。)

ルコ   :(お前のせいだよ、クズ。死ね。)

レミィ  :こうなった以上、ミケーさんに罠を仕掛けてもらうのも危ないのです。

ランディ :でも、普通、俺が将軍だと思うっしょ?

ルコ   :私やレミィが復活したところを、階段の窓から見られてた可能性があります。

ランディ :そ、そうか……。

ミケー  :結局、仕掛けてくるの待ちかねぇ。

ルコ   :誘い込んでミケーさんが倒す以外に、有効な戦術がありませんからね。

レミィ  :ここは我慢なのです。どれか1軍全滅させれば、裏技が使えるのです。

ルコ   :裏技?

ミケー  :よくもまあ、次から次に作戦が出てくるねぇ。

ランディ :さすがはしょーぐんのむ……げぼっ!!

レミィ  :(超高速の蹴りを放ち終え)悪は滅びたのです。

ルコ   :ちょ、ちょっとっ!!? ランディさん蹴ったらまずいでしょ!!!

レミィ  :足が滑ったのです。

ミケー  :あ、今の事故だから。そうだよねぇ?

ランディ :……はい、事故です。

ルコ   :(小声で)…………ど、どんな弱み握られてるんですか……!?






G   M:では、開始から2時間が経過し、
      交戦中の軍もないので、途中経過が発表されます。






退場したリリーのラウドボイスにより、途中経過が発表されました。
水の軍が火の軍を全滅させ、19点。
水の軍が離脱させたリリーが退場となり、3点は固定されたまま。合計22点。
風の軍が水の軍4人を離脱させ、19点。
(つまり、将軍だけが落ち延びていることは明らかです。)
他の軍は0点。





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