おしえて! フアナ先生








■第10戦







G   M:「どこで」の出目は3。「ディースの触れられる範囲で」

G   M:「どんな格好で」の出目は5。「白目をむきつつ全裸で」

G   M:「誰と」の出目は6。「レイディアとフアナと」

G   M:「何をした」の出目は1。「肩をもんだ」

G   M:「誰が」の出目は5。「ディースが」






・ディースが、ディースの触れられる範囲で、白目をむきつつ全裸で、
レイディアとフアナと、肩をもんだ。






→ディースが、白目をむきつつ全裸で、レイディアとフアナと、肩をもんだ。







レイディア:ふん。私は拒否しないから。先に拒否して服を減らすといいわ。

フアナ  :……様子見……。

ディース :対象はレイディアに指定するぜ。

レイディア:何言ってんのよ! 私も一緒にやるのよ!

ディース :へへっ。自分の肩をもむことはできるよな?

レイディア:あ……ちくしょう……!

ディース :で、お前は、白目を剥いた全裸の男に肩もまれてーの?

レイディア:セクハラだろ!!!

トゥエリ :そもそも、この世界にそんな概念ないデスよ。

ディース :んー? 最初から100%自分の意思でやってんだろ? 逃げんの?

レイディア:逃げないわよ! 拒否するだけよ!

ディース :あぶねー。予想通りだけど、助かった。俺は拒否しねー。

フアナ  :……拒否……しない……。

トゥエリ :対象が拒否すれば、どのみち不可能デスからね。

オルフ  :しかし、レイディア君は、これ以上脱ぐことはできませんよね。

ディース :大丈夫だって。イラストになったら海苔入るから。

トゥエリ :そもそも、イラストが入る予定がないデスよ。

G   M:昔は海苔無し全裸もありましたしね。

ディース :大丈夫大丈夫。遊■の漫画みたいなもんだって。

トゥエリ :……?

フアナ  :……脱ぐとき男に見えないように……手伝おうか……?

レイディア:お願いするわ。フアナ、来て。

フアナ  :……アイアイサー……。

トゥエリ :……あい、あい?

フィーエル:あう。あいあいがさー!

オルフ  :おそらく違うと思いますが……。

レイディア:ディース、あんたの部屋借りるからね!







レイディアとフアナは、2階のディースが泊まっている部屋に行きました。
レイディアは、自分の判断により、下着(上・一枚目)・下着(上・二枚目)・
下着(下)を脱ぎます。
残りは、上着とスカートのみになりました。
その後、フアナとレイディアは帰ってきました。







トゥエリ :何も変わってないように見えますガ。

ディース :今からここで脱ぐってか!!!?

フィーエル:あうー。歩き方、全然違う。

レイディア:(赤面しながら)!!!?

フアナ  :……脱いだのは……確認したから……。

ディース :おいおい。マジかよ。

フアナ  :……マジマジ……。

ディース :…………ど、どんなプレイだよ……。

フアナ  :……お前が……ドン引きするな……。

オルフ  :フアナ君がツッコミを入れましたね。

トゥエリ :そうデスね。珍しいことに。

レイディア:でも、私以外が先に負ける確率のが高いわ。

トゥエリ :確かにそうデスね。

オルフ  :(ふむ。確かに、他の5人の負ける確率を合計すればそうなりますが……。)

ディース :「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」ってか。

トゥエリ :パンツがないから恥ずかしいんだと思いますガ。

オルフ  :ふむ。実に的確なツッコミですね。

レイディア:……。

フアナ  :……。

レイディア:逃げたいんなら逃げていいわよ。(逃げて、お願い!)

ディース :……寮男子三つの誓いッ……!!

トゥエリ :あーあ……。

レイディア:

ディース :へっ。ここで引いたら男じゃねーよ!

レイディア:ふん。望むところよ。(逃げなさいよ!)

トゥエリ :大丈夫デスか?

レイディア:大丈夫よ。死ぬ気でスカート押えとくから。

フアナ  :(ナイフを見せながら)……無理やりめくったら……ハラワタえぐるから……。

ディース :ひ、ひぃぃぃっ!

オルフ  :(笑顔で)これは、穏やかではないですね。

トゥエリ :めくらないデスから、大丈夫デスよね?

フィーエル:あう!

ディース :(ちぇっ。「手が滑ったぁー!」は使えねーのか……。)

フアナ  :……。

ディース :レイディア。

レイディア:な、何よっ!?

ディース :お前の嘘、俺がホントにしてやるよ。

レイディア:えっ!?

ディース :だから、逃げんなよ。俺を信じろ!

レイディア:……。←ちょっとドキッとした

トゥエリ :かっこよく聞こえても、言ってることは最低デスからね。

オルフ  :要するに、今は脱げということですからね。






■第11戦







G   M:第11戦。「どこで」の出目は1。「ここで」

G   M:「どんな格好で」の出目は6。「鼻眼鏡を装着して」

G   M:「誰と」の出目は5。「レイディアさんと」

レイディア:待てよぉっ!! この格好で何もできねーだろーがっ!!

G   M:「何をした」の出目は3。
      「聴衆の疑問に全て答えつつ、自分の恋愛体験を語った。」

G   M:「誰が」の出目は6。「フィーエルが」







・フィーエルが、ここで、鼻眼鏡を装着して、レイディアさんと、
聴衆の疑問に全て答えつつ、自分の恋愛体験を語った。







フィーエル:あうー。れんあいたいけん?

ディース :好きな奴ってことだよ。

フィーエル:ぼく、ママが、好き。

レイディア:お、お前は……。

ディース :それは恋愛じゃねーな。

オルフ  :他には?

フィーエル:あうー。いいたくない。

ディース :アウトだな。3枚脱げ。(まさか、噂通りに女だったりしねーだろ。)

レイディア:これで残り0枚でしょ。助かったぁ……。

フアナ  :……油断したレイディアが手を離した瞬間、スカートがめくれ上がり……。

レイディア:めくれてないから!!! 勝手に変なナレーション入れないでよぉっ!!







フィーエルは、自分の判断により、下着(上)、ズボン、鼻眼鏡を外しました。
残りはパンツ1枚です。もちろん、フィーエルは男性でした。







フィーエル:あうー。残り1枚ー。

フアナ  :(想定の範囲外っ! こいつ、わたしより賢い!!!?)

ディース :……そっ、その手があったかっ……!

オルフ  :確かに、あれ以来つけっぱなしでいましたよね……。

トゥエリ :誰もツッコミ入れないので放置していたんデスが。

レイディア:黙ってパンツ脱いどけよ!

フィーエル:(パンツに手をかけながら)うん。わかった。

オルフ  :なるほど。敢えてここで脱ぐというわけですね。

ディース :おっととっと。さすがに止めるぜ。お前のパンツは俺らの希望だ!

フアナ  :……脱いでも、いーじゃん……。(だって、イケメンだし。)

レイディア:そうよ。脱ぎなさいよ! (ここで脱がさなかったらマジ負けそうだし!)

トゥエリ :さっきから、凄い会話デスね。

ディース :おっと、ルールにない脱ぎは認めねーぜ。

オルフ  :そうですね。それを認めてしまうのは無粋というものでしょう。

レイディア:ちっ……とにかく、あの馬鹿はあと一撃で倒せるわ。

フアナ  :……アレを脱がせば……終了……。

ディース :やらせはせん! やらせはせんぞぉ!






■第12戦







G   M:第12戦。「どこで」の出目は2。「レイディアの部屋で」。

G   M:「どんな格好で」の出目は6。「鼻眼鏡を装着して」。

ディース :鼻眼鏡、大活躍だな。

G   M:「誰と」の出目は1。「「誰が」で指定されている中から任意で選んだ自分以外の男性と」

トゥエリ :これも女性の仕業デスね。

G   M:「何をした」の出目は2。「ほっぺにちゅーしあった」。

レイディア:おい! 待てよ! さっきからエロいの書いてる奴、誰だよ!?

フアナ  :……動かない方が……。

レイディア:……うぁなあぅにッ! ←慌てて姿勢を戻す

G   M:「誰が」の出目は6。「フィーエルが」

フィーエル:あう?






・フィーエルが、レイディアの部屋で、鼻眼鏡を装着して、
「誰が」で指定されている中から任意で選んだ自分以外の男性と、
ほっぺにちゅーしあった。







レイディア:あははははははははははは!

フアナ  :………………!!!←顔を隠して大爆笑。

トゥエリ :まさかフアナが爆笑するとは。

フィーエル:あうー。

オルフ  :フィーエル君は、誰を選びますか?

レイディア:あー、無理無理。部屋の鍵開ける合言葉、私しか知らないから。

トゥエリ :フィーエルを脱がして、負けにする気デスね。

レイディア:人聞きの悪いこと言わないでよ。私、この格好で動けないし。不可抗力よ。

フィーエル:あう。合言葉、さっき、覚えた。

レイディア:!?

フィーエル:一つ目の扉が……。

レイディア:言うなー!!

フィーエル:あうー。じゃあ、言わない。

レイディア:やられた……馬鹿だと思って油断してたわ。

トゥエリ :レイディアさんは油断しすぎデスよ。

ディース :これで、アンロックして、同じ合言葉でロックすりゃフリーパスだな。

オルフ  :はっはっはっ。ディース君は手馴れすぎていますね。

フアナ  :(これを理解するか! こいつも、魔法に詳しい……。)

ディース :(頭をかきながら)そっか?

トゥエリ :ほめてないデスよ、多分。

レイディア:帰ったらすぐに別の合言葉で魔法かけなおすから!

フィーエル:あうー。合言葉、わかったら、別の人、かけなおす必要、ないよ。

ディース :時間差だよ。時間差。

フィーエル:

トゥエリ :というと?

ディース :へっへっ。教えねー。

トゥエリ :

オルフ  :話を戻しましょう。フィーエル君、相手は誰がいいですか?

フィーエル:サイコロ、決める。

ディース :わかった。お前が振れ。

フィーエル:うん。

G   M:GMが解説します。確率6分の1ですので、番号で適当に割り振ります。
      サイコロを振って……(ころころ)レイディアは振りなおし、
      (ころころ)レイディアは振りなおし、(ころころ)フアナは振りなおし、
      (ころころ)レイディアは振りなおし、(ころころ)オルフ。

オルフ  :なんということでしょう。

レイディア:そこの馬鹿、お前、実は女好きだろ。

フィーエル:あうー。……なんのこと?

レイディア:ていうか、部屋は勘弁して。私、本気で一緒に行けないし。

フアナ  :……露出プレイ……。

ディース :つーかさ、お前が行く必要ねーだろ。

トゥエリ :勝手に部屋に入られるのが嫌なんだと思いますガ。

ディース :今更そんなこと言われてもよ……。

フアナ  :(上目遣いで)……わたしからも、お願い……。

ディース :……仕方ねーな。フィーエルとオルフがいいんなら、ここで。

フィーエル:あう。いいよ。

オルフ  :仕方ありません。






かくして、鼻眼鏡の美少年と、おっさんのほっぺにちゅーは、あっさり終わりました。







ディース :微妙だな。

フアナ  :……同感……。

トゥエリ :案外あっさりしてましたネ。

レイディア:もうちょっと恥らってもらわなきゃ、面白くないわね。

フィーエル:あうー?

オルフ  :この程度は最初から覚悟していますから。

トゥエリ :(この人、妙に慣れてますよね。)

レイディア:とっとといくわよ!






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