バトルのチュートリアル−26
G M:チュートリアルはいかがだったでしょうか?
ゆうすけ :いかがだったでしょうか、じゃない!
どこの世界に負けて終わるお手本があるんだよっ!?
G M:みんな、肝心なところで出目が悪すぎ。
やだしまいは確かに強すぎる敵といえばそうなんですが、
三位一体という性質上、1人倒してしまえばもうガタガタになります。
具体的には、連携技の発動率が酷いことになるんですよね。
彼女たちはアホで、後列に下がるべきターンに前列にいることもありましたし、
その油断に乗じ切れなかったのはまずかったでしょう。
あと、確率的に仕方ないんですが、戦闘タイプの敵を前にして、
ゆうすけの回復技が発動しなかったのは痛かったです。
ゆうすけ :それは悪かったと思う。
ケン :役に立たねー奴っているよなー。
G M:ケンはせっかく遠距離属性の攻撃があって、自身が前列にいる限りは
後列の傷ついた敵を攻撃できるのに、早めに下がりすぎです。
ケン :ま、その辺は人生色々ってことで。
ふう :(小声で)……裏切り者……。
G M:アキラは、やだしまい戦で出目が悪すぎ。
敵が油断して前列に残ってるところに、ダメージの多いミョルニルが当たれば
一気に総崩れになってたんですけど。
アキラ :……すまない。 ←何かのマネをしているらしい
G M:全体的に、チームワークが悪いところから崩れていきましたね。
2人ほど裏切っちゃいましたし。
ケン :オ、オレははるひさんについてっただけっすよ!
はるひ :人のせいみたいに言わないでくださる!?
G M:仕方ないとはいえ、キンダイチ戦でケンが二の足を踏んだのもまずかったですね。
とはいえ、はるひはどっちにもつかなかったので、どっこいといえばどっこい。
で、3対1でのダメージの期待値を計算すると、出目10〜12の場合、
平均ダメージはそこに割り振った経験値を6で割ることになるから、
1人あたり、150÷6=25。それが3人で、75
2ターン目は命中率が6分の1になるので、75÷6=12.5
合計87.5、平均ですらそれです。
敵のHPは80だから、期待値通りの目が出ただけで倒しきれてたんですよね。
いくら切り札を隠し持っていようと、3対1でサンドバック状態だとそんなもんです。
ところが、アキラ以外の出目が酷くて、ダメージが全然ダメだったんですよね。
ゆうすけ :それも悪かったと思ってる。
ふう :……ごめん。
ケン :オ、オレは悪くないっすよ?
ふう :……。
G M:あとは、武器の相性と、戦闘特技とか……重要なのは、リーダー補正ですね。
はるひ :……リーダーほせい、ですの?
G M:全ての園児は、主役になることによって、独自の様々な力を発揮できます。
自信はパワーの源なわけですね。
ふう :……鶏口となるとも……牛後となるなかれ……。
はるひ :……けいこうとう……ですの?
ゆうすけ :ていうか、難しい言葉知ってるな!
アキラ :……。 ←無言で、「おれはしってたぞ」という風を装う。
G M:リーダー補正の内容は、園児によって決まってます。
キンダイチのように、仲間全体に効力を及ぼすタイプや、
やだしまいのように、特定の仲間に影響を及ぼすタイプなど、様々なものがあります。
キンダイチの場合は非力さ、やだしまいの場合は回復能力の不備という
弱点を補う働きをしていたわけですね。
もちろん、長所をさらに伸ばすタイプのリーダー補正も存在します。
登録に経験値を消費しないので、破格の能力といえるでしょう。
戦闘系の戦闘特技と違って、対応する弱点がついてたりということもありませんし。
はるひ :いっぽうてきに使われるのは、なっとくいきませんわ!
ケン :そうっすよー、勘弁してくださいよー。
G M:リーダーが決まってなかったですからね。
リーダー並存状態ならともかく、単なる烏合の衆でしたから。
アキラ :……。
ケン :アキラさん、一緒に世界を統一しやしょう!
ふう :……ボスが必要、ってことだよね……。
ゆうすけ :やるしかない、のか……。
はるひ :おーっほっほっほっ! わたしのでばんですわね!
ふう :……。
G M:その続きは、明日再スタートの本編でお願いします。
はるひがルール公布前に勝手に出歩かなかった世界になってますので、
ひまわり幼稚園の内部で、存分にバトルしちゃってください。
各幼稚園の代表決定は、推薦、押し付け合い、くじ引きなど、
幼稚園によって様々ですが、ひまわり幼稚園はバトルになりそうです。
で、誰でもいいから統一しちゃったとして、
最初の敵は、隣接するみどり幼稚園、さくら幼稚園、
あやめ幼稚園、あじさい幼稚園、ふじ幼稚園のどれかです。
それでは、皆さんの活躍に期待してます!
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