第1話・第7節・タイトル未定





G   M:ゆうすけとケンの戦いは、5ターン目まで終了。
      残りHPは、ゆうすけが48、ケンが19です。
      せっかくなので、ゆうすけはサイコロ1個ずつ出目コールを。
      ゆうすけは左手を前に出し、距離を詰めながら一撃必殺を狙います。

ケン   :くそっ、ハメやがったな!? (ころころ)惜しい!

ゆうすけ :(ころころ)6・4。

ケン   :び、びびらせやがって! (ころころ)9! ダメージ(ころころ)4だぜっ!

G   M:ケンのけん玉がゆうすけを捉え、ゆうすけの残りHPは44。
      ケンは4のHPを回復し、残りHPは23です。

ゆうすけ :(ころころ)2・2。

ケン   :(ころころ)7かよ。

ゆうすけ :(ころころ)1・4。

ケン   :へっ、そうそう当たってたまるかよ! (ころころ)惜しいっ!

ゆうすけ :(ころころ)5・4。

ケン   :(ころころ)10だぜ! (ころころ)ダメージ3!

G   M:ゆうすけの一撃に細心の注意を払いつつ、ケンはゆうすけのHPを削っていきます。
      ゆうすけの残りHPは41、ケンの残りHPは26です。

ゆうすけ :(ころころ)5・1。

ケン   :(ころころ)6……。

ゆうすけ :(ころころ)3・6。

ケン   :(ころころ)3かよ、くそっ!

ゆうすけ :(ころころ)6・5!?

G   M:ケンの一瞬の隙を見逃さずに突きを放ったゆうすけでしたが、
      身体能力に勝るケンは、体をひねって避けきります。

ケン   :あぶねー! (ころころ)っしゃあ6ゾロ!

G   M:カウンターで、ケンの6ゾロ技「ウメトラハニー」が発動!
      玉をまともに当て、なおかつ広めに距離を取ることができます。
      ダメージは2D+2です。どうぞ。

ケン   :へっへっ。(ころころ)ピンゾロって……そんなバカなっ!?

G   M:カウンターで玉が当たる寸前、ゆうすけは横に飛んで大ダメージだけは避けます。
      とはいえ、大振り技ではないので基準の+2のダメージは残って、追加効果も有効です。
      ゆうすけのHPは39、ケンのHPは28です。

ゆうすけ :(ころころ)4・4。

G   M:大技の応酬を見せた2人は、少し距離を取ります。
      ここまで、13ターン目が終了。

ケン   :(ころころ)7かよ、くそっ!

ゆうすけ :(ころころ)2・5。……もっと近づいてもいいんだぞ?

ケン   :調子乗ってんじゃねーよ! (ころころ)3! くそーっ!

ゆうすけ :(ころころ)4・2。

ケン   :(ころころ)オレも同じ出目かよ!

ゆうすけ :(ころころ)4・1。

ケン   :(ころころ)5ゾロで、ダメージ(ころころ)5!

G   M:ケンのけん玉が、かなり強く当たります。
      残りHPは、ゆうすけが34、ケンが33です。
      お互い、互角の戦いなのがわかります。
      期待値的には36ターンに2回当たる計算なんですが、
      確率的に低すぎて、ずれることもままあるんですよね。
      しかも、先程の戦いを見てもわかるように、30ターンもはまず持ちませんし。

ゆうすけ :(ころころ)4・1。さっきと同じか……。

ケン   :(ころころ)9! ヒャッハー! (ころころ)ダメージ、1かよ!?

G   M:寸前で素早くかわされ、ダメージがありません。

ゆうすけ :(ころころ)6・3。

ケン   :(ころころ)惜しい!

ゆうすけ :(ころころ)3・2。

ケン   :(ころころ)10だぜ! ダメージ(ころころ)5!

G   M:ケンのけん玉が、距離を詰めようとしたゆうすけを捉えます。
      ゆうすけに5のダメージを与え、残りHPはゆうすけが29、ケンが38です。
      もう少し回復すれば、ケンはあと1撃耐えうるラインまで到達します。
      それに、12D+2だと、出目数値の平均が少し悪目の3で、38点ギリギリのラインですし。

ゆうすけ :(ころころ)3・1。

G   M:ここまで、20ターンが経過。
      30ターン戦いきると双方疲労がたまってきて、ケンといえども、
      食らえばまず一撃というところまで追いやられるでしょう。
      長引けば、元々回復手段の無いゆうすけがやや有利になります。
      元々回復できない以上、残りHPにもよりますけど。。
      とはいえ、残りHP29で10ターン耐え切れるかすら微妙ではありますが……。

ケン   :(ころころ)ちっ、7かよ。

ゆうすけ :(ころころ)また3・1か……。

ケン   :(ころころ)6かよっ。

ゆうすけ :(ころころ)2・4。

ケン   :(ころころ)全然ダメじゃねーか!

ゆうすけ :(ころころ)4・3。

ケン   :(ころころ)くそっ!

ゆうすけ :(ころころ)6・4。

ケン   :ビビらせんじゃねー! (ころころ)7っ……!

ゆうすけ :(ころころ)3・5。

ケン   :(ころころ)3じゃ無理だな。

ゆうすけ :(ころころ)1・4。

ケン   :(ころころ)7っ!

ゆうすけ :(ころころ)6・6……来たっ!

ケン   :しまっ……!

G   M:一気に距離を詰めたゆうすけは、射程内に入ったケンを狙い、渾身の突きを放ちます!
      ただ、38点は非常に微妙なラインです。50もある期待値を下回ってもいいのですが、
      大幅に下回るとダメですし、下回ることもありうるというラインです。
      期待を込めて、ダメージどうぞ。

ゆうすけ :(ころころ)2・6・5・6・6・4・4・1・4・6・1・6、どうだっ!?

G   M:出目1は無効ですので、回さなくても合計49点。
      1対1なので、殺す気がなければ、回すメリットはありません。

ゆうすけ :止めるに決まってんだろ!!

G   M:ゆうすけのプラスチックソードの突きが、ケンのみぞおちにまともに当たります。
      ケンは、攻撃が当たった後、ゆうすけが突ききらず、剣を落とすのすら覚悟して、
      右手を開いて衝撃を殺したのに気付きました。
      戦いを見守っていたふうも、剣を失ったゆうすけが慌てないのを見て、
      ケンを傷つけすぎないように、わざと武器を落としたことを知ります。
      とはいえ、それでも突いた瞬間は武器を持っていましたし、
      十分に強力なみぞおちへの突きですから、ケンは一瞬意識を失い、
      後ろにはね飛ばされつつ、けん玉を取り落とします。
      ケンの体と2人の武器が地面に落ち、勝負ありです。


第1話・第6節 へ
第1話・第8節 へ

トップページへ