第1話・第3節・タイトル未定
G   M:田崎執政官代理を追いかけたふうとゆうすけでしたが、途中の路上で、
      別の幼稚園の制服を着た1人の園児が襲い掛かってきました。
      ゆうすけとその園児は、問答無用で戦闘に突入します。
      技を登録して、戦ってください。
      なお、ゆうすけはEXP:100、Lv:10、HP:70です。
      現在覚えている技は、以下の3つのみです。
クラリス:剣の腹で叩き、鼓舞する:全体回復+単体の状態回復
ロンゴミニアト:深い突きを放つ:遠距離属性の単体攻撃
カルンウェンハン:浅い斬撃を連発する:ダメージ1の三段攻撃
ゆうすけ :なんで俺が狙われてるんだ!? まあいい、倒して聞き出してやる!
ゆうすけ
ひまわり幼稚園
Lv:10
すばやさ:4
HP:70
EXP:100/100
 2:なし
 3:なし
 4:なし
 5:なし
 6:なし
 7:ロンゴミニアト:深い突きを放つ:遠距離属性、単体に1Dのダメージ:コスト4×6=24
 8:ロンゴミニアト:深い突きを放つ:遠距離属性、単体に1Dのダメージ:コスト4×5=20
 9:ロンゴミニアト:深い突きを放つ:遠距離属性、単体に1Dのダメージ:コスト4×4=16
10:ロンゴミニアト:深い突きを放つ:遠距離属性、単体に1Dのダメージ:コスト4×3=12
11:ロンゴミニアト:深い突きを放つ:遠距離属性、単体に2Dのダメージ:コスト8×2=16
12:ロンゴミニアト:深い突きを放つ:遠距離属性、単体に3Dのダメージ:コスト12
G   M:1対1なんで、回復や多段攻撃を捨てて、力押しですね。
      単体回復技を持たないゆうすけは、実はそれしか1対1の戦法がなかったりしますが。
      なお、敵の技登録はこんな感じです。
一般園児
?幼稚園
Lv:5
すばやさ:3
HP:60
EXP:50/50
 2:なし
 3:なし
 4:なし
 5:なし
 6:なし
 7:なし
 8:なし
 9:キック:単体に1Dのダメージ:コスト4×4=16
10:キック:単体に1Dのダメージ:コスト4×3=12
11:キック:単体に1D+2のダメージ:コスト6×2=12
12:ドロップキック:単体に2D+2のダメージ:コスト10
G   M:比べると力の差は歴然ですが、相手のデータは戦ってみるまではわかりません。
      ゆうすけの先攻でバトルスタートです。では、1ターン目どうぞ。
ゆうすけ :(ころころ)10! 食らえ! (ころころ)4!
G   M:一般園児に4のダメージ。反撃は(ころころ)6です。
ゆうすけ :(ころころ)12だ! (ころころ)4・4・3!
G   M:それは効きますね。11点のダメージを与え、残りHPは45です。
      反撃は(ころころ)7。一般園児に期待するだけムダですね。
      そして(ころころ)ありゃ、ケンとふうが1振っちゃいました。
      ゆうすけと一般園児は、何者かの気配に気付きます。
      慌てて辺りを見回すと、ふうは気付いていませんが、右手にけん玉を持った園児が、
      足音を忍ばせて駆け寄りつつ、2人のどちらかを狙っています!
さて、ここでケンの登場です。
ケンの特殊能力は、フルネームのないキャラクターに大ダメージを与えるという、『雑兵潰し』。
不意打ちが成功すれば、一般園児なんてひとたまりもなかったわけです。
予定では、ザコに手を焼くゆうすけの目の前で、一般園児があっさり倒されて
愕然とするゆうすけが見られるはずだったんですが……。
しかし、不意打ちは失敗。
さて、これがどう出るか……。
ゆうすけ :あいつは!?
ケン   :へっへっへ。そんなザコに手こずってんじゃねぇよ!
ゆうすけ :お前は!?
G   M:3ターン目から、ケンが戦闘に加わります。ふうは依然として傍観。
      三つ巴の戦いという扱いになります。
ケン
ひまわり幼稚園
Lv:10
すばやさ:7
HP:70
EXP:97/100
 2:なし
 3:なし
 4:なし
 5:なし
 6:なし
 7:なし
 8:なし
 9:ドンパッチ:連続して玉をぶつける:遠距離属性、ダメージ1の三段攻撃:コスト9×4=36
10:ドンパッチ:連続して玉をぶつける:遠距離属性、ダメージ1の三段攻撃:コスト9×3=27
11:ドンパッチ:連続して玉をぶつける:遠距離属性、ダメージ1の三段攻撃:コスト9×2=18
12:ドンパッチ:連続して玉をぶつける:遠距離属性、ダメージ1の四段攻撃:コスト16×1=16
G   M:行動はすばやさ順ですので、まずはケンからどうぞ。
ケン   :当然、ザコを狙うぜ! ザコはすっこんでろ! (ころころ)ちっ、命拾いしたな!
ゆうすけ :(ころころ)9! ダメージが(ころころ)1だ……。
G   M:出目1の分は原則無効化されますので、ノーダメージです。
      一般園児の反撃は、ランダムで(ころころ)ケンに(ころころ)ハズレ。
ケン   :(ころころ)7かよ! 当たんねー!
ゆうすけ :(ころころ)5でハズレだ。
G   M:(ころころ)反撃はケンに(ころころ)蹴りを入れたものの、簡単に避けられます。
ケン   :(ころころ)8かよ! 惜しいっ!
ゆうすけ :(ころころ)また5!
G   M:反撃は(ころころ)ゆうすけに(ころころ)11、キックで(ころころ)6、回して
      プラス3、さらに2を足して、11点のダメージです。
      一般園児の蹴りが命中し、ゆうすけはダメージを受けます。
ゆうすけ :くそっ! こんな奴に手間取ってる場合じゃないのに!
ケン   :(ころころ)5!
ゆうすけ :(ころころ)3だ!
G   M:敵の反撃は(ころころ)ゆうすけにミス。
ケン   :(ころころ)3かよ!
ゆうすけ :(ころころ)7! ダメージ(ころころ)2点!
G   M:残り43点。(ころころ)ゆうすけに反撃を試みますが、ミス!
ケン   :(ころころ)またハズレかよ!
ゆうすけ :(ころころ)ピンゾロだ。
G   M:(ころころ)一般園児はケンを狙いますが、ハズレです。
ケン   :(ころころ)くそっ! とっとと当たれや!
ゆうすけ :(ころころ)8! (ころころ)2点だ。
G   M:残り41点。(ころころ)ケンを狙いますが、1ゾロです。
ケン   :(ころころ)惜しいっ!
ゆうすけ :(ころころ)またピンゾロ!
G   M:(ころころ)ケンを狙ってハズレ。
ケン   :(ころころ)なんで当たらねぇんだよ!?
ゆうすけ :(ころころ)7! ダメージは(ころころ)6、(ころころ)6、(ころころ)2!
G   M:さすがにクリティカルは効きますね。14点のダメージを与え、残り27点。ふらふらです。
      (ころころ)ゆうすけを蹴ろうとしますが、ハズレです。
ケン   :(ころころ)なんでだ!?
ゆうすけ :(ころころ)7! (ころころ)4点!
G   M:残り23点ですが、(ころころ)ゆうすけへの蹴りはハズレ。
ケン   :(ころころ)惜しい!
ゆうすけ :(ころころ)7! (ころころ)また4点!
G   M:残り19点です。反撃は(ころころ)ケンを狙ってハズレ。
ケン   :(ころころ)また紙一重かよ!?
ゆうすけ :(ころころ)8! (ころころ)また4点!
G   M:残り15点。 (ころころ)ケンを狙ってハズレ。
ケン   :(ころころ)くそっ!
ゆうすけ :(ころころ)7! (ころころ)6! (ころころ)2。
G   M:合計8のダメージを与え、残り7点です。
一般園児 :ご、ごめんなさい!
G   M:さすがに勝ち目なしと悟ったのか、よその幼稚園の制服を着た一般園児は両手を上げ、降伏しました。
ゆうすけ :言え。誰に頼まれて俺たちを襲った?
一般園児 :そ、それは……。
G   M:一般園児は、しどろもどろで、目が泳いでます。
      そして(ころころ)あ、これは全員気付きますね。みんなけっこう賢いので。
      ゆうすけが尋問している最中、ケンは一般園児には目もくれず、
      けん玉を振りかぶり、玉を思いっきりゆうすけにぶつけようとしています。
ふう   :ゆうちゃん!
ゆうすけ :!?
G   M:さすがに、わかっていれば避けられない攻撃ではありません。
      ケンがゆうすけに向かって放ったけん玉は、すんでのところでかわされ、空を切りました。
ゆうすけ :お前、いきなり何するんだよ!?
ケン   :オマエこそ、新入りの分際で、ふうとイチャイチャしてんじゃねぇよ!
ゆうすけ :……い、イチャイチャって……お前……。
ふう   :……っ。 ←布団で顔を隠して、笑いをこらえている。
ケン   :何がおかしい!? ……けどよ、オレにも運が向いてきたみてーだな。
ゆうすけ :……運?
ケン   :おうよ。オマエのことは前から気に入らなかったんだ。ふうとベタベタしやがって……。
ふう   :……ベタベタなんか、してない。
ゆうすけ :……まさか……好き、なのか……?
ケン   :違う!!! 違うからなっ!!!
      オレは女子高生とか、大人の女が好きなんだ!
ゆうすけ :なぜそこで自爆する……。
ふう   :……まゆみ先生みたいな?
ケン   :言うな!!! ばらすなっ!!! 違うぞ! 違うからなっ!!
      オレはこの世界を支配して、女子高生のお姉さんのハーレムを手に入れるんだ!!!
ふう   :……。 ←とても冷たい目
ゆうすけ :その辺は真っ先に疎開してそうだが……。
ケン   :けど、オレは悟った。
      こんな世界だと、女子高生のお姉さんの取り合いになることに。
ゆうすけ :いや、そんな熟女好きな園児は珍しいと思うけど……。
ケン   :だから、手下を集めて、この世界を支配することにした。
      まずは、ひまわり幼稚園の統一からだ。手始めに、オマエらを手に入れるぜっ!
ゆうすけ :……そういうことか。避けられない戦いなら仕方ない。
      お前のようなイカれた奴をのさばらせないためにも、勝つ!
ケン   :へっへっ。できるかなぁ? 当然、男と男の1対1だぜ? 正々堂々とな!
ゆうすけ :今さっき、思いっきり不意打ちしようとしてただろ!
ケン   :この世界じゃ、勝った奴が正義なんだよ!
      その暑苦しい布団はぎ取って、身体検査してやるぜぇ。へっへっへっ。
ゆうすけ :ストライクゾーン広すぎだろ!
ふう   :……がんばって!
ケン   :おうよ!
ゆうすけ :いやいやいや。お前に言ったんじゃないだろ!
ケン   :オマエ、いちいちケチつけんじゃねーよ。シメるぞ?
ふう   :……負けた方が……勝った方の言うことを聞く……。
ケン   :おっ。ふうはやる気だな。へっへっへっ。
ゆうすけ :ふうちゃん、なんで!?
ふう   :戦力を集めなきゃ。負けたら……地獄だよ。
ゆうすけ :!
ふう   :……多分、外の世界には……こんなのが山ほどいるから……。
ゆうすけ :……。
ふう   :……だから……守って!
ゆうすけ :わかった!!!
ケン   :……ちっ、やっぱテメーは気に入らねぇぜ。
      ふうの目の前で3回は泣かしてやる……。
ゆうすけ :やめといた方がいいんじゃないのか? また全部空振りするぞ。
ケン   :戦う前から同情してんじゃねぇ! ……ちくしょう……
      オレ様のけん玉の味、思い知らせてやる!
G   M:かくして、ひまわり幼稚園の統一に向けて、最初の戦いが始まります!
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