第71話・



ビタリ山で女神の果実を手に入れたみつばたち。
次の目標は、サンマロウだ。

素材集めの途中、リカントマムルがいたので、試練も兼ねて戦ってみることに。
敵は、リカントマムル×1。
みつばのターン終了時のおたけびを狙い、適度に攻撃。
テンションバーンを使い、リカントマムルは 殴られるとテンションがあがるようになった!

変態だー!!

そして、ひとはのヒャドでテンションが上がったものの、
みつばのおたけびですくみあがり、テンションが下がった。
そして、2ターン目に難なく倒す。
別のリカントマムルとの戦いで、テンションバーンでテンション20になったリカントマムルの攻撃で、
みつばが一撃で47ものダメージを受けたものの、
すかさず、素早いみくのホイミで回復。数ターン後に、みつばのおたけびでひるませてから倒す。

そして、ミスリルこうせきの手前で、タイガーランス×1、ストーンマン×2と遭遇した!

1ターン目。
ひとはのヒャダルコ、ふたばとみくのかまいたちでストーンマンを攻撃したが、誰も倒れない!
タイガーランスはみつばを攻撃。
みつばはストーンマンにヒャダルコを唱えたが、誰も倒れない!
ストーンマンはふたばとひとはを攻撃。ひとはが一撃でHPの半分以上のダメージを受ける!

2ターン目。
ふたばはばくれつけんでストーンマン2匹を倒す。
みくはホイミでひとはを回復。
タイガーランスはみくを攻撃。
みつばのヒャダルコでタイガーランスにかなりのダメージを与え、ひとはのイオで倒した。

危なかった。夜のサンマロウの怖さをなめていた。
みつばたちは、ルーラでサンマロウへ。
マキナの乳母をしていたというおばあさんをみつけ、話を聞く。
マキナがへそをまげて閉じこもってしまったことを話すと、
マキナがなぜか気に入っているからくり職人なら、なんとかできるかもしれないと教えてくれた。
そして、からくり職人の家へ。
事情を話すと、家まで一緒に行ってくれることになった。
鍵がかかっていたはずのマキナの部屋に行くと、鍵は開いていた。
からくり職人と一緒に、中へ入る。



からくり職人
「おかしいな。マキナお嬢さんも、わしが作った人形も、どこにも見当たらない……。
 …………ん? ベッドの上に手紙があるな。どれどれ……
 娘は預かった。返してほしくば、カネを北の洞窟まで持ってこい。
 こっ、この手紙は……大変だ! みんなに知らせなくては!!」



からくり職人は、走り去っていった。
すると、部屋にマキナの幽霊(?)が出現。
無視してタンスをあさったが、何も見つからず。
仕方なく、幽霊に話しかける。
幽霊は、無言で、みつばたちが開いたことの無い扉の方へ歩いていった。
サンディの助言を聞くべく、戦歴画面を開くと……。



サンディ
「マキナ、さらわれちゃったね……。
 ビミョーに助けに行こうって気にならないんですケド……行くよね?」



こいつ、ナチュラルに薄情だな。

さて、幽霊の去った扉を開くと、そこは中庭の墓地だった。
墓石を調べたところ、マキナの父親と母親の墓、そして、もう1つの墓石が。
みつばは墓石を調べた。



大好きな お友だち ここに 眠る。



サンディ
「さっきの幽霊、マキナに似てなくなくね? どういうこと?
 もしかして……ヘンテコお嬢様の身に何かあったとか!?」



あの子は 私の たったひとりの 大切な お友だち……



サンディ
「ひっ!! 出た!! ヘンテコの幽霊っ!!」



ヘンテコはお前だ。
あと、夜道でばったり会ったら多分お前のが怖い。

幽霊が姿を現し、おじぎをした。

礼儀正しいな。サンディよりよっぽど常識人だ。



マキナ
「私は……マキナ。この墓の下で眠る者です。
 そして、あの子……さらわれてしまったあの子は、私のお人形、マウリヤ。
 ふしぎな光る果実のチカラで命を宿した、私の大切なお人形……。」



そして、回想が始まる。
不治の病に冒されたマキナのもとへ、使用人が、万病に効くという黄金の果実を持ってきた。
しかし、そのときマキナは、もう自分の病気が治るはずがないと諦めていて、
自分そっくりな人形マウリヤに命が宿って、自分だけのお友達になることを願った。
願いは叶ったものの、すぐにマキナの命は尽きてしまう。
マキナは、最期に、人形だとばれたらこの町にいられなくなるだろうマウリヤを案じ、
マキナの代わりとして過ごすように、そして、自分の代わりにお友だちをいっぱい作るように願った。
マキナの言葉を守るため、マウリヤはマキナの墓を作って、マキナになった。



マキナ
「どうか天使様、マウリヤを……
 私の大好きなお人形…………大切なお友だちを、助けて……。」



気がつくと、マキナは消えていた。



サンディ
「えーと……女神の果実のチカラで、人形がヘンテコお嬢様になってた……ってコト!?
 あんだけたのみこまれちゃー、ほっとくわけにはいかないよね。
 ねー、天使のみつばさま!
 んじゃ、ちょちょいのちょいっと、お人形を助けに行こー!」



かくして、次の目的が決まった!


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