第62話・もやすもん



世界一の旅芸人への道を歩き始めたみつば。
しかし、本来の目的を忘れるわけにはいかない。
ひとまず、スーパーハイテンションを狙うのは、お宝狙いで敵が弱い場合や、
ボス戦で余裕がある場合だけにしておこう。

その後、みつばはダーマ神殿で武闘家に転職。
気合スキルに4ポイントまで割り振り、みつばはおたけびを覚えた!
みつばは気力充実の称号を手に入れた
このスキル、ダメージはゼロだが、消費ゼロで敵1グループを足止めできる。
もちろん、このタイミングで覚えたのは、ハオチュンの試練に必要だからだ。
足止め系のスキルは素早いキャラとの相性がいいのはもちろんだが、
敵の攻撃に1回耐える気があれば、遅いキャラでもけっこう使える。

装備が薄い関係上、主力のふたばと魔法使い系のひとはは、
強力なスキルを狙ってスキルポイントを専業で割り振る方針に決めている。
また、店使用禁止でレンジャーにもなれない関係上、盗賊のみくは
できる限りずっと盗賊でいるのが望ましく、攻撃しない余裕のあるときには、
おたけびよりも盗むの方がありがたい。
相手の攻撃を食らう代わりにアイテムが手に入る可能性があるのなら、
それはとてもありがたいことだからだ。
そして、装備禁止プレイのため、強さの割にレベルが比較的高く、
旅芸人や魔法戦士の素早さでも、確実に敵より遅いわけでもないのだ。

そして、みつばは魔法戦士に転職。
現時点では旅芸人の方が強いが、後のことを考えて、レベルを上げておく必要があるからだ。

その後、アイテム集めの途中、とっしんこぞうたちを倒し、みつばはレベル7に上がった!
戦いの途中で、みくは天使のすずを盗んでいた!

そして、みつばたちはツォの浜から船に乗る。



サンディ
「それにしても、まさか、人間の船にこうしてお世話になる日が来るなんでねー。
 さあっ、こんどは新大陸! パッパと、この調子で果実を回収しちゃおうね、みつば。
 アタシもとっととテンチョーを見つけなきゃ。」



対岸の、船着場へと到着した。
乗せてくれた船乗りいわく、花の町サンマロウには、立派な船があるという。
そして、ここから道なりにいけばカラコタ橋。
宿の主人によると、カラコタ橋で天から落ちてきた不思議な果実を拾った人がいるという。



宿の主人
「きっとそいつは、天使様がお召しになる食べ物ですよ。
 いったいどんな味がするんでしょうな。」



上手く敵を避け、カラコタ橋に到着。
そのままカラコタ橋と船着場を拠点に、きよめの水、きつけそう、花のみつを回収。
そして、ルーラでカラコタ橋に戻る。

カラコタ橋は、ならず者たちの吹き溜まり。
橋の下のほったて小屋に人が住んでいたりと、一風変わった町なのである。
そのまま橋の下から通り抜けようとすると、町の出口に酔っ払いが寝ていて通れなかった。
仕方なく、この町を探索することにする。
小屋の中に料理人と武闘家がいたので、武闘家に話を聞いてみると……。



武闘家
「そいつの料理はヤベえぜ。
 ほっぺたが落ちるどころか、靴下に穴が空くほどうめえ!」



それ、もともとボロだったんじゃ……。

みつばたちは本棚で『中級錬金学』という本を見つけ、超ばんのうぐすり、せかいじゅのしずく、
けんじゃのせいすい、天使のはね、あまつゆのいと、ほしのカケラのレシピを見つけた。
『おしゃれハット特集』という本を見つけ、とんがりぼうし、ハンターのぼうし、
ぬくもりのシャプカ、まじょのターバン、かげのターバン、ビーバーハットのレシピを見つけた。
『男のアクセサリー』という本を見つけ、いかりのタトゥー、ちからのルビー、ごうけつのうでわ、
まもりのルビー、しょくにんのベルト、しんごんのじゅずのレシピをみつけた。

その後、橋のたもとに焚き火をしている青フキダシの老人がいたので、話しかけてみる。



老人
「ううっ、寒いわ! 火が弱すぎる。
 もう、燃やせる物なんて、パンツくらいしか……おっ?
 あんた、なんか燃えそうなものを出しんさいよ。お礼なら、バッチリするぞ?」
みつば
「いいえ」
老人
「なんじゃとお! このケチ! ケーチケチー!」



結局、受けることに



老人
「ふうふうっ、手がかじかむわ。
 それで、何を出してくれるんじゃ?」
→何も出さない
老人
「なんじゃ。何も出さんのか?
 期待させおって……。」



うしのふんを渡す。



老人
「なっ、うしのふんじゃと?
 あまり気が進まんが……ええい、それっ!
 うっ、く、くさっ……しかし……あたたかい…………。」



クエスト013『もやせよ炎を』クリア!



老人
「いや、ごくらくじゃ。」



極楽は臭いのか?

老人
「ありがとうのう。ほれっ。」



みつばは1ゴールドを手に入れた。
まあ、お金があったら燃料買うわな。
妙にナットクしつつ、くさそうなゾーンを後にした。


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