第53話・爺、ちゃんとしようよっ!



ここで、再び戦歴画面を開くと……。



サンディ
「みつばっ、宝の地図をさ。もっと手に入れて、宝探しをしない?
 アタシ、宝探しって大好きなのよね。」



はて?
宝の地図は1つも持ってないし、存在すら知らないはずだが……。

さて、魔法使いになったはいいが、レベル1のみつばは弱い。
装備で強化のしようがないからだ。ひとまず、アユルダーマ島でレベルを上げないといけない。

みくのかまいたち、ひとはのヒャド、ふたばの正拳突きでマンドリルを倒す。
そして、アローインプ×1、まじゅつし×2と遭遇。
魔術師のバギを受けながらも、みつばは防御でしのぐ。
1ターン目に、みくのかまいたちとひとはのイオで魔術師を倒し、
残るアローインプも、2ターン目にみくのかまいたちで撃破。
攻め手が1人減ったときこそ、素早さの底上げされたみくの存在は大きい。
一見器用貧乏だが、とても役に立っているのだ。

この戦いで、みつばはレベル1からレベル3に上がった!
その後、マンドリル×2が出現。
マンドリルは、おたけびですくみあがったみつばにいきりたって襲いかかり、
みつばが一撃で倒される! さらに、ひとはまでが攻撃2発で倒されてしまう!
たった3発のヒットで敗色濃厚になるも、ふたばのかまいたちなどで何とか倒し、
ふたばはレベル16に上がった!

キメラの翼を使い、慌ててセントシュタインに帰還。
教会に行き、10Gでみつばを、120Gでひとはを復活させる。
その後、ベクセリアへ。
ルーフィンの家を覗いてみると、自分の学問を人々の役に立てるためと、
町の子供たちに勉強を教えていた。ひとまず、一安心のようだ。

まずは、ベクセリア地方でいやし草を回収する。
もみじこぞうを倒し、みつばはレベル4に上がった!
みつばはピオリムを覚えた!

そして、町の高台には、今までいなかった青フキダシの老人の姿が!



老人
「聞いとくれ、旅人よ。
 なんと、かわいい孫にこのあいだ……
 タツおじーちゃんはテンツクにそっくり!
 ……と言われたんじゃ。
 ワシは、断じてあんなクネクネなんぞに似とらんわい。
 のう、旅人よ。テンツクを10匹ぐらい退治して、
 ワシの心を癒してくれんかのう?」



八つ当たりだー!!




みつば
「いいえ」
タツ
「……ふむ。残念じゃが、仕方ないのう。
 ワシはもう少し、ここで風に当たっとるよ。」



このクエスト、テンツクを10匹倒すだけという単純作業。
こういうクエストは、転職直後の、レベルが低いときにやるとおいしいのだ。
結局、受ける。
そして、今のうちにと、ひとはを僧侶に転職。
ひとははホイミを覚えている。



松岡
「やっぱり霊能者だったんだね!?」



何か聞こえた気がするが、聞かなかったことにしよう。
みつばたちは、ベクセリア地方へと戻り、テンツク退治へ。
転職直後のみつばとひとはを後列に回し、みくとふたばのかまいたちでテンツクを狩る。
ベビーマジシャンと一緒に現れたテンツクの攻撃を
みつばが防御でしのいでいる間にみくとふたばのかまいたちで倒し、
みつばはレベル5に上がった!
同時に、ひとははレベル2に上がった!
マタンゴと一緒に現れたテンツクの攻撃で倒されそうになりながらもひとはは防御でしのぎ、
みくとふたばのかまいたちで倒す。
この戦いで、ひとははレベル3に上がった!
ひとははキアリーを覚えた!
その後、初めて遭遇したウィングスネークとの戦闘で、
毒の息でみつばが毒におかされたりしたものの、勝利。
この戦いで、みつばはレベル6に上がった!
みつばはヒャドを覚えた!
同時に、ひとははレベル4に上がった!
同時に、みくはレベル16に上がった!
みくはピオラを覚えた!
ひとはのキアリーでみつばの毒を消し、テンツク狩りを続ける。
ガチャコッコたちを倒し、ひとははレベル5に上がった!
別の戦いで、テンツクの落とした宝箱から、薬草を手に入れた。
そして、ついに、10匹目のテンツクを倒す。
その戦いで、ちょうど、みつばはレベル7に上がった!
みつばはルカニを覚えた!
同時に、ひとははレベル6に上がった!
ひとははラリホーを覚えた!

さて、テンツクを10匹倒したことを、テンツク……もとい老人に報告する。
あの時しばいたテンツクの中にじいさんが混じっていた!!
……などという愉快なオチはないようだ。



タツ
「おお、おお! 待っておったぞ。
 テンツクを10匹退治してきてくれたのじゃな!?
 これはワシからの礼じゃ。
 大事なお宝じゃが、遠慮せんと受け取ってよいぞ。」



みつばは小さなメダルを手に入れた!



タツ
「これで、ワシの心のキズもすっかりサッパリいやされたわい。
 旅人よ、カンシャするぞい!」



クエスト026『じじいとテンツク』クリア!



タツ
「やっぱり、この茶色のローブがいかんのかのう?
 お気に入りなんじゃが……。」



わかってんなら脱げ!



その後、町長宅にお邪魔し、すぐ家を出て、再びタツと話す。



タツ
「おお、おぬしはあの時の……。聞いとくれ。
 ワシは、またかわいい孫に……やっぱりタツおじーちゃんはテンツクにそっくり!
 ……と言われてしまったんじゃ。
 キズついたワシのために、また10匹ほどテンツクを退治してくれんかのう?」



この人に付き合っていると、そのうちテンツクが絶滅しかねない。
みつばたちは、ベクセリアを後にした。


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