第33話・
敵をかわしつつ、みつばたちは関所へと到着した。
青フキダシの兵士がいたので、話しかけてみる。
兵士
「あっ、きみ! セントシュタインの方から来たんだろ?
エラフィタ近くにいるタホドラキーがたまに落とすこうもりのはねが、
ぼく、どーーっしても必要なんだ。
何かのついででいいから、持ってきてくれないかな?」
みつば
「いいえ」
兵士
「うーん、やっぱりだめか……。
どうしようっ! このままじゃ、ジュリアに捨てられちゃう!」
あいにく、素早いこうもりの類は、これまで極力避けてきたのだ。
ひとまずスルーし、ベクセリアを目指す。
なお、ここから先は1回の戦闘での全滅もありうる危険地帯だ。
最初の遭遇は、もみじこぞう×1。
この系統の敵は、どこまでも追ってくる上に、足が速い。
見つかるたびに追いつかれることを覚悟しないといけない。
しかも、仲間を呼びまくるという、装備無しプレイには相性の悪い敵だ。
とはいえ、エレメント系なので、かまいたちがよく効くのが不幸中の幸いだ。
逆に言えば、こいつ対策でかまいたちを覚えたといっても過言ではないほどだ。
1ターン目。
ふたばがかまいたちを放つが、倒れない。
もみじこぞうの攻撃で、ひとはがダメージを受けた。
そして、みくのかまいたちで倒し、勝利。
次の遭遇は、とっしんこぞう×1、ベビーマジシャン×2。
1ターン目。
ベビーマジシャンの打撃を受けつつも、みくとふたばのかまいたちでベビーマジシャンを倒す。
みつばはとっしんこぞうに火吹き芸。
とっしんこぞうはわき目も振らず突進してきた!
突進を受けたみつばが、イシュダルのバンパイアエッジ以上のダメージを受ける!
ひとははメラを唱えたが、とっしんこぞうは倒れない。
2ターン目。
ふたばのかまいたちで、とっしんこぞうを倒した!
この戦いで、みつばはレベル12に上がった!
みつばはバギを覚えた!
曲芸スキルに16ポイントまで割り振り、みつばはボケを覚えた!
みつばは有名パフォーマーの称号を手に入れた!
その後は遭遇も無く、身かわし草といやし草を回収し、ベクセリアに到着。
他の素材を手に入れるべく、宿に泊まって、すぐ町を出る。
町を出てすぐのところで、ガチャコッコ×3に追いつかれてしまった。
1ターン目。
ふたばとみくがかまいたちを放つも、ガチャコッコたちは倒れない。
それどころか、みくのかまいたちではほとんどダメージが無く、みつばの攻撃はノーダメージ。
ひとはのメラもたいして効かず、ガチャコッコの打撃でダメージを受ける。
1匹は刃となって襲い掛かり、全体にダメージを与えてきた!
2ターン目。
ふたばのかまいたちでガチャコッコ2匹を倒す。
残る1匹も、みくのかまいたちで撃破し、なんとか勝利。
ガチャコッコは、思った以上に硬かった。
装備禁止プレイでは、硬いモンスターの危険度が一気に増すのだ。
みつばのホイミで全員の傷を癒し、そのまま西ベクセリア地方へ。
敵を避けつつ、うるわしキノコ、せいすい、てっこうせきを回収する。
そのまま封印のほこらに行くが、鍵がかかっていて入れなかった。
みつばたちは、歩いてベクセリアへと戻る。
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