第23話・タイトル未定



全員が両手いっぱいの薬草を持ち、袋に残る薬草はわずか7個。
HPも守備力も低いひとはだけを後列に下げ、あとの3人は前列だ。
ちなみに、ステータスは以下の通り。

みつば 職業: 旅芸人 LV:10 HP:62 MP:22 攻撃:30 守備:29 素早さ:40
みく  職業:  盗賊 LV: 8 HP:58 MP:15 攻撃:44 守備:27 素早さ:46
ふたば 職業: 武闘家 LV: 8 HP:61 MP: 4 攻撃:55 守備:28 素早さ:57
ひとは 職業:魔法使い LV: 7 HP:40 MP:38 攻撃:10 守備:17 素早さ:41

そして、一行は、誰とも遭遇せずに、湖へと到着した。



サンディ
「黒騎士があの姫様を待ってる場所って、ここ?
 てゆーか、黒騎士なんていなくない?
 呼んどいていないって、どゆコト?
 どーする、みつば。もうちょっとここで待っとく?」
みつば
「いいえ」
サンディ
「えー、でもさー、多少なんかやったフリしなきゃやばくネ?
 このまま帰っても王様ナットクしないっぽいし。
 もうちょっとここで待とうヨー。」



そして、夜になった。



サンディ
「ていうか、黒騎士来ないし!
 女子との約束ブッチするなんて、ありえないんですケド?
 アタシたち、もう帰っていくない?
 王様には、黒騎士なんていなかったって言っとけばいいし。
 ……なーんつって振り返ればヤツがいる、みたいな!?」



そのとき、なんか揺れた。



サンディ
「マ マ マ マジっすかぁーーー!?」



バカのフラグ立てに応えたのか、
黒馬に乗った黒騎士が現れた。
黒王、ハイヤー!!
顔の全てを覆う兜をつけている。



黒騎士
「誰だ……キサマ……?
 キサマに用はない……。姫君はどこだ……。
 姫君を出せッ! 我が麗しの姫をッ!」



兜の面を上げる黒騎士。
その顔は、骸骨だった……。



☆VS なぞの黒騎士

1ターン目。
ふたばは石つぶてで22のダメージ。
なぞの黒騎士はみくを攻撃し、19のダメージ。
みくは石つぶてで28のダメージ。
みつばはひとはを応援し、ひとはのテンションが5上がった。
ひとははルカ二を唱え、なぞの黒騎士の守備力を少し下げた!

2ターン目。
ふたばは石つぶてで21のダメージ。みくも石つぶてを放つが、黒騎士は素早く身をかわした!
黒騎士はホイミを唱え、35のHPを回復!
ひとははルカ二を唱え、なぞの黒騎士の守備力をかなり下げた!
みつばはひとはを応援し、ひとはのテンションが20上がった。

3ターン目。
みくは石つぶてで21のダメージ。ふたばも石つぶてで27のダメージ。
なぞの黒騎士はさみだれづきを放ち、ふたばとひとはに平均14のダメージ。
みつばはひとはを応援し、ひとはのテンションが50上がった。
ひとははメラを唱え、一気に73のダメージ! ひとはのテンションが元に戻った。

4ターン目。
ひとははメラを唱え、18のダメージ。
みくは石つぶてで23、ふたばは石つぶてで21のダメージ。
なぞの黒騎士は稲妻突きを放ち、ひとはに27のダメージ! ひとはのHPが赤色に!
みつばの攻撃は会心の一撃! なぞの黒騎士に28のダメージを与えた。

5ターン目。
最も素早いふたばがやくそうを使い、ひとはの傷が全快した!
なぞの黒騎士はさみだれづきを放ち、みく、ふたば、ひとはに平均13のダメージ!
ふたばが遅れていたらアウトだった……。
みくは石つぶてを放ち、21のダメージ。
ひとははメラを唱え、18のダメージ。
みつばはホイミを唱え、ひとはの傷を全快した。

6ターン目。
なぞの黒騎士は稲妻突きを放ち、みつばに21のダメージ。
今のがみくに当たったら倒れていた。
ひとははメラを唱え、18のダメージ。
なぞの黒騎士をやっつけた! やった!!
やくそうを使おうとしていたふたばの前に戦闘が終わり、結果オーライだ。
この戦いで、ひとははレベル8に上がった!
ひとははリレミトを覚えた!
たまったスキルポイントを8ポイント魔法スキルに振り分け、魔結界を覚えた!
なぞの黒騎士が落とした宝箱から、鉄のこてを手に入れた!


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