第15話・タイトル未定



次の目的地は天の箱舟がある峠の道。
その前に、とりあえずウォルロ村でのクエストを済ませておこう。
マロンという女の子に話しかけてみる。



マロン
「じゃあ、さっそくおねがいしていい?
 あたし、まだらくもいとがほしいの。とってきてくれないかな?」
みつば
「いいえ」
マロン
「そっかー。まだらくもいと、ほしかったのになー」



あんまり意地悪するのもアレなので、クエストを受注した。
もちろん、まだらくもいとはすでに持っている。



マロン
「あっ、おねえちゃん! どーお? まだらくもいと、あった?」



まだらくもいとを渡しますか?

みつば
「いいえ」
マロン
「む〜。なかったの?」



あんまり意地悪するのもアレなので、まだらくもいとを渡す。
お礼として、マロンはゆめみの花をくれた。
クエスト001『人には やさしく』クリア!

その後、ウォルロ村を出て、峠の道にある天の箱舟へ。
サンディが一緒にいると、あっさり中に入ることができた。



サンディ
「それじゃ、いっくよー。
 す す す スウィッチ・オンヌッ!!」



サンディはスイッチを押した!



サンディ
「……あーあ。やっぱダメなんですケド。」



今、「やっぱ」とか言いました?



サンディ
「アタシ的には、天使を乗せれば動き出すって思ったに。なんでかなあ……。」



止まる前は、ここに天使が乗っていたとでもいうのか?



サンディ
「あ! あんた、あの時、天使のくせに星のオーラが見えてなかったよネ?
 それってやばくネ? きっと、そのせいなんですケド!」



人のせいにしてきた!



サンディ
「だいたいさあ、天使のくせに翼も頭のわっかも失うとかありえなくネ?」
みつば
「いいえ」
サンディ
「あれ? もしかして怒った? あんたも怒るんだ? 超うける!」



むかつく!



サンディ
「……とか言ってる場合じゃないか。
 アタシもあんまりヒマこいてると、神様に怒られるっぽいしネ。
 ああーーーーっっっ、神様! そうよ! 神様よ!
 こんなことになってるのに、どうして助けてくれないワケ?
 おかしいんですケド……。もしかして、見つけられない!?
 というワケで、みつば。
 アタシらも、道が通じたっていうセントシュタインに向かうわヨ。
 いっぱい人助けをして星のオーラを出せば、それが目印で、
 アタシ的には見つけてもらえると思うの。
 え? なあに? その思いっきり疑ってる顔。超うける!」



サンディ
「んじゃ、方針も決まったことだし、さあ、いくヨーー!!」



かくして、次の方針が決まった。

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