第143話・



ドミールの里を襲った、魔帝国ガナンの兵士との戦いに突入する。

☆VS ナイトリッチ

敵は、ナイトリッチ×1、ゾンビナイト×2。
後の方でザコとして出てくる相手だ。
概してそういう場合は、ボスの割にはHPが低く、攻撃力が高めである場合が多い。
とすれば、短期決戦で倒すのが一番だ。

1ターン目。
ふたばは岩石落としで全体に106のダメージ!
ひとはははマヒャドで全体に56のダメージ。
ゾンビナイトはみくを攻撃し、37のダメージ。
ナイトリッチは力をため、ナイトリッチのテンションが5上がった!
ゾンビナイトは五月雨突きで前列のみくとふたばを攻撃し、平均32のダメージ。
みくはナイトリッチを見つめ、ナイトリッチの全てを見破った!
みつばはピオリムを唱え、全員の素早さを上げる!

2ターン目。
ふたばは岩石落としで全体に109のダメージ!
ひとははイオラを唱え、全体に80のダメージ。ゾンビナイト2匹をやっつけた!
ナイトリッチは力をため、ナイトリッチのテンションが20上がった!
みくのみやぶるは不発。
みつばはピオリムを唱え、全員の素早さを上げる!

3ターン目。
ふたばは爆裂拳を放ち、2回ガードされたものの、残り2回の命中で倒し、勝利!
この戦いで、みつばはレベル24に上がった!
みつばはボミオスを覚えた!



兵士
「よ、よくも、やってくれたな……。この……こと、将軍に報告せね……ば。」




「ホッホッホッ……。もう知っていますよ。」



そこにやってきたのハゲルニック将軍だった!



兵士
「おお、ゲ、ゲルニック将軍! どうか、お助けを……。」



死亡フラグが立った! ゾンビだけど。



ゲルニック将軍
「……やれやれ。偉大なる帝国の兵士ともあろう者が、人間ごときに後れをとるとは……
 まったく嘆かわしい限り。あなたには、どうやら、お仕置きが必要なようですね。」
兵士
「そ、そんな……。た……助けてくれぇ!!」



逃げる兵士に、ゲルニック将軍はエネルギー波を放つ。



兵士
「ぐぎゃ〜〜〜〜!!」



ゲルニック将軍
「おや……どこかで見たと思ったら、あなたはイザヤールさんの……。なんと、生きてらっしゃったんですか。」



そう、間一髪助かったのだ。



ゲルニック将軍
「帝国の敵は、グレイナルだけではないというわけですね。……まあ、いいでしょう。
 あなたも、グレイナルも、ドミールも、どうせ、もうすぐこの地上から消え失せるのですから。」



ゲルニックと名乗る魔物は去り、ドミールは平穏を取り戻した。

その後、ドミール火山への入り口をふさいでいた老婆の話を聞くと、
グレイナルは心変わりして、竜の火酒を持って、
1人きりでドミール火山の山頂まで来れば、話を聞いてもいいという。
さっそく、ルーラでドミール火山の山頂へ。



グレイナル
「むむっ! 貴様、竜の火酒を持って来ていないな!?
 ええい、出直して来い! 酒を持ってきておらんのでは、話にもならんわっ!」



どうやら、人数はともかく、第一に酒ありきのようだ。
しかも、里が襲撃された後だというのにこの始末。
こいつ大丈夫かと思いつつ、みつばたちは、ドミール火山を後にした。


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