第142話・



立ち去ろうとしたところで、サンディが出てきた。



サンディ
「マジ、ビビったぁ〜。空の英雄グレイナルの正体が竜だなんて、聞いてないんですケド!
 どーりで、300年前に魔帝国ガナンと戦ったって話なのに、今も生きてるわけだ。
 でも、すっかり老いぼれちゃって、空の英雄なんて呼ばれてたのは、大昔のことってカンジ。
 こっちの話、ロクに聞いてくんないし、ありゃ、使えないって! もーいいから、帰っちゃおーよ。」



その後、戦歴画面を何度か開くと……。



サンディ
「ドミールの里の人は、とーぜん、グレイナルがドラゴンだって知ってたのよね? 先に言えっての!」



サンディがまともなこと言ってる……。



セントシュタインに戻り、ひとまず錬金。
あまつゆのいと2個、天使のはね1個、ほしのカケラ9個を補充。
しんぴのよろい×1、まもりのルビー×1、いやしのうでわ×1を材料に、しんぴのよろい改を錬金。

その後、ドミールの里へ。
すると、音楽が戦闘時の音楽になっていた!
見慣れない兵士の姿に、倒れている人もいる。
ドミールの里が、何者かに襲撃されたようだ!
里の人に話を聞いてみたところ、言い伝えに残るガナン帝国との共通点が見られるようだが……。
戦歴画面を開くと……。



サンディ
「天の箱舟でみつばを天使界に送る……って約束をしたときは、こんなに長い旅になるとは思わなかったなあ。」



いや、今それどころじゃないから!



その後、例の踊り子に話しかけてみると……。



踊り子
「あたし、下界に降りたら、ダンサーになるつもりなんだ。ほら、なんか、華やかじゃない?
 なんでも、グビアナ王国のステージが、ダンサー界の頂点らしいの。あたし、グビアナの星を目指すわ!」



お空の星にならないよう、道中気をつけてくれ。
ていうか、今それどころじゃないだろ……。




ルーラでドミール火山に飛び、グレイナルに伝えに行くが……。



グレイナル
「貴様が帝国の手先かどうかなど、もはやどうでもいいわ。」



どうでもいいのかよっ!?



グレイナル
「とにかく、わしは貴様のことが気に食わんのじゃ。さっさと立ち去るがいい!」



なんてヤツだ……。



どうせだから、宿で休んでいくことにする。



宿屋の人
「今はそんな場合ではないと思いますが、お客さんが泊まるとおっしゃるなら、仕方ありませんね。」



宿で休んだ後、襲撃者たちに話しかける。



兵士
「……ほう。我らに声をかけてくるとは、なかなかキモがすわっている。
 ……気に入らねえなぁ。貴様らネズミはネズミらしく、ビクビク怯えていればいいんだ。」
みつば
「スズメはスズメらしく、チュンチュン……。」
みく
「もういいから!」



リーダーっぽい兵士に話しかける。



兵士
「我らは、偉大なる魔帝国ガナンの兵士だ。
 このドミールは、かつて我が帝国に逆らった者たちの巣くつ。」



すくつ……なぜか変換できない。



兵士
「地上に残す価値のない場所だ。
 空の英雄グレイナルともども、この地にいる者は、一人残らず葬り去ってくれよう!」



かくして、戦闘が幕を開ける。


第141話 へ
第143話 へ

トップページへ