第135話・盗賊たちの鎮魂歌



カズチャ村の地下1階に到着したみつばたち。
ようじゅつし×2との戦いで、マホトーンで呪文を封じようとしたみつばが
逆にマホトーンで呪文を封じられ、魔力覚醒付きのイオラを食らうなど大苦戦。
しかし、みつばにかばわれながら、ひとはが必殺技のゴスペルソングで回復するなどして持ちこたえる。
そして、ついにムーンダイヤモンドを盗んだ!
そこに、男がやってくる。




「殺さないでください!! 魔物に盗まれたダイヤを取りに来ただけです!!」



ムーンダイヤモンドを取られた。




「では、私はちょっと外へ。お礼にゴールドを持ってきますんで、ちょっとだけ待っててください。
 おお、そうだ! 盗賊ヴォルガんをご存じですか? 魔物を使って盗みをはたらく悪党なんですがね。
 じつは、私がヴォルガンなんですよ。ヒッヒッヒッ。残念でしたね。」



そこにデュリオがやってきて、ヴォルガンを後ろからグサリ。



デュリオ
「はじめから信じちゃいねえ。同じ手はくわねえよ。エリーヌ……カタキを取ったぜ。」
ヴォルガン
「グオオオオオオ……。きさまか、デュリオ……。
 おのれ、このヴォルガン様が、人間ごときに……。」



……この野郎……オトリにしやがったな。



デュリオ
「ムーンダイヤモンドは、初めてエリーヌと盗んだブツなんだ。やっと取り戻したぜ……。
 助かったぜ。後で酒場に来てくれ。」



みくのリレミトとみつばのルーラで、カラコタ橋の酒場へ。



デュリオ
「へへっ、カンシャするぜ……。あんたのおかげで、カタキが取れた。
 あんたに、この技をやるぜ。意識しないでもお宝を盗んじまう、盗賊の秘技をな。」



意識しないでもパンチラを盗撮してしまう秘技は習得済みだが……。



デュリオ
「この秘伝書をつかうものの中に入れておけば、その持ち主は秘技を発動することができるぜ。」



みつばは盗賊の秘伝書を手に入れた!
クエスト100『デュリオのカタキ討ち』クリア!

さらに、デュリオはいつものように仲間を呼び集め、
みつばには、分け前として10000ゴールドをくれた。
本来なら大金だが、使い道が無い……。



デュリオ
「へへへ。安心しな、エリーヌ。このデュリオ盗賊団には、お前の魂が生きてるぜ。」



デュリオ
「あんたみたいにいいやつばかりだったら、世の中の盗賊を見る目も、少しはまともになってただろうな。」



盗賊の秘伝書は、持っているだけで、戦闘後にアイテムを盗んでいることがあるという凄いアイテムだ。
確率はレベルにのみ依存し、器用さや盗賊の証などは影響しない。
つまり、レベルが高いキャラが持つのが基本。

素材集めの途中、みくはとっしんこぞうから天使のすずを盗んだ!
メイジキメラたちを倒し、ふたばはレベル18に上がった!

ボス戦の準備を整えるため、みつばたちはダーマに飛んで転職する。
みつばは、レベル37の魔法使いに転職した。身の守りもHPも、レベル20の魔法戦士より高いのだ。
みくは、シャルマナ戦で勝利を決めたパラディンガードの発動を狙い、レベル20のパラディンに転職。
ふたばは、もちろんレベル41の武闘家に転職。
ひとはは、もちろんレベル40の魔法使いに転職。

そして、ナザムにルーラし、魔獣の洞窟へ。
全ての宝を無視し、無傷で最深部に到達。
さあ、決戦だ!


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