第128話・
みつばたちは、村を飛び出したティルを追って、希望の泉を目指す。
その前に、夜は危ないので、宿に泊まっておこう。
翌日になっても、ティルは戻っていない。
村長に話しかけても、昨日の夜と同じことしか言わない。
ティルの影の薄さに泣けてきたが、ひとまず、追いかけることにしよう。
スーパーテンツク×2、アロダイタス×1が出現したが、
ひとはのイオラとふたばの爆裂拳で、1ターンで倒す。
この戦いで、みつばは一気にレベル5に上がった!
みつばは素手スキルに25ポイントまで割り振り、正拳突きを覚えた!
みつばは黒帯格闘家の称号を手に入れた。
レッドサイクロン×2が現れたが、みくとふたばのかまいたちで1匹を倒し、
残る1匹が力をためている間に、ひとはのイオラで倒す。
この戦いで、みつばはレベル6に上がった!
不意打ちでダークホビットたちを倒し、みつばは一気にレベル8に上がった!
みつばは素手スキルに30ポイントまで割り振り、素手時の身かわし率が4%上がった!
みつばは常勝格闘家の称号を手に入れた。
程なくして、願いの泉に到着。
かつて赤宝箱から星のかけらを手に入れた、かがんで歩けば通れる洞窟に入る。
ティル
「あっ、みつばさん? ボクを探しに来てくれたんだね。ごめんね、村を飛び出したりして。
ナザムの人は、よそ者キライなんだ。ずっと昔、村の女の人がよそ者を連れ込んで、酷い目にあったから。
ボクもよそ者なんだよ。遠い町から、親戚のおじさんに引き取られたの……。
みつばさんも、村から出て行けって言われたんでしょ? これから、どうするつもりなのかな。
あの黒いドラゴンを追っかけても、またやられちゃうかも……。
! そうだ! ドミールにいるっていうグレイナルに会えば、チカラを貸してもらえるかも!?
それには、ドミールに行かなきゃいけないけど、ボク、いいことを知ってるんだ。
村の人たちがヒミツにしているナザムの言い伝えを、ボクがみつばさんに教えてあげるね。
ドミールへの道を目指す者現れし時。像の見守りし地に封じられた光で、竜の門を開くべし……っていうの。
像の見守りし地ってのは、ここからずっと西にある、魔獣の洞窟って呼ばれてるところらしいんだ。
でも、その洞窟への入り口は封じられていて、それを解く方法は、誰も覚えていないんだって。
……ごめんね。肝心なところで、みつばさんの役に立ててないや、ボク……。
なんだか、悔しいな。村に帰って、みつばさんのためにできることがないか、探してみるよ!」
ティルは、洞窟を出る。
みつばが追うと、そこには、例の女の幽霊が!
幽霊
「また、ここへ帰ってきてしまった……。あの人を見つけることもできずに。」
歩み寄るみつばに気付く幽霊。
幽霊
「あなたは、どこかで……。
! あなたには、私が見えるのね。これまで、誰も私には気付くことはなかったのに……。
私の名前は、ラテーナ。ひとつ、お願いを聞いてほしいの。今の私には、できないことだから……。
ナザム村に置いてきてしまった、大切な物を見つけてきてほしいの。
守護天使の像……足元を探して。そこに隠したはず。
お願い……。見つけてきて……。」
問答無用で頼まれてしまった。
みつばはナザム村に戻り、長い間野ざらしにされていた守護天使の像を調べる。
サンディと一緒に探すが、何も見つからない。
気付いたティルもやってきた。事情を話すと、他の町の守護天使の像は、もっと目立つ場所にあるものだという。
つまり、本来の位置から動いているのではないかと。
ティルは、村長に買い物を頼まれていると言って、走り去っていった。
サンディ
「……変な子。」
お前に言われるとは、向こうも心外だろうよ。
ともあれ、みつばは教会の石碑を調べた。
石碑には、こう書かれている。
村に災いをもたらした忌まわしきものに代わりて、この碑を残す。
人よ、頼ってはならない。自らが知らぬ者、知らぬチカラに。
石碑の下にスキマがあるのに気付く。
調べないと話が進まないので、調べると、石碑の下で何かが光った!
みつばは星空の首かざりを手に入れた!
さあ、渡しに行こう。
第127話 へ
第129話 へ
トップページへ