第09話・無い防具ゼロゼロ無いん



残り少ないHPで、ウォルロ村を目指すみつばたち。
しかし、その後は敵をうまくかわし、敵に遭遇することなく村へと帰りついた!

さっそく、峠の顛末を村長に報告。
しかし、無駄に危険なことをするなと怒られてしまった。
そして、ルイーダの話をしているところに、なぜかリッカが。
どうやら、ニードがみつばを連れ回していると思って、覗きに来たようだ。
さて、元々セントシュタインにいたというリッカは、
ルイーダという名前の、死んだ父親の友人に心当たりがあるという。
しかも、どうやらルイーダは危険なキサゴナ遺跡を通って
ここに来ようとしているかもしれず、今は行方不明ということは……。
みつばは、ルイーダを心配しているリッカと一緒に、ひとまず家に帰った。



リッカ
「……ねえ、みつば。もしよかったらでいいんだけど、頼めないかな?
 私やっぱり、行方知れずになったルイーダさんって人のことが気になるの。
 だから、キサゴナ遺跡に……
 ……ううん。やっぱり、いい。いくらなんでもキケンすぎるもの。
 そんなこと頼めないよ。」



リッカの家に泊まって回復。
だが、 頼みの綱のニード は村長にずっとお説教されていて、戦力にならない。
不本意だが、1人で立ち向かうしかないようだ。
ここからは装備・店なしの危険な旅が本格化する。
村を出たみつばは、ひとまず薬草の補充に向かった。

最初の戦闘は、モーモン。
レベル2になって身の守りも上がったみつばだったが、
2+3+2のダメージを受けた末になんとか勝利。
やはり、防具無しはめちゃめちゃきつい。

レベルを上げるために、 スライムを後ろから襲って 経験値を稼ぐことにした。
敵のシンボルに後ろから当たることができれば、先制率が飛躍的にアップするのだ。
もっとも、その逆もあるので、下手に逃げるのは危険な行為となる。

その後、2匹のスライムを倒したみつば。
しかし、次の戦いでドロザラーがスライムと一緒に出現!
ドロザラーの巻き上げた砂煙によって、みつばはマヌーサ状態になってしまう!
あと一撃で倒せるはずのドロザラーに、攻撃が当たらない!
そして、HPを少しずつ削られ、ついにみつばは倒されてしまった……。

気が付くと、教会だった。
所持金は半分になってしまっていたが、店が使えない以上、さほど重要ではない。
今は、100Gよりも薬草1個の方が重要なのだ。

その後、再び薬草採集へ。
モーモン1匹に追いつかれ、合計11のダメージを受けながらもなんとか倒す。
モーモンは攻撃力が高いが、たまにフワフワして何もしてこないのがありがたい。
「こいつは一体何を言っているんだ?」と思われるかもしれないが、
装備無しだと普通のモーモンすら強敵なのである。

続いてモーモン1匹と遭遇するも、8のダメージを受けながら勝利。
この戦いで、みつばはレベル3に上がった!
みつばはホイミを覚えた!
これで、薬草を消費せずに回復できるぞ!

みつばは覚えたてのホイミを使って傷を回復。
そのままの勢いで薬草、毒消し草、まだらくもいとを採取。
もちろん、途中で何回か敵と遭遇し、ホイミが必要になったのは言うまでもない。

ウォルロに戻ったみつばは、リッカの家で一泊。
さあ、目指すはキサゴナ遺跡だ!


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