第０７話・Angel NEETs!
ニードの話を聞くことにしたみつば。
ニードによると、村とよそとを分断することになった土砂崩れの現場に行って
なんとかすることによって、リッカを、もとい村のみんなを救うためらしい。
公共事業はつるはし、もっこ、ショベル等の人力で、ということか。
しかし、数人の力でなんとかなるもんでもないと思うが……。
しかも、大地震以来魔物が増えて危険だから、ついてきてほしいという。
こいつ、ニートの上にヘタレか……。
ニード
「旅芸人ってのは、けっこうウデのほうも立つんだろ。
ひとつ頼まれてくんねーかな？」
みつば
「それは無理なお願いね」
ニード
「おいおい。お前を拾ってくれたリッカに恩を返すチャンスなんだぜ。
これを見逃すわけねーよな？」
みつば
「めんどくさいわね」
ニード
「おいおい。お前を拾ってくれたリッカに恩を返すチャンスなんだぜ。
これを見逃すわけねーよな？」
みつば
「勝手にすれば」
以下、１０回以上繰り返し。
変な方向の根性だけはあるようだ。
仕方なく、「ありがたく思いなさいよ！！」と答えてやる。
ニード
「よっしゃ、そうこなくっちゃ！
それじゃあ、これからオレはみつばの後をついていくからな。」
お前が後ろなのかよ！
釈然としないものを感じつつも、ニートが仲間に加わった！
こんなヘタレは、以後ニートで十分だ。
さて、ニートパーティが結成されたのはいいが、
このニート、なんと装備が外せない！
みつば 職業：旅芸人 ＬＶ：１ ＨＰ：２０ ＭＰ：６ 攻撃： ９ 守備： ８ 素早さ： ８
ニート 職業：なし ＬＶ：３ ＨＰ：２５ ＭＰ：０ 攻撃：１５ 守備：１３ 素早さ：１６
……こいつ、強くね？
その後、ニートをつれてリッカに話しかけてみたところ、
リッカはみつばのことだけ心配していた。
ていうか、お前らできてるだろ！
さて、村と外部とは、土砂崩れで埋まった峠のほか、キサゴナ遺跡を通っても行ける模様。
だが、ここはひとまず土砂崩れをなんとかするのが目的だ。
さて、ニートが一緒にいれば、村の外に出ることができる。
ここからが、みつばの冒険の始まりだ！
なお、村の中でもたもたしている間に２００Ｇたまっていたが、買い物はできない。
もちろん、みつばは何も装備していない。
デフォルトで後列に配置されているが、ニートの位置を設定できないので、
この配置に意味があるかどうかも謎だ。
そして、壷やタル、たんすの運に恵まれず、薬草は１個しかない。
まずは薬草を増やしつつ、レベルアップを狙おう。
ウォルロ地方。山を迂回して、村の南にある、薬草を拾えるポイントに到着。
薬草を拾っている途中で、ズッキーニャ１匹に遭遇した！
ニートに対しては作戦を出せず、装備も変更できない。
しかし、装備禁止プレイでも、装備を変更できなければ不可抗力。
ともあれ、戦いが始まった。
１ターン目。
ニートは剣で攻撃して５のダメージ。みつばはパンチで２のダメージ。
ズッキーニャはニートを槍で突き、１のダメージ。
２ターン目。
ニートの攻撃で４のダメージを与え、ズッキーニャを倒した！
ものすごい戦力だ！
ぶっちゃけ、ファーストプレイのときはいないよりマシな程度だったのだが……。
活躍したご褒美に、ニートはニードに昇格した！！
その後、毒消し草１個、まだらくもいと２個を拾う。
そして、そのまま峠へと向かう。
まともに戦えるのはニード１人なので、無駄な戦闘は避けるべきだ。
しかし、夜行性のモーモンに気付かれ、追いつかれてしまった！
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