第04話・みつば様がみてる



ウォルロ村に降りてきたみつばの目の前には、
ニードという男と、もう1人の村人。
どうやら、ニードは天使の存在を信じていないらしい。
面白そうなので、後ろから話しかけてみる。



ニード
「リッカのやつ、何かってーと守護天使さまのおかげとか言っちゃって、
 バカじゃねーの。守護天使がホントにいるなら、
 このニードさまの目の前に連れてきてみろってんだ。」



ニード、うしろ! うしろー!

しかし、天使の姿は人間には見えない様子。
仕方が無いので、とりあえず村を探索することにする。

道具屋のたんすから薬草を入手。これはありがたい!
さらに、犬が吠えていた場所を探し、形見の指輪を手に入れた。



男の子
「村長の息子だからって、ニードのやつ、いっつもえらそうにいばっちゃってさ!
 みつばさまっ! そうか、ニードにかる〜く天バツを与えてやってください。」



心得た。さっそく、ニードの背後からポカリとやってみる。



ニード
「あいたっ! なんだ? なんだ? も、もしかして、天使が……?
 おい、天使! もし本当にいるのなら、こんなヒマなことしてないで…
 村のみんなの役にたってみろってんだ!」



いや、村人の役に立った結果がそれなんですが……。

村人から集めた情報によると、ニードはたまに剣を持って
ふらりと外に出かけたりしている模様。
村長の息子というだけで、仕事は特にしていないようだ。
名は体を表す。
つまり、ニードはニートなのだろう。

だが、ニートのまんまだとあんまりなので、
ニードという名前になっているとみた。

さて、村の滝のそばには守護天使の像があった。
守護天使みつば像と刻まれている。
しかし、みつばにはあまり似ていなかった。

村を出ようとしても、『担当地を勝手に離れるわけにはいかない!』
と表示され、外に出られない。
どうやら、おとなしく星のオーラを集めるしかないようだ。

まずは馬小屋に行き、家の人が寝ている間にうまのふんを掃除して感謝され、
星のオーラをゲット。ついでに、うまのふんを手に入れた。
あまりありがたくないが、これも99個集めないといけないので、とりあえず持っておく。
教会で、指輪をなくして困っていたおばあさんのポケットに形見の指輪を忍ばせ、
おばあさんに感謝されて星のオーラをゲット。

いつの間にか夜になっていた村を歩いていると、イザヤールの姿が!



イザヤール
「みつばよ。しっかりと役目にはげんでいるようだな。」



誰かさんと違って、はげんでいることも可能だからな。

さて、イザヤールによると、死んだ後に地上をさまよっている魂を救うこともまた
天使の使命だという。
さっそく、近くにいた亡霊の男に話しかける。
みんなに無視されて寂しがっていたが、彼自身がもう死んでいることを教えると、
満足したようで、星のオーラを残して成仏していった。

とりあえず、これで役目は果たしたようだ。
イザヤールと一緒に、みつばは天使界へと戻ることにした。


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