第03話・裸の代償



みつばは天使界で情報収集しながら、ついでにオムイを探す。



天使
「なぜ、われわれ天使が人間たちを見守るようになったのか?
 それは神のみぞ知る、だな。」



カニの味噌汁……。



天使
「ぼくら天使は、上位の天使には絶対に逆らえないんだよね。」



体育会系!? Σ( ̄口 ̄;



そして、オムイを探す途中、イザヤールを発見。
イザヤールは、ラフェットという別の天使と、『エルギオスの悲劇』について話していた。
もっとも、『エルギオスの悲劇』の話は、天使界ではタブーのようなのだが……。

ついでにイザヤールに話しかけてみる。



イザヤール
「なんという格好だ。ウォルロ村の守護天使みつばよ。
 服装の乱れは心の乱れだぞ。」



お前は学校の先生か!?



イザヤール
「とにかく、まず、ちゃんと服を着ろ! 話はそれからだ。」



だが、こいつの話は別にどうでもよさそうなので、そのままその場を離れた。
そして、別の天使に、天使たちの記録を見せてもらおうとするも、
見せちゃいけない決まりだからと断られてしまった。



天使
「……でも、ひとつだけ言えるのは、あなたの師匠のイザヤールさんは、
 すごく優秀な守護天使だってことね。」



今さっき、思いっきりタブー破ってたけどな。



天使
「なんと、歴代2位! お師匠さまを見習って、
 あなたもたくさん星のオーラを集めてきてね!」



なにぃ! じゃ、1番はどいつだ!?

その後も天使たちから情報を集めるが、天使が人間を守護するために神に作られたことや、
天使界が世界樹を守るためにあるらしいことがわかっただけ。

さて、当初の目的、なんとなくおいしそうな名前の長老オムイに報告に行ったところ、
星のオーラを世界樹に捧げるように言われる。
さっそく、天使界の頂上にある世界樹に星のオーラを捧げてみると、世界樹が輝いた!
そして、やってきたイザヤールに、オムイ様のところに行くように言われる。
オムイのところに行く。



オムイ
「みつばも知っていようが、われら天使の使命は、
 世界樹を育て、女神の果実を実らせること。
 守護天使たちが人間を守り、星のオーラを集めてくるのも、全てはそのためなのじゃ。
 守護天使みつばよ。自分のするべきことが、もうわかったであろう。
 ふたたび地上へとおもむき、星のオーラを集めてくるのじゃ。
 イザヤールは供をせぬぞ!」



さっそく別の天使に人間界に送ってもらおうとしたが、
「ちゃんと服を着なさい!」と言われて、取り合ってもらえなかった。
ブーツだけを装備するも、結果は同じ。
こいつは何もわかっちゃいない……。

仕方なく服を着て、みつばはウォルロ村へと降りてきた。
そして、とやかく言う人がいなくなったところで、さっそく服を外す。


学校の服装検査か!?

ともあれ、みつばの地上での冒険が始まった!


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