第02話・武器なき戦い



天使イザヤールと天使みつばは、少女と老人を襲おうとしているモンスターに戦いを挑む!

☆VS ズッキーニャたち

敵はズッキーニャ×1、スライム×2。
こちらはレベル1の天使みつばと、レベル20の天使イザヤール。

まず、みつばは 装備していた銅の剣を外す。
戦闘中は、ターンを使用せず、自由に武器の装着ができるのだ。
もっとも、防具は戦闘中には一切変更できないので、
予め相手にあった防具を装備しておくのも重要なポイントとなる。
なお、今回の戦闘では防具を外すことができないので、制限除外とする。

そして、配置換えでみつばを後列に。
イザヤールを前列にすることができなかったので、この戦闘では意味が無いかもしれないが、
とりあえず気休めにはなるだろう。

1ターン目。
みつばは素手でスライムAを攻撃。2ダメージを与える。
モンスターたちは3匹ともイザヤールを攻撃するが、ほとんどダメージがない。
イザヤールはズッキーニャを剣で攻撃し、21のダメージを与え、一撃で倒す。
レベル20の割には弱すぎる気がするが……。

2ターン目。
みつばはスライムAを攻撃。
スライムは2匹ともイザヤールを攻撃するが、ほとんどダメージがない。
イザヤールはスライムBを攻撃し、一撃で倒す。
ていうか、イザヤール遅すぎだろ……。

3ターン目。
みつばはスライムAを攻撃するが、倒すには至らず。
HPが低くなったスライムAは逃げ出し、魔物の群れをやっつけた!
スライムが落とした宝箱から、スライムゼリーを手に入れた!

3ターンかかって、最弱モンスターの1匹すら倒せず。
先が思いやられるが、ひとまず、少女の危機は取り払われた。
(あと、ついでに老人も。)



リッカ
「道中お守りくださってありがとうございます。
 守護天使みつばさま。」



少女リッカにはこちらの姿は見えていないようだが、
リッカはみつばに感謝し、祈りを捧げた。

少女祈祷中……。

すると、少女の体から何か魂のようなものがフワフワと浮き出し、みつばの手に収まる。



魂出てるー!? Σ( ̄口 ̄;



イザヤール
「それは星のオーラ。人間たちの我らへの感謝の心が結晶となったものだ。
 そして、その星のオーラを天使界にある世界樹に捧げるのもまた我らが使命。
 ウォルロ村の守護天使みつばよ。ここはひとまず天使界に戻るとしよう!」



2人が空高く昇っていくと、雲の切れ間から巨大な城が姿を現す。
ラピュタは本当にあったんだ!!

さて、イザヤールによると、地上から戻ったことを、
長老のオムイ様に知らせるのが天使界の習わしだという。
そして、イザヤールは別の用事があるからと、去っていってしまった。

1人になったみつばは、おもむろに装備を外す。
守備力が6も下がったが、気にしてはいけない。
なお、この時点でのみつばのシャツの色は茶色。
あまり実用性のない情報だが、何も装備していないときのシャツの色は、
さくせんコマンドで変えたキャラクターの色と同じになるのだ。

さっそく、さくせんコマンドでキャラクターの色を変えることにし、白を選択。
やはり、幼い女の子のシャツはこうでないといけない……ような気がする。

さて、このまま天使界で情報収集しながら、ついでにオムイに報告することにしよう。


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