第14話・結婚するって本当ですか?

ルドマンの家で、結婚相手を選ぶことになった浩平。
ルドマンに、本当に好きな方にプロポーズするように言われる。
浩平が選んだ相手は……。

「なんと、この私が好きと申すか!?
 そ、それはいかん! もう一度考えてみなさい」


残念、ルドマンには断られてしまった。
気を取り直してもう一度。

「あら、いやですよ浩平さん。年寄りをからかわないで下さいな」

残念、部屋の入り口をブロックしていたおばさんにも断られてしまった。
気を取り直して今度こそ。
浩平はビアンカに話し掛ける。

「まあ、浩平。こんな私でいいの?
 フローラさんみたいに女らしくないのに」

→「いいえ」

「……そうよね。やっぱりフローラさんの方がふさわしいよね」


浩平はフローラに話し掛ける。

「まあ、浩平さん。私は守ってもらうことしかできない女ですのよ。
 それでも私を選んでくださるの?」

→「いいえ」

「……そうですよね。ビアンカさんならきっとあなたの力になってくださいますわ」


……どうしよう。(´Д`;)
浩平はもう少し頭を冷やすために、ルーラでオラクルベリーに飛ぼうとした。
しかし、不思議な力によってかき消された……。
運命は、どうあっても結婚させようという気のようである。

浩平は長い間考え、そして決心した。
浩平が選んだ相手は……。

「……本当に? 本当に私でいいの?」

→「はい」

「嬉しい! 浩平さん、ありがとう! きっと、良い妻になりますわ」

かくして、浩平はフローラと結婚することになった。
すまん瑞佳……。
山奥の村でシルクのヴェールを手に入れた浩平は、
サラボナに戻ってシルクのヴェールをフローラに渡す。
そして、教会で浩平とフローラとの結婚式が行われた。
結婚式にはビアンカだけでなく、ヘンリーとマリアも来てくれた。
宴は夜遅くまで続き、そして夜が明けた。

そして、フローラは浩平の旅に連れて行ってほしいと言い出し、
結局、強引についてくることになってしまった。
やはり、この娘はただのお嬢様ではない。
初期装備がモーニングスターだし……。

さて、ルドマンにフローラと一緒に旅に出る許しを得ようとしたところ、
山奥の村の西のほこらにあるつぼの中の色を見てくるように言われる。
そこまでフローラが迷惑をかけずに一緒に行くことができたら、
2人が旅をするのを認めてくれるというのだ。
フローラの装備を整え、2人はほこらに向かった。

装備変更
フローラ:みかわしの服→安らぎのローブ 銀の髪飾り→シルクのヴェール

さて、モンスターと戦闘をしてみると、フローラは
浩平の言うことを聞かずに勝手に攻撃する ことがわかった。
聞き分けの無いお嬢様である。
まあ、その程度の不便は覚悟の上だ。
フローラはベロゴンたちを倒し、レベル2に上がった。

さて、ほこらの中のつぼを見てみると、つぼは青く光っていた。
浩平たちはルーラでサラボナに戻り、フローラの家に泊まる。
翌日ルドマンにつぼのことを話すと、なんとかフローラとの旅を許可してくれた。
また、ポートセルミにある船も自由に使っていいらしい。
船を手に入れるべく、浩平たちはルーラでポートセルミに飛んだ。

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