やはりバルザックにはまだ勝てないようだ。
仕方なく、レベル上げを続ける。
クリフトはレベル22でザオラルを覚えた。
ブライはレベル23でレミラーマを覚えた。
宿代が安いので拠点にしているサランの町に戻る頃には、もう夜になっていた。
ライアン「この町には名物の詩人
がいると聞いたが……おお、あれかな?」
……しかし、ライアンの目の前にいるのはどう見ても犬。
ライアン、しっかりしてくれ!
船で世界を回りつつ、町に立ち寄ってブライのレミラーマを使って隠されたアイテムを探す。
ルーラを使わずに移動しているので、世界中の町を回るだけでもちょっとした冒険になる。
もし強い敵が現れた場合は、馬車の仲間をフルに入れ替えて倒す。
相対的に敵が強いので、3回程度戦えば誰かのレベルが上がる。
ユキはレベル23でイオラを覚えた。
ミネアはレベル26でベホマを覚えた!
体力を完全回復できるベホマを使えば、ボス戦がかなり有利になるだろう。
世界をさまよううちに、夜のモンバーバラに到着。
ユキ(注:男性)1人で酒場の2回におもむく。
個室に女の子がいたので
話しかけてみると……
女の子「ここはぱふぱふの部屋よ。ねえ? ぱふぱふしてく?」
ユキ「は、はい。
」
女の子「じゃあ、やるわね。はい。ぱふぱふ ぱふぱふ。」
ユキ「…………
」
女の子「ぱふりんこ ぱふりんこ……」
ユキ「???
」
女の子「ぱふっちょ すーや! はい、おしまい。
今のはね、女の子にもてるようになるぱふぱふのおまじない
よ。
これからは自信を持って生きていってね。」
うーん。おとなっていいなぁ。(謎)
はじめてのぱふぱふを体験し、大ハッスル
の勇者ユキ。
もしこの勢いで魔王を倒して世界を救ったり
しようものなら、
世界はぱふぱふに救われたことになる。
……なんかすげーいやだ……
とにかく、この勢いで世界を回りつづける。
移民の町に立ち寄ると、町はかなり大きくなっていた。
建物の中の本棚を調べると、メモが見つかった。さっそく読んでみる。
「毎日、彼のたくましい胸元
が気になって仕方が無い。
これって、もしかして……恋?
ううん、そんなことっ!!
でも、彼さえよければ、あたし……
だけど、もしかしたら。
彼は男は嫌いかしら……。
」
……バラですか?
さて、バルザックに勝つにはまだレベルが足りないと判断し、レベル上げを続ける。
ブライはレベル25でマホトラを覚えた。
マーニャはレベル28でベギラゴンを覚えた!
ユキはレベル25でライデインを覚えた!
そして、大金を持っているミステリードール等を倒しまくって
お金を貯め、エンドールではぐれメタル鎧を買い、ユキに装備させた。
さあ、準備は万全だ。今度はユキとマーニャのパーティーでバルザックに挑む。
☆VSバルザック
ユキがベホイミで回復にまわり、マーニャがベギラゴンでダメージを与え続ける作戦だ。
ちなみに、ユキは疾風のバンダナですばやさを、
マーニャは守りのルビーで守備力を強化している。
ユキ LV:25 HP:193 MP:120 攻:139 守:159
マーニャ LV:28 HP:157 MP:191 攻: 44 守: 87
1ターン目、マーニャはベギラゴンで106ものダメージを与えた。
ユキもライデインで78のダメージを与える。
バルザックは冷たい息を吐き、さらにヒャダルコを唱える。
2ターン目、マーニャはベギラゴンで91のダメージを与えた。
ユキは自分にマホステを唱え、ヒャダルコのダメージを防ぎにかかる。
バルザックはユキに攻撃。さらにマーニャにも攻撃した。
3ターン目、マーニャはベギラゴンで94のダメージを与えた。
ユキはベホイミを唱え、マーニャの傷を癒す。
バルザックはユキに2回攻撃。
しかし、ユキのHPは以前よりかなり高くなっているため、瀕死にはおちいらない!
4ターン目、マーニャはベギラゴンで93のダメージを与える。
ユキはベホイミで自分を回復。
バルザックは冷たい息を吐き、さらにヒャダルコでマーニャにダメージを与える。
ユキはマホステの影響下にあるため、ヒャダルコの呪文は届かなかった。
5ターン目、マーニャはベギラゴンで108のダメージを与えた。
ユキはマーニャにベホイミを唱える。
バルザックはヒャダルコでマーニャにダメージを与え、さらにマーニャに攻撃。
6ターン目、マーニャはベギラゴンで103のダメージを与える。
ユキはベホイミでマーニャを回復。
バルザックはヒャダルコでマーニャにダメージを与え、さらにユキを攻撃。
7ターン目、マーニャはベギラゴンで97のダメージを与える。
ユキは大事をとってマーニャにベホイミ。
バルザックはヒャダルコを連発し、マーニャにダメージを与えた。
8ターン目、マーニャはベギラゴンで91のダメージを与えた。
バルザックをやっつけた!
よっしゃ! やっと勝ったぞ!
それにしても、倒したのはいいが、まだそれほどダメージを与えてなかったような気がする。
前回ユキ・アリーナのパーティーで挑んだときは、
28ターンで合計1359のダメージを与えたものの、バルザックは倒れなかった。
今回はユキ・マーニャのパーティーで挑み、
8ターンで862のダメージを与えるだけで、バルザックを倒すことができた。
やはり、バルザックは毎ターン自動的にHPを回復できるようだ。
バルザックが1ターンに自動的に回復できるHPをxとして計算してみよう。
1359−28x<862−8x
−20x<−497
20x>497
x>24.85
なるほど。バルザックは、1ターンに少なくとも25のHPを自動回復していることがわかった。
ともあれ、この戦いでライアン・クリフト・ミネア・ブライがレベルアップ。
クリフトはレベル26になり、ザラキを覚えた。
バルザック「進化の秘法がある限り、私は滅びぬはず……
今に……今に……ぐふっ!」
そして、バルザックは息絶えた。
城の宝箱からあやかしの笛とマグマの杖を手に入れた一行は、
ひとまずロザリーヒルへと向かった。