第02話・Live Forever



いざないの洞窟で、敵から逃げながらの探索は続く。

アルミラージとおばけありくいとの戦闘で、
一太郎と充がダメージを受け、瀕死に!
なんとか逃げおおせ、薫子のホイミで一太郎と充を回復。
織絵は残りMP0、薫子は残りMP3になった。
残るはホイミ1回分である。

……と思ったら、織絵も残りHPが6しかない。
1人死んだらアウトなので、織絵も回復させておく。
これで、ホイミはなくなった……。

残る薬草は2個。
薬草以前に、1回の戦闘で誰かが死ぬ可能性もあり、注意が必要だ。

……が、その後は誰とも遭遇せず、旅の扉に到達!

旅の扉を抜けてロマリア地方に到達したが、周囲は夕方だった。
城まではあと数歩だが、このまま夜になると危ない……。

しかし、その心配も杞憂に終わり、ロマリアの城に到達。
さっそく、街のアイテムを漁る。
民家のタンスから皮の帽子を手に入れ、一太郎が装備した。

さて、せっかく城に来たことだし、王様に話を聞いてみることにしよう。

王様
「カンダタという者が、この城から金の冠を奪って逃げたのじゃ。
 もしそれを取り戻せたならそなたを勇者と認めよう!
 さあ、ゆけ! いちたろよ!」

どうやら、カンダタというのは悪い奴らしい。
ついでに、王妃にも話を聞いておく。

王妃
「アリアハンは美しいところと聞きます。
 きっと、人々の心も美しいのでしょうね。」

ユダ
「俺はこの世で誰よりも美しい」

幻聴が聞こえた気がするが、気にしないでおこう。

さて、ロマリアの地下にはモンスター同士の格闘技場があって、
勝敗を当てればお金を増やすことができる。
ていうか、モンスターからお金が手に入らない以上、ここで稼ぐしかないのだ。

冒険の書にも記録したことだし、さっそく行ってみよう。


「さあ、手に汗握る格闘技スタジアムはこちらだよ。
 どのモンスターが勝つか、ズバリ当てれば、もうかるぜ!
 賭け札は1枚10ゴールドだ。どうだ、買うかい?」

一太郎
「はい」


「あれ、お客さん。お金が足りないみたいだよ。」

所持金が4Gしかなかった……。

そういえば、あれから敵を倒してないし、宝箱からお金も拾ってない。
お金が増えないのは当たり前だった。

結局、聖なるナイフ などを売り払って資金を捻出。
冒険の書に記録して、格闘技場に挑む。

さて、ドラクエの敵の強さは熟知しているので、
それを踏まえて賭ければ、格闘技場はかなりお金が貯まる。
もちろん、負けが込んだらリセットもするが、そういうこともほとんどない。
誰が勝つか分からないような組み合わせなら、一度外に出て帰ってくれば
組み合わせが変わっているので、無理に賭けることもない。
そして、おばけありくいとおおありくい×3など、強さの割に
倍率が有利な組み合わせもあるので、かなり有利な賭けである。
さそりばちはイメージよりだいぶ強いこと、キャタピラーはまず負けないこと、
賭けたいモンスターと同じ種類のモンスターが出てる場合は、どっちが勝つか
わからないので賭けないこと。この辺を意識しておけば、お金は増える。

結局、粘って400Gの元手を1000Gにした一行は、
薫子と充に皮の帽子を購入。
ロマリアを数歩出てからまた入るという技を使い、
夜になったロマリアでアイテムを回収。
宿に泊まって冒険の書に記録し、一行はカザーブを目指す。

未だにレベル1だが、現在位置はロマリア。
せっかくだから、俺はカザーブを目指すぜ!

途中、すごろく場を見つけたので、入ってみることに。
中で拾ったのと合わせて、すごろく券は3枚。
やってみよう。せっかくだから。

いきなり、宝箱の中から聖なるナイフを発見。はい、売却決定〜。
1回目はそのまま回数切れでアウト。
途中のモンスターからわずかなダメージを受けたので、
織絵のホイミで回復して再挑戦。
その後、道具屋のマスに止まり、お金が足りなかったのでブーメランを売って、
鉄の盾を購入。一太郎の守備力が大幅に上がった!
装備していたお鍋のふたを織絵に渡し、すごろくを続ける。
結局、最後の1枚のすごろく券でなんとかゴールし、
鋼野剣はがねのつるぎと500Gを手に入れた!

すごろく場で充分な結果が出たので、キメラの翼でロマリアに帰還。
いったん格闘技場に到達したので、キメラの翼などの消耗品を買う余裕ができたのだ。
宿に泊まり、冒険の書に記録してから、再びカザーブを目指す。

最初の遭遇は、キャタピラー。いざないの洞窟でも出た敵だ。
たまにスクルトを唱えて守備力を上げてくるが、こちらには
倒す気はないので、そんなの関係ねぇ! そんなの関係ねぇ!
はい、逃げ出した〜! ……が、回り込まれ、薫子さんが一撃で死亡。
……え? …………え?
たまらずリセット。
……ふう。これで、歴史的には誰も死んでないことになる。
ていうか、キャタピラーってこんな強かったのね……。

もしかして、ここまで誰も死ななかったのって、奇跡?

昔の偉い人は言いました。
「起きるから陳腐って言うんですよ。」

さて、気を取り直してもう一度。
こんな所で死ねません……。
キラービーの一撃で織絵のHPが1になったりしつつも、なんとかカザーブに到着。
到着した早々、さっそく村のアイテムを漁る。
民家で毛皮のフードを見つけたので、HPの低い薫子に装備させる。
武器屋でうろこの盾を買い、列の前から2番目にいる織絵が装備。
織絵のお鍋のフタは、充が装備する。
その後、村から2歩出て入るの繰り返しで、夜にしか取れない毒針をゲット。
もちろん、後で売り払うとしよう。

ひとまず、アリアハンからカザーブまでのルートはできた。
持っていた最後のキメラの翼で、アリアハンに飛ぶことにする。
まずは、自分の家に泊まってHPを回復。
メダルを10枚集めた褒美として、メダルおじさんからガーターベルトをもらう。
性格はこれ以上セクシーギャルにはならないが、
絵的においしいのは守備力が上がるのはとてもありがたい。
もちろん(←?)、織絵に装備させる。

さて、あとは、カザーブまでで手に入る防具を揃えるのみだ。
一行はアリアハンでキメラの翼を買い込み、ロマリアに飛んだ。
さあ、格闘技場でもうひと稼ぎするぞ!


……勇者じゃなくてダメな人に見えるのは、きっと気のせいです。


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