第72話・イオナズン アークマージのささやき


ラダトームに戻ってきた一行は、ひとまず教会でお祈りし、宿に泊まる。
さて、今後の進路の候補は主に5つ。

1.ラダトームから陸路を東に進む。
2.北に進み、魔法の使えない洞窟に行ってみる。
3.南西に進み、岩山に囲まれた洞窟に行ってみる。
4.ドムドーラから陸路を東に進み、聖なるほこらの北に行く。
5.船を探し、この世界の北東にある大陸を目指す。

まず2は却下。勇者、賢者、賢者、僧侶で魔法の使えない場所に行くなど自殺行為。
おまけに、打撃攻撃すらできないので、魔法の効果のある道具を使うしかない。
しかし、魔法使い系統(魔法使い・僧侶・賢者)の職業の者が使える道具には、
強力な攻撃呪文の効果を持つものは存在しない……。

5は却下。1の延長線上の位置にあるので、
まずは1で下調べしておく必要があるからだ。
3は保留。少し入ってみただけなので、
洞窟の全容や中にあるアイテムなどがわからないからだ。
これで残る選択肢は1か4。
一行は、後々5にも繋がるということで1を選択。
ラダトームの岩山を迂回し、陸路を東へ向かった。
なお、岩山を迂回する途中、外側の海に船が泊まっているのを発見。
船をわざわざ探す手間は省けたようだ。

途中、マドハンドの群れを倒し、由乃はレベル37に上がった。
由乃はドラゴラムを覚えた!
由乃はバギクロスを覚えた!

その後、サラマンダー×1が、他のザコと一緒に初めて出現。
由乃のメラゾーマは案の定効かず、祐巳のマヒャドでダメージを与えたが、
祥子の稲妻の剣と志摩子のザキは効かず。
サラマンダーの激しい炎で手痛い打撃を受け、
HPの低い由乃と志摩子はあと1回激しい炎を吐かれたら
倒れかねないというところまで追い詰められる。
しかし、その後は素早い由乃のマヒャドで倒し、残るザコも倒して勝利。
星降る腕輪を装備した先手必勝由乃は強い。
ていうか、雑魚がバラモスと同じ技を使うのか……。

その後、アークマージ×1が出現。
能力がわからないが、エビルマージの色違いなので、確実に魔法を使ってくるはず。
祥子がアストロンを連発し、敵はイオナズンを唱えてくることがわかった。
その後は回復魔法(エビルマージも使うので、おそらく使えるだろう)が
怖いので全力で倒すことに。
由乃のマヒャドは効かなかったが、志摩子のザキで一発でしとめた。

その後、地図の通りに陸地は行き止まり。
東の海に島が点在しているのが見えたが、
船でないとここは越えられそうにない。
一行はいったんラダトームに戻り、船でぐるっと迂回して
この世界の北東に位置する大陸を目指すことにした。

祥子のルーラでラダトームに戻り、いつもの教会+宿。
ラダトームの西から船に乗り、北周りで例の大陸を目指す。
一行は出現するクラーゴンをザラキで倒しつつ、
先ほどの小島がある海域に辿り着いた。
そして、島を調べているうちに、島の1つに塔があるのを発見。
ひとまず入ってみることにした。

塔に入って最初の戦闘は、宝箱に化けていたミミックだった。
攻撃魔法はやはり効きにくかったが、マヒャドやバギクロスで押し切り、勝利。

次の戦闘はラゴンヌ×1、はぐれメタル×1。
ラゴンヌはライオンヘッドの色違いなので、
能力は不明だがマホトーンを警戒。
同時にあわよくばはぐれメタルを倒そうと、作戦を考える。
素早い由乃がドラゴラムを唱え、祐巳と志摩子は2人でピオリム。
祥子は稲妻の剣でラゴンヌにダメージを与える。
はぐれメタルは志摩子を攻撃。
次のターン、志摩子のバギクロスでラゴンヌを倒し、
残るはぐれメタルは竜に変身した由乃の激しい炎でしとめる。
この戦いで、祥子はレベル41に上がった。

その後、2階の上った一行を待ち受けていたのは、
進もうとすると強制的に方向転換させられる回転床だった。
方向転換の方向は床の種類によって決まっており、
由乃の推理をもってすれば仕組みは簡単に解明できた。
仕組みさえわかれば、回転床ごとき難なく越えられる。
2階の宝箱を全て回収し、一行は3階へ。

さて、由乃と志摩子の最大HPが200ないので、
次々に出現するラゴンヌのマヒャドにはかなり苦戦する。
しかし、ほとんどの敵は1ターン目から強力な攻撃魔法をぶつけて倒し、
HPの被害を最小限にとどめる。

まおうのかげを倒し、志摩子はレベル41に上がった。

そして、一行は4階へ。
宝箱から光の鎧を手に入れて祥子の守備力が大幅に上がったが、
通路は行き止まり。一行は祥子のリレミトで塔を出、
MPにも多少の余裕があるので東の大陸を目指すことにした。

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