第71話・きらきら光る


装備を整えた一行はラダトームを出た。
さて、地図に現れた町を表す黄色い点のうち、
未だ行ったことのないのは2箇所。
岩山に囲まれた洞窟の南と、エルフのいたほこらの北。
ひとまず、ラダトームに比較的近い前者を目指すことにした。

襲い来るまおうのかげをべギラゴンで焼き尽くし、例の町に到着。
ルーラで確認したところ、ドムドーラという名前らしい。
一行はお祈りするべく教会を探したが見つからず、
仕方なくアイテムを探しながら情報を集めることに。
まずは町外れにいたエルフに、マイラのお風呂から南に10歩の位置に
笛が埋まっているらしいことを聞いた。
そして、「牧場できらりと光るものを見た」という女の人の情報をもとに
牧場を調べ、オリハルコンを手に入れた!
使い道は不明だが、いつか役に立つこともあるだろう。
その後、宿屋の2階にいた踊り子に話しかけてみると……。

踊り子
「あたしは昔アッサラームで人気だった、踊り娘のレナよ。
 でも、いやなお客に迫られて逃げてきたの。」

……こいつ、ナタとか持ってないだろうな。

……つーか、ネクロゴンドの洞窟越えたのか?

踊り子
「座長はお元気かな? ……かな?
 もし会うことがあったら、よろしく言っておいてね。」
由乃
(男の人だったから話したこと無いけど、嘘も方便よね……。)
「座長さんなら元気だったわよ。」
踊り子
「……嘘だッ!」

踊り子レナの雰囲気が変わる。
どうやら彼女に嘘を見破られてしまったらしい。
嘘をついたことを謝り、ひとまず座長に会いに行くことにする。

祥子たちはさっそくルーラでアッサラームに飛び、
座長にレナのことを話す。
座長は知らせてくれたお礼にと、魔法のビキニをくれた!
守備力とHPが一番低い志摩子に装備させ、志摩子の守備力が大幅にアップ。
ついでに、志摩子のグラフィックもビキニ姿になった!

由乃
「志摩子さん、意外にダイタンなのね……。」
志摩子
(ボソッと)「ドキッ、水着だらけの山百合会。ポロリもあるよ。」
祐巳
「そんなこと言ってると聖さまが来るよ。(笑)」
由乃
「……ていうか、志摩子さん、おやじくさい……。」

さて、一行は次の目標をエルフのいたほこらの北の町に定める。
位置的にはドムドーラが一番近いようなので、
ひとまずラダトームに飛んで安い宿に泊まってから、
戦闘にMPをあまり使わない祥子のルーラでドムドーラへ。
祥子たちはそこから目標の町を目指す。

はじめて燃え盛る火炎を吐いてきたキメラを倒し、志摩子はレベル40に上がった。
単なる雑魚がそんなもの吐いてくる世界なのか、ここは……。

その後、スカルゴン×3が出現。
能力がわからないので全力で攻撃することに。
まずは由乃のべギラゴンと志摩子のバギクロスで2匹を倒す。
残る1匹には祐巳がマヒャドを唱えたが効かず、祥子の稲妻の剣で倒した。

その後、道に迷って聖なるほこらの北あたりまで来てしまったので、
祥子たちはあわてて引き返し、目標の町に向かう。

そして、一行の行く手にメイジキメラ×1が初めて出現。
スライム×1も同時に出現していたが、さほど意味はない。
能力がわからないので祐巳はメラゾーマ、由乃はマヒャド、
そして志摩子はザキを唱えてみる。
結局メイジキメラは由乃のマヒャド一発で撃破し、
残るスライムは祥子の稲妻の剣で倒した。

マホカンタを使われたら大変なことになっていた……。
(注:プレイヤー発言)

その後、町の目前でメイジキメラ×4が出現。
普通に全力攻撃で倒そうとしたが、メイジキメラの1匹はマホカンタを唱えた!
これにより、バギクロスを反射された志摩子と
マヒャドを反射された由乃が重傷を負う。
マホカンタの効力により1匹だけ残ったメイジキメラはメダパニを連発。
しかし、祥子たちはメダパニに耐え切り、稲妻の剣のイオラなどで勝利。
この戦いで、祐巳はレベル37に上がった。
祐巳はモシャスを覚えた!



※モシャス
戦闘が終わるまで味方の1人に変身する魔法。
その仲間の能力が使えるようになるが、元の能力は失われる。
戦術は広がるが、賢者にとっては使いどころの微妙な魔法だ。



そして、祥子たちはついに目標の町に到着。
ルーラで確認したところ、この町はメルキドというらしい。
この町の店は、店員が寝ているなどいまいち活気がなかったが、
そうなった理由は情報不足でよくわからない。
この町では、バリアに囲まれた場所にいる老人から、
魔王の島に渡るには、太陽の石、雨雲の杖、聖なる守りの3つを持って
聖なるほこらに行けばいいらしいという情報を得ることができた。

さて、いつものように家捜しをした祥子たちは、
高値で売れるパーティードレスを発見。
ルーラでドムドーラに戻り、ドレスを売って祥子に力の盾を購入。
ドラゴンシールドを装備していた祥子の守備力が大幅に上がった!
なお、この力の盾は、戦闘中に使うと自分にべホイミの効果があるうえに、
何回でも使うことができる。これで、これからの冒険がかなり楽になった。

今後の進路を考えるため、一行は祥子のルーラでひとまずラダトームに戻った。

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