第70話・ビギナーズ


大陸の北端でほこらを見つけた一行は、中に入ってみることに。
中にいた女の人に話を聞いたところ……。

女の人
「息子のガライには困っていますのよ。
 歌を歌いながら旅をすると家を出たまま、戻ってきませんの。」

……放蕩息子だ!

なお、いつものように家捜しをしてみたが、
地下にある宝箱はからっぽだった。
祥子たちはほこらを出る。

さて、どうやらここは大陸の北西の端にあたるらしい。
祥子たちは南からやってきたので、今度は東に向かうことに。
岩山と海を避けながら東に進み、やがて洞窟を見つけた。
試しに少しだけ入ってみることにした。

最初の遭遇はトロルキング×1、ヒドラ×1。
敵の能力が不明なので、まずは由乃と祐巳がトロルキングにメラゾーマ、
志摩子はヒドラにザキを唱える。しかし、魔法は全てかき消されてしまった!
どうやら、この洞窟ではピラミッドの地下と同様、呪文が使えないようだ!
しかし、祥子の稲妻の剣はちゃんと使えるようなので、
由乃と祐巳の眠りの杖で敵を眠らせながら、ダメージを蓄積させていく。
2回攻撃で燃え盛る火炎を吐くヒドラによって志摩子が重傷を負ったが、
なんとか勝利。魔法なしはさすがに無謀なので急いで洞窟を出ることに。

洞窟を出る途中、ヒドラ×1、サタンパピー×1が出現。
サタンパピーのメラゾーマはかき消されたが、
ヒドラの燃え盛る火炎などを受け、回復手段をなくした
志摩子、由乃、祐巳が相次いで倒れる。
火炎に耐えた祥子は稲妻の剣で敵を倒し、命からがら洞窟を脱出。
祥子のザオラルで志摩子さえ復活させれば
志摩子のザオリクで全員を復活させることも可能だ。
しかし、どのみち賢者2人のMPが尽きかけているので、
この機会にアリアハンに撤退することにした。

祥子はルーラを唱えてアリアハンに帰還。
ザオラル2発で志摩子を復活させ、志摩子のザオリクで由乃と祐巳も復活。
教会でマリア様にお祈りした一行は、
ゴールド銀行に行って、ずっと迷っている間に手に入れたゴールドを預ける。
そして、宿屋に泊まって回復し、ラーミアに乗って
再び例の穴から落ちて謎の世界へと足を踏み入れた。

一行はいつの間にか港に戻ってきていた船で港を出、すぐに上陸。
さて、祥子たちはここでまたしても今後の進路に迷った。
先ほどは南から北方向へこの地点を通過している。
そして、北方向にすぐ突き当たってから東に向かったので、
北東方面に向かうと先ほどの洞窟があることになり、
行ったことのない方向は西と南西。
ひとまずカンで南西に向かっていると、遠くに町があるのを発見。
さっそく行ってみることにした。

なお、町に行く途中でじごくのきしなどが出現したが、
祥子の稲妻の剣、由乃と祐巳のイオラ連発などで瞬殺している。

そして、祥子たちはこの世界にやってきて初めて、
まともな町に出会うことができた。
とはいってもスタート地点から西に進んだだけなのだが、
道がわからなかったのだから仕方がない。
ルーラで確認してみたところ、この町の名前はラダトームというらしい。
一行はまずは教会を探し出す。
マリア様の像がなかったので、神父様にお祈り。
なお、この教会の2階にある牢屋には髭面の囚人がいたが、
先代黄薔薇様がこの場にいないのを幸いに、無視しておく。

さて、町の入り口近くにいた女の人に話を聞いてみると……。

女の人
「魔王バラモスを倒したですって?
 でもバラモスなど大魔王ゾーマの手下の1人にすぎませんわ。」

志摩子
「……ど、どういうことでしょう!?」

祐巳
「まさかあのバラモスが破れるとはな。」
祥子
「まったく……油断しおってからに……。」
祐巳
「ふふっ。しかし、バラモスなど我らの中でも一番の小物。
 奴が倒されたとてなんら支障はないわ。」
祥子
「……次は誰が行く?」
由乃
「その役目、私に任せてもらいましょうか……。」
祐巳
「お、お前は!?」

祥子
「要するに、こういうことよ。」
由乃
「…………つ、ついノってしまった……。」

さて、この町で女性から情報を集めたところ、
この世界は闇の世界アレフガルドというらしい。
道理でずっと朝にならないはずだ。

その後、一行は城で情報を集める。
この城では、この世界にたどり着いたオルテガが
記憶をなくしているらしいことが判明。
もう一回ぶつけたら記憶を取り戻すかは不明。
そして、城のテラスにいた神父様から妖精の地図をもらうことができた。
この地図はこの世界の地図で、しかも歩いた部分が自動的に記録されるという。
道に迷いやすい一行にはこの上なく嬉しいアイテムだ。
さらに、今までに歩いた部分もどういうわけか記録されていた。
なお、地図には今まで歩いていない場所にも町を表す黄色い点があるのを発見。
おそらくは近くをかすったときに勝手に記憶されたのだろうけど……。
ひとまず、今度行ってみることにしよう。

さて、この町の武器屋には強力な防具が売られていた。
いったんアリアハンで貯金をおろし、
ミスリルヘルムを全員に購入。
そして、水鏡の盾を祥子以外の全員に購入。
全員の守備力が大幅に上がった!

これで準備は万端。
情報もかなり集まり、この世界のことがどんどんわかってきた!
回復のために宿屋に泊まり、一行はラダトームを後にした。

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