第73話・祥子さまはサイコロを振る


小島の塔から東に進んだ一行は、程なく大陸に上陸。
大陸を北側から調べるうちに村を発見。中に入ってみることにした。

ルーラによって、この村がマイラという名前であることを確認。
一行はまず教会を探したが見当たらず、
途中で温泉を見つけたので、ドムドーラでエルフに
聞いた位置を調べ、妖精の笛を手に入れた。

……この笛、何に使うんだろう?

志摩子
(笛を吹きながら)「レッドスネーク・カモーン」
祐巳
(ああ、志摩子さんが壊れていく……。)

さて、この町で情報を集めたところ、老婆から、
光の玉があれば魔王の魔力を弱めることができるという情報を聞くことができた。
なお、この町にははるかジパングからやってきたという人たちがいたが、
これといって有用な情報は得られなかった。
その後、一行は井戸の中を調べるうち、すごろく場を発見。

さて、ここで誰が挑戦するかで迷うことになる。
由乃と志摩子はHPが低く、祐巳は全体攻撃はイオラまでしか使えない。
(ドラゴラムも一応あるんだけど……。)
よって、魔法を封じられる可能性も考慮に入れ、
稲妻の剣で無限にイオラが放てる祥子が挑戦することにした。

途中、炎の呪文が効かないヒートギズモにライデインを撃たされたり
しつつも、挑戦1回目で鍵のマスに止まることに成功。
宝箱から命の指輪とグリンガムのムチを手に入れた。
命の指輪は元々セクシーギャルでガーターベルトをつける必要がない
祥子が装備。これで、歩くたびに祥子のHPが回復するようになった。
グリンガムのムチはひとまず袋に入れておく。
おそらく、後で売ることになるだろう。
その後もすごろく場に挑戦を続ける。
攻撃魔法が効きにくいキラーアーマーのルカナンを受けた上に
4匹にボコボコにされてまさかの敗戦一歩手前まで追い詰められたりしつつ、
5回目くらいの挑戦で見事ゴール。
賞品の光のドレスを手に入れ、志摩子に装備させる。
そして、志摩子の魔法のビキニを由乃に装備させる。

志摩子
「……サイズ……ぴったりなんですね。」
由乃
「つっこむところはそこじゃない気もするけどね。」

ともあれ、志摩子と由乃の守備力が大幅に上がった!
さて、途中のアイテムがあまり取れていないのでその後も挑戦を続けるうち、
よろず屋で雷神の剣を売っているのを発見。
65000Gもしたが、必要ないグリンガムのムチや闇の衣を売り払って
資金を捻出し、有り金をはたいて購入。
戦闘中に道具として使うとべギラゴンの効果があるアイテムだ。
単体に対しての威力は稲妻の剣のイオラやライデインの呪文よりも上。
ただし、炎の呪文に耐性のある敵も多いので、
使いどころを間違わないようにしなければいけない。

祥子はその後もすごろくを続ける。
途中、うっかりミミックを開けてしまったが、ライデイン3発で倒す。
さらに何度もすごろくへの挑戦を繰り返すうち、
じごくのきしの焼けつく息でマヒし、やられてしまう。
その後、リベンジとばかりに別のじごくのきしを倒し、祥子はレベル42に上がった。
祥子はギガデインを覚えた!

※ギガデイン
勇者しか使えないデイン系最強魔法。
稲妻を落とし、敵全体に非常に大きなダメージを与える。
デイン系の呪文は効きやすい敵も多く、ギガデインは最強の攻撃魔法といえる。

さて、めぼしいアイテムは取り尽くしたようなので、
すごろく場を後にする。
この町の武器屋で、すごろく場で手に入れたアイテムを売り払い、
由乃に賢者の杖を購入。賢者の杖は
戦闘中に使うとべホイミの効果があり、しかも使ってもなくならない。
素早い由乃には最適の回復アイテムだ。

さて、この町の井戸の近くにいた女の人から、
道具屋の主人は器用な人で、役に立たない物でも買い取って
細工して売り出したりするという情報を聞いた。
さっそく道具屋に行き、役に立たない物を売ろうとしていると、
他の店では売れないオリハルコンがなぜか高値で売れることが発覚。
ひとまずオリハルコンを売り払い、
そのお金で祐巳と志摩子に賢者の杖を購入。

……お金の使い方が間違っている気がしないでもないが、
ここは気にしたら負けなんだろう、きっと。

祥子たちはルーラでラダトームに飛んで宿に泊まる。
そして、お祈りの後で再びマイラに飛び、
この大陸を探索しつくすことにした。

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