第67話・祥子の酒


一行はゾーマの情報を求めてラーミアで世界を巡る。
アリアハンからレーベ、ランシール、レイアムランドと進み、
ノアニールの宿屋で踊り子に情報を聞いてみた。

踊り子
「ああ、オルテガ様…。またいつかこの村に立ち寄るのではないかと
 お待ちしてますのに。あのたくましいウデ…
 他にもあんなステキな勇者さまがいるのかしら?」
祥子
「はい」
踊り子
「えっ? あなたが? ……うーん、残念だけど、
 あたし女の子には興味ないの。」

……そいつぁ残念だ。

ノアニールを出た一行は、エルフの隠れ里を経由してエジンベアへ。
由乃のレムオルで姿を消してまんまと侵入。呪文の効力はすぐに切れたが、
いたずらのため再びレムオルで姿を消して、姫様やメイドに話しかける。
そして、鏡を見つけたので姿を消したまま調べてみると……。

祥子は鏡を覗き込んだ。
疲れた顔が映っている。

……映ってるー!

その後、エジンベアを出た一行は、ラーミアに乗ってカザーブ、竜の女王の城、
ほこらの牢獄、ロマリアと回り、ポルトガへ。
ポルトガでは、バラモスを倒したことにより呪いの解けた
元・半分猫のサブリナが誘惑の剣をくれた。
戦闘中に道具として使うとメダパニの効果がある強力なアイテムだ。

志摩子
「もしサブリナさんに猫じゃらしを見せたらどうなるんでしょうか?」
祐巳
「うわ、志摩子さんが黒い……。」
由乃
「普段が白すぎるだけに、二次創作では黒キャラにされることも多いみたい。」
祐巳
「なるほど……。」

ともあれ、サブリナに感謝しつつ、祥子たちはポルトガを後にした。

ポルトガを出た一行はラーミアに乗って南下し、
イシス、小さな教会、テドンと回って、
バラモスの城の隣にある洞窟へ。
前に来た時と違ってなにやら壁が崩れていたが、
それが何を意味するのかはわからない。
そして、祥子たちは周辺を調べているうちに穴に落ちてしまった!

落ちた先は、地図にも載っていない小さな港のような場所だった。
ルーラで来ることのできない場所のようなので、名前もわからない。
船があるので、これに乗っていけばここを出られそうだ。
しかし、今まで散々頼ってきた地図が使えないというのは危険そうだ。
ひとまず撤退を決意し、祥子がルーラを唱えてみると、
ルーラは意外にもあっさり発動した。

ルーラでアッサラームに飛んだ祥子たちは、
情報を集めながらダーマを経由してバハラタへやってきた。
なお、バハラタでは、川の水で身を清めると美しく若さを保てると
言っているご婦人に遭遇。この人ははるばる旅をしてきたらしいのだが、
同じようなセリフを言っていた人に、さっきポルトガあたりで会った気がする。
もしかして、このご婦人はポルトガから凄いスピードで
やってきたのだろうか。もしそうだとしたら……。

……最初からお前が胡椒取りに行けっ!

その後、ジパング、その対岸の宿屋を経由して、ムオルへ。
子供とはいえ殿方と話せないので例の悪趣味な兜はやはり入手できず。
そして、グリンラッド、ルザミを経由して海賊の村へ。
祥子たちはいつかの約束通り、海賊のお頭と朝まで飲み明かした。

祐巳
「お姉さま、私たち未成年じゃ……」
志摩子
「『この作品に登場する人物は、全て18歳以上です。』はい、これで大丈夫。(にっこり)」
祐巳
「なるほど。それなら大丈夫かも。」
祥子
「さすがは黒志摩子、あざとい……。」
由乃
「いや、お酒は20歳以上じゃなかったっけ?」


※この作品に登場する人物は、全て20歳以上です。


なお、祥子の性格はすでにセクシーギャルなので変化はない。

その後、サマンオサ、スーを経由して商人の町へ。
商人の町では、いつの間にか蔦子が牢屋から出ていた。
蔦子は別の男に町を譲り、アリアハンのルイーダの店へと帰っていった。

さて、これで主要な町は全て回ったが、
結局一番怪しいのはさっき落ちた例の穴だ。
一行はアリアハンに戻り、Gを預けて宿に泊まる。
(祥子の自宅には泊めてもらえなかった!)
そして、教会でマリア様に新しい旅立ちの安全を祈願し、
ラーミアで例の穴に向かい、今度はわざと穴に落ちてみた。
祥子たちはそこにあった船を無断で借用して先ほどの港から出た。
しかし、地図が無いので今後の進路はわからない。
なお、東方面には陸地があり、西方面には海が広がっている。
一行はせっかく船に乗っているということで、
海路を西へと進むことにした。

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