第51話・マネーの袋


その後も祥子たちはネクロゴンド地方を進み、遂に洞窟へ辿り着いた。
ちなみに、ここまでの戦闘でMPは軒並み消耗。
敵が強くなると、マホトラを使う余裕もあまりなくなるのだ。
志摩子に至っては、実に106ものMPを消費している……。

祥子たちは洞窟を進む。
なお、この洞窟はどんどん上にのぼっていくタイプの洞窟のようだ。
1回も敵に遭遇することなく、祥子は2階に到着。

最初の遭遇はミニデーモン×4。
魔封じの杖で魔法を封じてからゆっくりMPを吸収しようと企てるも、
魔封じの杖は意外に効きにくいらしく、1匹の呪文を封じるにとどまる。
そして、メラミによる手痛い反撃を受け、MP吸収を諦める。
結局祐巳と由乃がベギラマを連発するなどし、祐巳が重傷を負いながらも勝利。

その後、トロル、ミニデーモン、ホロゴーストが出現。
またしてもトロルを眠らせ損ね、痛恨の一撃を受けた祐巳が気絶!
ホロゴーストは名前からゾンビ系と判断し、能力不明のまま志摩子のニフラムで消し去る。
祐巳が気絶した後でトロルを眠らせることに成功し、
由乃のメラミ連打などで倒す。残るミニデーモンはMPを吸い尽くしてから撃破。
志摩子のザオラル3連発で祐巳を復活させ、
志摩子のMPがなくなってきたので回復役を祐巳に変更し、さらに進む。

その後、ホロゴースト×2、じごくのきし×1が出現。
能力不明の両者に対し、まずはグループのホロゴーストから倒すことにする。
由乃はホロゴーストにヒャダルコを唱えるが、効かなかった。
祥子はいかずちの杖でホロゴーストにダメージ。
じごくのきしは焼けつく息を吐いてきたが、運良く誰もマヒしないで済んだ!
志摩子は裁きの杖でホロゴーストにダメージ。
そして、ホロゴーストはザラキを唱えてきたが、運良く誰も倒れないで済んだ!
祐巳のベギラマでホロゴーストの1匹を倒したが、
ここで一行はこの敵たちの恐ろしさにようやく気付く。
ホロゴーストを早々に倒し、その後は今後の戦いに備えて敵のHPを計算するために
杖でちまちまダメージを与えてじごくのきしを倒す。

一行は洞窟をさらに進み、宝箱の中から稲妻の剣を発見。
全体攻撃魔法のイオラを無限に撃つことのできる、
強力極まりないアイテムだ!
稲妻の剣は使いこなせる祥子が持ち、
祥子のいかずちの杖は、攻撃魔法の弱い志摩子に持たせる。



※イオラ
爆発を起こし、敵全体に中程度のダメージを与える魔法。
かなり重宝する魔法だ。



心強い味方を得て、祥子たちは探索を続ける。
そして、洞窟の宝箱から刃の鎧を発見。
受けた打撃攻撃のダメージのうち何割かを敵に返せるという、
これまたかなり強力な防具だ。
唯一装備可能な祥子がもちろん装備し、さらに進む。

そして、一行は3階へ。

出現したライオンヘッド×2のマホトーンで全員が呪文を封じられた!
その上にライオンヘッドのベギラマ連打でHPをかなり多く削られたが、
稲妻の剣や裁きの杖でダメージを与え、すんでのところで倒す。
稲妻の剣を拾っていなければ、こちらが全滅していたかもしれない……。

その後、ライオンヘッド×2、おどるほうせきが出現。
おどるほうせきはわらいぶくろに姿が似ているので魔法は効きにくいと判断。
ライオンヘッドから倒そうとするも、倒す寸前に全員がマホトーンで魔法を封じられてしまう!
こうなってはどうしようもない。
祥子たちはライオンヘッドを倒し、残るおどるほうせきから逃げようとするも、
連続で回り込まれてしまい、ボミオスで素早さを下げられたり、
不思議な踊りでMPを下げられたり、かなり好き放題にやられてしまう。
そして、何度か逃げようとするうちに敵のほうが逃げてくれ、助かった。
この戦いで祐巳の残りMPが危なくなったので、回復役を由乃に切り替える。

その後、無限ループに惑わされたりしつつも、敵を倒して進んでいく。
じごくのきしたちを倒し、祐巳はレベル20に上がった。
祐巳はヒャダルコを覚えた!



※ヒャダルコ
敵1グループに冷気のダメージを与える魔法。
冷気系の魔法は効く敵が比較的多いので、役に立つ。



そして、祥子たちは4階へ。
じごくのきしを倒し、由乃はレベル20に上がった。
由乃はバシルーラを覚えた!

さすがは魔王のいるという地域の洞窟。その後もかなり迷ったが、
落とし穴が進路をふさいでいたのでわざと落ちてみたりしつつ、
進む道を見つけて、一行はついに5階へと進んだ。

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