第50話・サイモン。たいへんでした


オリビアの岬の呪いを解き、一行はほこらの牢獄へとやってきた。
中にいた人魂に話しかけてみると……。

人魂
「ここは寂しいほこらの牢獄……。」

人魂の言う通り、寂しい牢獄だった。
白骨化した屍が2つ、人魂が2ついるばかり。
2つ目の人魂に話を聞くと……。

人魂
「私はサイモンの魂。私の屍のそばを調べよ……。」

最初はどちらがサイモンの屍なのかわからなかったが、
祥子たちは指示通りに屍のそばを調べ、ガイアの剣を手に入れた!
一行はほこらの牢獄を出て、由乃のルーラでひとまずアリアハンへ。

一行は教会でマリア様にお祈りして、祥子の家に一泊。
ひとまず余ったGを預け、町を出た。
さて、一行は既にサマンオサ南にある海賊のアジト、テドンの牢屋、
ランシール大陸の洞窟で、合計3つのオーブを入手している。
残るオーブは3つ。所在は3つとも不明だが、
そのうちの1つ、イエローオーブは人から人に渡っていて、
山彦の笛をもってしても探すことは困難らしい。

祥子たちは相談の上、ガイアの剣も手に入れたことだし、
ひとまずネクロゴンドへ向かうことに決定。
そこで残るオーブが手に入ればよし、
手に入らなければ世界中を巡りながら山彦の笛を吹いてまわればいい。
先にネクロゴンド以外でオーブを探さないのは、魔王の住むネクロゴンドには
遅かれ早かれ行かなければならないだろうと考えてのことだ。

さて、船で志摩子を探しながら世界中を巡った時に、
すでに火山の大体の位置はつかんである。
一行はキメラの翼でアッサラームに飛び、
船で南下して火山を目指した。

一行はほどなく火山に到着。
祥子がガイアの剣を火山の火口に投げ入れると、
火山が噴火して溶岩が冷えて固まり、新たな道ができた!
祥子たちは意を決してネクロゴンド地方へ足を踏み入れる。

ネクロゴンドに足を踏み入れる寸前、
じごくのハサミを倒し、由乃はレベル19に上がった。

ネクロゴンドでの最初の戦闘はトロル×2。
祥子のいかずちの杖、祐巳と由乃のベギラマなどで応戦するも、
2ターンかけても倒せず。逆に敵の打撃で恐ろしいダメージを受ける。
なんとか脱落者を出すことなく勝てたものの、
次からはメラミを連発するか、補助呪文を使って戦わないと苦しいだろう。

次の戦闘はトロル×2、ミニデーモン×1。
素早い由乃の眠りの杖でトロル1匹を眠らせ、
志摩子のマヌーサでトロルを幻に包む。
ミニデーモンのメラミを受けながらも、祐巳はマホトラでミニデーモンのMPを吸収。
その後は再び由乃の眠りの杖でトロルを眠らせ、
眠っている間にメラミやヒャダルコの集中砲火(?)でトロルを倒し、
残るミニデーモンはMPを節約して杖でゆっくり始末。
この戦いで、祥子はレベル24に上がった。
同時に、志摩子はレベル24に上がった。
志摩子はザオラルを覚えた!
……これで、もし全滅しても教会で全員を復活させる必要がなくなるっ!



※ザオラル
成功率は低いものの、成功すれば、HPが0になった仲間を、
最大HPの半分のHPの状態で復活させることができる。
かなり高等な魔法だ。



その後、フロストギズモ×4が出現。
ヒャダルコを受けながらも、名前から敵の性質を判断した
祐巳と由乃のベギラマなどにより、1ターンで撃破。

その後、フロストギズモ×2、ミニデーモン、トロルが出現。
由乃のベギラマと祥子のいかずちの杖でフロストギズモを倒すも、
次のターンにトロルを眠らせることに失敗。
トロルの痛恨の一撃を受けた祐巳が一撃で気絶!
その後は由乃がミニデーモンのMPを吸い取ってメラミを封じ、
祥子と志摩子の眠りの杖でトロルを眠らせ、
あとは由乃のメラミで撃破。残るミニデーモンは杖で倒し、勝利。

志摩子のザオラル4回目でようやく祐巳が復活し、
志摩子のべホイミ4連発で全員のHPを回復。
敵の恐ろしさを肌で感じつつも、
祥子たちはネクロゴンドをさらに進んでいった。

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