第49話・オリビアの岬〜素晴らしき愛の思い出〜


グリンラッドで変化の杖と船乗りの骨を交換した一行は、
ひとまず老人の家を出て、船乗りの骨を使ってみる。
由乃が船乗りの骨を糸につるして持つと、
船乗りの骨はぐるぐると回りだし、南に84、東に125の方向を指し示した。
よくわからないが、この骨が指し示す場所に行けば、
なにかがあるのだろう。

せっかく近くまで来たことなので、一行はひとまず商人の町へ。
しかし、商人の町は大きくなっていなかった。
祥子たちは町を出て、船乗りの骨をこまめに使いながら、
船乗りの骨が指し示す方向へと向かっていく。
そして、一行はロマリア近海でついに幽霊船を発見。
このアイテムは幽霊船の位置をダイレクトで示していたのだ!

祥子たちはロマリアに立ち寄って宿でMPを回復してから、
再び船乗りの骨で幽霊船を探し、中へと乗り込んだ。

祥子たちは幽霊船を探索する。
操舵室に入ってみると、舵が勝手に動いていた……。
操舵室には亡霊の姿が……。

亡霊
「どんな嵐が来ようと、わしの船は絶対に
 沈まないのだ! わはははは!」

一行は幽霊船の探索を進める。
最初の戦闘は、しびれくらげ×3、ガニラス×3。
各自が攻撃魔法の効果を持つ杖を振り、2ターンで撃破。
しびれくらげの落とした宝箱から、満月草を手に入れた。

次の戦闘はマーマンダイン×3。
不意打ちしてきたが、杖を振りまくってその後は1ターンで倒す。

その後、船内をうろついていたミニデーモンに襲い掛かられるも、
杖を使い、MPを消費することなく1ターンで撃破。

甲板を降りた一行はさらに探索を続ける。
祥子はタンスからガーターベルトを見つけた。
性格を最もバランスの取れた「セクシーギャル」にできる重要アイテムだが、
賢さが上がりにくいので、魔法一辺倒のこのパーティーの役には立たない。
とりあえず袋にしまっておく。

そして、一行は倒れているエリックの姿をみつけた。

志摩子
「ハ●ドパワー?」
由乃
「……あんた一体何歳……?」

エリック
「オリビア…もう船が沈んでしまう…
 君にはもう永遠に会えなくなるんだね。
 でも、僕は永遠に忘れないよ…君との愛の思い出を……。
 せめて君だけは…幸せに生きておくれ……。」

祥子たちはエリックの思い出の品を探して船内を巡る。
そして、見つけた宝箱は由乃のインパスで調べてから開ける。
途中、1個だけ赤く光っている宝箱があった。……危ない危ない。
そして、意味ありげにポツンと置かれた宝箱から、愛の思い出を発見。
祥子は愛の思い出を手に入れた!

さて、幽霊船の敵は案外弱く、MPを使ったのは由乃のインパスだけ。
しかも、このくらいのMPならマーマンやマーマンダインから
マホトラですぐに回収できるので、宿に泊まる必要も無い。
一行はこのまま商人の町経由で、オリビアの岬を目指すことにする。

そして、商人の町に立ち寄るも、これといって収穫はなし。
仕方なく町を出て、船でオリビアの岬へ向かう。

途中、マリンスライムたちを倒し、祐巳はレベル19に上がった。
祐巳はトラマナを覚えた!

そして、祥子たちはオリビアの岬に到着。
試しに通ろうとしたが、悲しい歌声に引き戻されてしまう。
そこで、祐巳が愛の思い出を空にかざすと、
2人の愛の思い出があたりを暖かく包む……。

オリビア
「ああ、エリック! 私の愛しき人。
 あなたをずっと待っていたわ。」
エリック
「オリビア、僕のオリビア、もう君を放さない!」
オリビア
「エリックーッ!」

二人の魂は天に昇っていき、オリビアの呪いが解けた!
祥子たちはオリビアの岬を通過し、小島にあるほこらの牢獄へ。

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