第13話・ひとくい箱の見方


女王様に別れを告げた一行は、イシスの城を出ようとする。
しかし、名探偵由乃の推理によって、まだ行ったことのない城内の道の存在に気付き、
そこに入ってみる。道は地下に続いており、
その行き止まりには宝箱があった。

何気なく宝箱を開けた祐巳は、星降る腕輪を手に入れた!
しかし、そこにどこからともなく骸骨が出現する。

骸骨
「私の眠りを覚ましたのはお前達か?」
祐巳
「ぎゃっ!……いっ、いいえっ!」

びっくりして思わず否定する祐巳。
顔には思いっきり「嘘です」と書いてあったが……。

骸骨
「そうか、違うのか……。
 これはとんだ人間違いをして悪かったな。」

あっさり引き下がってくれた。
案外いい人(?)だったのかもしれない。

この星降る腕輪、装備していると素早さが2倍になるという優れものだ。
しかも、素早さが上がると同時に守備力も上がる。
祐巳は嘘をついたことをマリア様に懺悔しつつ、
全体攻撃魔法を使える由乃に星降る腕輪を渡す。
星降る腕輪を装備し、由乃の素早さが大幅に上がった!
これで、由乃はまさに先手必勝で攻撃呪文を打ち込めることになる。

祥子たちはイシスの宿屋で一泊し、
ほこらの老人が砂漠の北にあるといっていたピラミッドを目指して、
イシスを出て砂漠を北へと向かった。

敵と遭遇することなく、一行はピラミッドの中へ。
まずは北方面に進むも、十字路の落とし穴に気付かず下に落ちてしまう。
仕方がないので、祥子たちは上にのぼる階段を探す。
最初の遭遇はだいおうガマ×4。
いつも通り戦おうとするも、由乃のギラ、祥子のギラ、志摩子のバギ、
全ての呪文がかき消されてしまう!
そういえばイシスの町で、ピラミッドには『一部の地域を除いて
このまま呪文の使用を続けさせていただきます』という伝説が
あると聞いたが、まさかここがその『一部の地域』だったとは……。
なお、祐巳だけはいつも通りにお手玉。そして自分に直撃。
セルフでオチをつけられる優秀な芸人である。
あとは魔道士の杖を持つ祥子と由乃が魔道士の杖を使いまくり、
祐巳と志摩子は防御。もっとも、祐巳は言うこと聞かないけど。
敵はラリホーを連発してくるも、あちらの呪文もかき消される様子。
あとはだいおうガマ4匹の打撃VS魔道士の杖2本。
壮絶なガチンコバトルが繰り広げされたが、
最後にはこちらが火力で(?)押し切り、勝利。
この戦いでは4人合計で130ものダメージを受けた。(祐巳の石含む)

その後は敵と遭遇することなく、
運良く上り階段を見つけて命からがら1階へ。
試しにホイミを使ってみると、ちゃんと傷が回復した。
どうやら、地上ではとりあえず魔法は使えるようだ。
志摩子のホイミで回復し、一行は再びピラミッド内部を目指す。
地上での最初の遭遇はミイラおとこ×3。
打撃でかなりのダメージを受けたが、祥子と由乃のギラで一掃。

その後、宝箱を開けたところ、宝箱はひとくいばこだった!
ひとくいばこの恐ろしいほどの攻撃力により、
祥子がいきなり重傷を負わされる。祥子の残りHPは1!
祥子は魔道士の杖を使ったが、効かない!
志摩子はラリホーを唱えたが、効かない!
由乃は2ターン目に慌ててスクルトを唱える。
その後、限界まで防御を上げないと全滅すると気付き、
由乃はスクルトで守備力を上げる。
祥子はたまらずホイミで回復。
志摩子はマヌーサを唱えるが、効かない!
ひとくいばこは甘い息を多用し、こちらを眠らせてくる。
こうなったら意地だ。
由乃はひたすらスクルト。
志摩子と祥子は傷ついた仲間にホイミ。
途中で祥子のMPが切れたので、ダメ元で魔道士の杖を使う。
やがて凄いところまで守備力が上がってきて、元々硬い祥子と祐巳は
ほとんどダメージを受けなくなった。
が、今度は一番弱い由乃が連続で狙われる。
由乃はたまらずスクルト連発。
祥子のMPが切れているので、志摩子はホイミに追われる。
守備力が限界近くまで上がって少し余裕が出てきたが、
ひとくいばこの甘い息はやはりうっとうしい。
しかし、その後は比較的効きやすいらしいと気付いた
志摩子のバギでダメージを重ねる。
また、運がいい時は祥子の魔道士の杖や由乃のヒャドも効いた。
そして、プレイ時間にして15分以上の大激闘の末、
由乃のヒャドでひとくいばこを倒した!

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