第2話・サマルトリア物語

リリザの町の目前でドラキーに敗れ、死んでしまったクッキー。
気が付くと、ローレシアのお城にいた。

王様「おお、クッキー! 死んでしまうとは情けない……
   そなたにもう一度機会を与えよう……
   再び このようなこと がないようにな。
   では、ゆけ! クッキーよ!」

……これからも度々 このようなこと があると思うんで、そこんとこよろしく!

そして、リリザの町を目指すクッキー。
途中、ドラキーたちを倒してレベル3に上がった。
そして、残りHP3の状態でなんとかリリザに到着。

まずは、町の人々に話を聞いてみよう。
町の隅にある木陰にいたごつい男に話しかけてみる。
こんな目立たない所 にいるということは何か重要な情報を握っているのかも……

男「わっ! いきなり話しかけないでくれ!
  おしっこが脚にかかったじゃないかっ!

どおりで目立たない所にいるわけだ。

めげずに、今度は男女の子供カップル に話しかけてみる。

女の子「あたしたち、 デート中 なの。ジャマしないでねっ。」

こ、このオレをさしおいて……。(怒)

他の人々に情報を聞いた結果、この町のはるか北にサマルトリアの城があることが判明。
宿屋に泊まってHPを回復し、北を目指す。

途中、ドラキー3匹が現れたものの難なく倒して、サマルトリアに到着した。

ここでも町の人々から情報を集める。
サマルトリアの王子は残念ながらここにはいないようだったが、
サマルトリアの王子の妹に会うことができた。

王子の妹「あなた、誰? お兄ちゃんのお友達?」
クッキー「はい。」
王子の妹「なら、いいこと教えてあげる。
     お兄ちゃんね、わりとのんき者なの。
     けっこう寄り道したりするんじゃないかなぁ……。」

情報の内容はどうでも良かったが、
「お兄ちゃん」と呼ばれるサマルトリアの王子がうらやましいと思った。

さて、サマルトリア王によると、王子は勇者の泉へと向かったらしい。
勇者の泉はローレシアの北にあるとのこと。さっそく向かってみよう。

勇んで出発したはいいものの、勇者の泉の位置がどうにもわからない。
迷ってしまったので勇者の泉はひとまず諦め、
南下してローレシアを目指す。
しかし、途中で遭遇した敵にHPを削られ、
ローレシアにたどり着いた頃には残りHPはわずか2だった。

その後、サマルトリアを経由して勇者の泉を探す。
途中、やまねずみたちを倒してレベル5に上がった。
その後も勇者の泉を探してHPが少なくなっては撤退をくり返す。
そして、ついに勇者の泉を見つけた!

勇者の泉へと足を踏み入れる。
洞窟を慎重に進んで行き、宝箱を見つけた。
宝箱を開けると、中身は薬草 だった!
宝箱の中身が薬草でこんなに嬉しいのは初めてである。
さらに進み、別の宝箱を見つけた。
中身は85ゴールド
全然嬉しくない。
さらに進もうとも思ったが、HPが残り少ない。
薬草を温存するため、ひとまず撤退することにした。
そして、何度か敵に遭遇しつつも、程なく洞窟を脱出。
HPに余裕はないが、キメラの翼は買えないので歩いて帰るしかない。
洞窟を出てローレシアに帰る途中、ゆうれいを倒してレベル6にアップ。
ローレシアに帰り着く頃には、残りHPはわずか3になっていた。
所持金を確認してみると、ゴールドを使う機会がないので
すでに450Gも貯まっていた。
しかし、やはり使い道はない。
ローレシアを出て、再び勇者の泉へと向かう。
途中、やまねずみが持っていた宝箱から薬草を回収した!
洞窟に着くまでにまたもやまねずみが薬草を落とし、薬草は3個になった!

勇者の泉に入り、洞窟の最深部を目指す。
1度来て途中までの道を覚えていただけあって、かなり楽だ。
やまねずみ・ドラキー・アイアンアントなどを倒しつつ、
ついに洞窟の最深部にたどり着いた。
1人の老人がいたので話しかけてみる。

老人「勇者の泉へよくぞ参られた。
   あなたの身体をこの泉で清め、
   偉大なるロトの導きを願ってしんぜよう。
   ロトの守りよ、勇者とともにあらん!」

クッキーのHPが全快した!
さて、老人の話によると、サマルトリアの王子は一足先にローレシアへと向かったらしい。
クッキーは勇者の泉を出て、ローレシアへと向かった。

例によって瀕死の重傷を負いつつ、なんとかローレシアにたどり着いたクッキー。
しかし、ローレシア王に話を聞いたところ、王子はサマルトリアへと向かったらしい。
仕方なく、サマルトリアを目指すことにした。

そして、サマルトリアへ。
サマルトリア王によると、王子はすでに勇者の泉へと旅立ったという。
……もしかして、わざと逃げてる!?
なるほど。そっちがその気ならこちらにも考えがある。
地の果てまでストーカーしてやろうじゃないか!
クッキーは、サマルトリアの王子を ストーキング することを決意した。

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