世っ界の平和をま〜もるためっ!!








前回の冒険で得た経験点は、ボスのモンスターレベルの13×500=6500点。
プラス、モンスターの経験点の40点でした。合計6540点。
なお、参加できなかったトゥエリは、500点の経験点を得るにとどまります。






G   M:では、成長報告をどうぞ。

レイディア:みんな、セージ上げて再鑑定よ!

ディース :おう! 上等だぜ!

トゥエリ :仕方ないデスね。

レイディア:いや、あんた上がんないし。

トゥエリ :トホホ……。

フアナ  :……セージまで……超重いんだけど……。

フィーエル:あう。僕も、上げる。

カトレア :んー。別にいいですけど。

G   M:ちょっと卑怯な気もしますが、まあいいでしょう。
      今回最終回の予定ですので、そのつもりでお願いします。
      成長申告をどうぞ。

レイディア:(赤面しつつ)……。

フアナ  :……ネンネだから……変な妄想が、顔に出る……。

フィーエル:あうー。

ディース :ソーサラー上げる暇なかったじゃねえか! どうしてくれるんだよ!?

カトレア :ははは。これからもディースさんの人生は続きますから。

ディース :それもそうだな。いいよもう終わりで。

レイディア:納得するの早すぎるし!

G   M:いい加減に、成長申告をどうぞ。

レイディア:セージ5→8よ。

トゥエリ :一気に上げましたネ。

フアナ  :……セージを6……シーフを8……。

トゥエリ :上手いこと経験点を使いきりましたネ。

フアナ  :……ソーサラー、もっと上げたかった……。

レイディア:ふん。いい加減、私のが上だって認めることね。

フアナ  :……。

トゥエリ :私は、不意打ち対策でレンジャーを2レベルにしましたヨ。

レイディア:相変わらず地味ね。

フアナ  :……不意打ちされる機会……もうそんなにないんじゃ……?

トゥエリ :……。

カトレア :セージを2→5にしましたよー。

トゥエリ :知力ボーナスが+3デスから、かなり強いデスね。

レイディア:あんたもあの時知力上げときゃよかったのよ。

フアナ  :……後先……考えてない……。

トゥエリ :……。

ディース :俺はセージ6レベルだ。経験点は温存。

トゥエリ :生命力でも上げるかと思ったら、意外デスね。

レイディア:考えなしのあんたとは違うからね。

トゥエリ :……。

フィーエル:セージを、一気に、5に。

トゥエリ :これまた大きく出ましたネ。

レイディア:偉いわ。がんばって!

フィーエル:あう!

G   M:では、鑑定のロールを4回どうぞ。
      剣、鎧、鎧、手袋の順です。

レイディア:20、6ゾロ、6ゾロ、18。

フアナ  :13、16、12、16。

トゥエリ :13、12、13、15。

カトレア :16、14、13、15。

ディース :15、1ゾロ、15、13。

フィーエル:11、6ゾロ、1ゾロ、16。

G   M:まずは剣。
      20のレイディアのみ鑑定に成功します。
      名前はタクティクス・クラッシャー。
      必要筋力10。+3の魔法のブロード・ソードです。
      持っていると、敵の行動宣言の後でもう一度行動宣言できます。
      魔法の発動体としても使用可能です。取引価格は90万ガメル。

      次は鎧。
      6ゾロのレイディアとフィーエルが完全な鑑定に成功します。
      名前はフォーリング・スノー。
      必要筋力2、防御力7、+3の魔法のソフト・レザーです。
      装着者は炎系の攻撃に対する抵抗力が+4され、
      炎系のダメージが5点減少します。
      ただし、冷却系の攻撃に対する抵抗は必ず失敗します。
      取引価格は41万3千ガメル。

      次は護符。
      6ゾロのレイディアが鑑定に成功します。
      名前はバック・トゥ・ザ・プレーン。
      鎧扱いで、回避力とダメージ減少に+3されます。
      周囲の魔神の魔力を上げる代わり、古代語魔法のレベルを2下げます。
      取引価格は100万ガメル。

      次は手袋。
      16以上のレイディア、フアナ、フィーエルが鑑定に成功します。
      名前はサスペクティッド。
      器用度が+12される他、手の中に異空間へのゲートを開き、
      カード状の物体を自在に出し入れできます。
      宝物は以上です。

レイディア:全部成功。さすが私。

フアナ  :……手袋……もらう……。

レイディア:まず、武器から分配するわよ。

ディース :お前、胸ねーからこの杖使えるんじゃね?

レイディア:使ってみるわ。ワンドを発動体にして、エネルギー・ボルトをディースに。
      (ころころ)24。

G   M:発動して、光の矢がディースを襲います。

ディース :うおっ! (ころころ)6ゾロで抵抗。

レイディア:(ころころ)ダメージ6ゾロで、19点よ。

ディース :9点通ったな。つーか、抵抗してなかったら回ってるだろ!!

トゥエリ :また運の無駄遣いを……。

レイディア:あんたもうらやましそうな顔してんじゃないわよ。

トゥエリ :い、いえ、別にそんなかおしてませんヨ?

カトレア :ははは。微妙にどもってますねー。

レイディア:私が本気で怒ったら、ライトニング・バインドだから。

ディース :ひぃぃぃっ!

レイディア:釈然としないけど、このワンドは私がもらうわ。

フアナ  :……うわー……うらやましすぎる……。 ←棒読み

レイディア:(こっ、このくそエルフ……。)

ディース :筋力で決めると、ライアー・ソードが俺か。

レイディア:そうね。マスター・キーはフィーエル。

フィーエル:あうー?

レイディア:勝手に抜かないのよ。大変なことになるから。

フィーエル:あう、わかった。 ←と言いつつ、おもむろに剣を抜こうとする

レイディア:わかってねえだろ!

フィーエル:あ、あうー。

トゥエリ :私は槍がありますからネ。

カトレア :なら、タクティクス・クラッシャーは僕ですね。

レイディア:そういう知的な武器は、カトレアにこそふさわしいわ。

フアナ  :……神信者は、倒れにくい……妥当……。

レイディア:残った、背が低くないと使えない杖はどうする?

フアナ  :……使えないの?

レイディア:残念でした。私、そんな低くないし。(えっへん)

ディース :胸無い奴が威張るなよ。

レイディア:(上目遣いで)……胸が無い女の子、嫌い……?

ディース :い、いや、別に嫌いじゃねえけどよ。

フアナ  :ぶりっ子。

レイディア:(笑顔で)よかったぁ。

フアナ  :……杖……わたしが……もらう……。

レイディア:別にいいけど、どうするわけ?

フアナ  :……子供の頃の自分に化けたら……魔力が上がる……。

レイディア:なるほど。その手があったわね。

トゥエリ :敏捷度は下がりますけどネ。

ディース :おっぱいも小さくなっちゃうよな。

レイディア:お前はそれしか頭にないのかよ!

フアナ  :……それでも……誰かさんには勝ってるから……。

レイディア:待てや!! 誰かさんって誰だよ!!?

フアナ  :……妹だけど……?

レイディア:……ちっ。

カトレア :(小声で)ディスペルされたら、えらいことになりますよね。

ディース :おおおっ!! お前天才じゃね!!!?

フィーエル:あう! 天才!!

ディース :イラストには『赤■です』って書いときゃ、怒られねーって。

レイディア:聞こえてるわよ。まあ、私の魔力なら、簡単に解除できるけどね。

フアナ  :……解除されたら……レイディアに化けて、その場でレイディアのが……。

レイディア:わあーっ!!! 調子こいてすみませんでしたっ!(土下座)

ディース :……お前、弱いな。

レイディア:誇りを守るためなら、土下座くらい安いもんよ。

トゥエリ :自己矛盾してますネ。

レイディア:あんたみたいな変態には言われたくないわ。

トゥエリ :でも、今は変態かどうかは関係ないデスからネ。

ディース :否定はしねーのな。

フアナ  :……ソーサラースタッフ……ちょうだい。

レイディア:それはもちろんっすよ。

フアナ  :……素直すぎて……気に入らない……。

レイディア:じゃあどうしろっていうのよ!?

フアナ  :……ツンデレ風に……。

レイディア:べっ、別にあんたのためにあげるんじゃないんだからねっ!

ディース :ノリいいな、お前。

フアナ  :……一粒で、二度おいしい……。

レイディア:次は防具ね。ファーム・ストロングは、
      一番早いファイターだから、ディースで。

ディース :へっ。俺にぴったりの武器だな。

レイディア:ワンセンテンス・キラーは、防御が弱いから、後衛の私がもらうわ。

カトレア :ははは。即死はつまらないので、それはお譲りします。

トゥエリ :笑顔でとんでもない会話しないでくださいヨ。

レイディア:グラヴィティ・イン・ファイトは、突撃が強いトゥエリ。

トゥエリ :ありがたく頂戴しますヨ。

レイディア:あとの3つは、生命力の低いフアナ優先で。

フアナ  :……コイン・オブ・ハピネス……。

レイディア:マイナス効果が精神力だけだから、そうなるわよね。

カトレア :僕が即死したらまずいので、バック・トゥ・ザ・プレーンでお願いします。

レイディア:じゃ、フィーエルがフォーリング・スノーでいい?

フィーエル:いいよ。

トゥエリ :即答デスか。

レイディア:死んでも生き返らせてあげるから。

フアナ  :……そもそも……初見で遠くから鑑定とか、できないから……。

レイディア:まあ、そうだけどね。

フィーエル:あうー。なんのこと?

トゥエリ :当然のようにわかってなかったんデスね。

レイディア:ミゴリは精霊魔法使ってこなかったから、また今度説明しとくわ。

フアナ  :……バード・イン・シェルターは、わたしが……。

トゥエリ :子供の姿になったときの備えデスか。

カトレア :(小声で)あのブローチの服、すぐ破れますよ。

ディース :ガキにゃ興味ねえなあ。

カトレア :(小声で)大人に戻ったら、服も破れますよ、きっと。

ディース :ぬおおおお! お前最高だよ!

フィーエル:あう! カトレアさん、最高!

レイディア:エンド・オブ・ザ・ワールドは、重ね着できるトゥエリに。

トゥエリ :私デスか。

レイディア:とりあえずね。

ディース :テキトーかよ。

レイディア:あとは、残ったアイテムだけど……。

フアナ  :……手袋、もらう……。

レイディア:異存がなければ……ないわね。なら、お菓子の箱は私が。

フアナ  :……あげる……。

レイディア:異存がなければ……ないわね。

ディース :いらねえよ。

レイディア:こんなにおいしいのに。フアナもいらないの? 意外ね。

フアナ  :うん。(あのコンプレックス女の作ったアイテム、絶対裏があるもん。)

フィーエル:あうー。いいなー。

レイディア:フィーエルにも分けてあげるからねー。

フィーエル:ありがとう!

カトレア :ティアー・ドロップは僕がもらっていいですか?

レイディア:いいけど、着けてみて大丈夫?

カトレア :(装着しつつ)んー。問題ないみたいですね。

レイディア:じゃ、カトレアが付けてたムーン・フェイスの方は、フアナで。

トゥエリ :レイディアさんじゃないんデスか?

レイディア:ベルトとか、かっこ悪いし。

フアナ  :……わたしも……いらない。

ディース :じゃ、俺がもらっていいか?

レイディア:別にいいんじゃない? でも、何で?

ディース :ベルトは男の浪漫だぜ!

レイディア:……? まあいいわ。

ディース :よし、もーらいっ、と。

トゥエリ :重要アイテムが、かなりどうでもいい理由でやりとりされてますネ。

レイディア:エアー・ウォールは……片手持ちってディースとフアナだけ?

フアナ  :……ブレッシングあるから……譲る……。

ディース :なら、俺がもらうぜ。敵の攻撃をかわしまくりって、かっこいいよな!

レイディア:ゴーレム系と人魚は使わないから置いとくとして、確定よね。

フアナ  :……魔晶石……。

レイディア:前衛に1個ずつ、あとは後衛でほぼ等分で。

フアナ  :……了承……。

カトレア :んー。それでいいんじゃないですか?

レイディア:よし。1時間以内で収めたわ。私最高。





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