DIVINE LOVE
G M:7ラウンド目の行動宣言。
マリア :待機しながら、レイディアをかばうぞ。
ディース :クリティカルしねーと通らねーからな。トゥエリの槍を拾うぜ。
レイディア:魔晶石で、ディスペル・マジック。イブリバウゼン狙いよ。
G M:では、7ラウンド目の処理に入ります。
まず、敏捷度24のミゴリですが、
全力移動で上空70メートルまで浮き上がります。
次は、敏捷度18のマリアが待機。
次は、敏捷度15のディースがトゥエリの槍を拾います。
次は、敏捷度14のイブリバウゼン。
行動は(ころころ)5で、標的はミゴリ。
イブリバウゼンは、(ころころ)空を飛んでミゴリに接近。
距離が縮まれば、攻撃します。
次は、敏捷度12のレイディア。
レイディア:ディスペル・マジック! (ころころ)20!
G M:達成値17のライトニング・バインドは解除され、
イブリバウゼンは電撃の網から解放されます。
レイディア:……せいぜいミゴリを追いつめるのよ……。
G M:続いて、8ラウンド目の行動宣言。
マリア :今は投げる武器を持っておらぬぞ。
レイディア:もう、イブリバウゼンとミゴリが潰しあうのを願うしかないわ。
おそらく、ミゴリの能力の射程は30メートル。
精神力もだいぶ消耗してるから、そうそう魔法の拡大はできない筈よ。
マリア :ディスペル狙い、か……。
ディース :イブリバウゼン攻撃したらまずいんだよな。
ひとまず、レイディアたちに合流するか。
G M:では、8ラウンド目の処理に移ります。
ミゴリは上空120メートルまで上昇し、イブリバウゼンを迎え撃ちます。
イブリバウゼンは全力移動で、9ラウンド目には
ミゴリから10メートルの位置まで上昇します。
G M:10ラウンド目。
ミゴリは(ころころ)こおるしんぞうは不適切なので振りなおし、
(ころころ)ふくしゅうのやは魔神には不適切なので振りなおし、
(ころころ)こおるしんぞうは振りなおし、
(ころころ)しへのいざないは魔神には効かないので振りなおし、
(ころころ)うらみのひかりは目の前の敵に効かないので振りなおし、
(ころころ)うらみのひかりは振りなおし、(ころころ)暗黒魔法。
メンタル・アタックは接触してないと使えないので、
ミゴリはフォース・イクスプロージョンを使います。
(ころころ)達成値27で、イブリバウゼンの抵抗をぎりぎり破りました。
ダメージが(ころころ)22点で、9点通ります。
対するイブリバウゼンは、ミゴリを強敵とみて、
ライトニング・バインドを唱えます。
(ころころ)達成値18で、ミゴリは楽々抵抗。
しかし、電撃の網に縛られ、ミゴリは全ての成功ロールに−4されます。
ダメージは(ころころ)19で、モンスターレベルで止まります。
レイディア:狙い通り!
G M:ここからしばらくの間、ディスペル・マジックも届かない上空で、
ミゴリとイブリバウゼンの戦いが続きます。
その間に、レイディア、マリア、ディースは合流できます。
装備を変えるなり、作戦会議なり、
上空の戦いを横目にしながら、ご自由にどうぞ。
レイディア:もう、降りてくる瞬間のディスペルに賭けるしかないわ。
マリア :我も久々に杖を使うかのう。
ディース :ああ、そういや久々だな。ずっと持ってたけどよ。
レイディア:あんた魔法戦士でしょうが。
ディース :いや、使ってもよかったけど、うちは女の方が魔法得意だったしよ。
レイディア:…………みんな、死んじゃったね……。
マリア :死ぬときはあっという間じゃのう……。
ディース :そんな暗くなるなって。俺らが勝って、生き返らせたらいいんだからよ。
レイディア:……勝てると、思う?
ディース :……ま、なるようになるんじゃね?
マリア :揃いも揃って頼りないのう。
レイディア:……こ、こんなときにアレだけど、ディースに言いたいことがあるの。
ディース :それ、今じゃねーとダメなわけ?
レイディア:……うん、今。言わないままで終わって、後悔したくないから。
マリア :……言わんでも、この男、とうに気付いておるぞ。
レイディア:ええっ!!!?
ディース :わりぃ。そういうの、どうしたらいいかわかんなくてよ。
レイディア:……でも、言う。私、ディースのことが好きだからっ!!!
マリア :……とうとう言うてしもうたか……。
ディース :……お、おう。
レイディア:ディースは、私のこと、嫌い?
ディース :き、嫌いじゃねーけどよ……。
レイディア:じゃ、せめて最後の思い出に……キスして…お願いっ!!!
マリア :だめじゃだめじゃ!!! そのようなこと、断じて認めぬぞ!!
ディース :ああ、ダメだ。
レイディア:(しゅん)……せめて、手だけでもつながせて……。
ディース :それもダメだ。最後の思い出とか、そういうのはダメだ。
マリア :そうじゃ。そういうのは絶対だめじゃ。
レイディア:……やっぱり、迷惑だったよね……ごめん……。
ディース :その代わり、寮に帰ったら、俺の部屋に来い。
レイディア:!! ……それって…!!!?
ディース :ああ、2人っきりでだ。朝までいてもいいぞ。
レイディア:うんっ!!!
マリア :……そ……そのようなこと……。
レイディア:ごめん。……マリアも好きだけど、そういう意味の好きとは違うから。
マリア :………………そうか。それでも我の気持ちは変わらぬが……。
レイディア:ありがとう。ごめんね。
マリア :謝らずともよい。いつか必ず振り向かせてやるからのう。(にやり)
ディース :くしししし。マリアに取られねーようにしねーとな。
マリア :笑っておれるのも今のうちじゃ。
レイディア:うん。やる気出てきた。今なら凄いことできそうな気がする!!
ディース :おう。それでこそレイディアだ。
マリア :なんとしても勝って、同盟を存続させねば。
ディース :ん? 同盟って何だ?
G M:……そろそろタイムリミットです。
レイディア:そろそろ準備しとかないと。
マリア :そうじゃな。杖を構えるぞ。
ディース :まあ見とけよ。俺は追いつめられてからが強いんだって。
マリア :あとは、フアナに取られた我の指輪を回収しておくかのう。
G M:骨とマジックアイテム以外は全部消し炭になってますので、
簡単に回収できます。電撃の網のサイズはフアナが死んでも変わらないので、
網に触れないように指輪を手に入れられますね。
マリア :せめて指輪だけははめておくかのう。あとは、魔法のダガーを拾うぞ。
G M:ダガーの最大射程は30メートルなので、上空には届きません。
ただ、槍は最低でも使用者の筋力×2メートルは飛ぶので、
マリアが拾って投げれば上空まで届くんですよね。
もっとも、混戦中の場所に投げてもどちらに当たるかは不明ですが。
マリア :では、今のうちに拾い集めておくとするかのう。
一撃目は、ディースの持っておるトゥエリの槍を投げようぞ。
レイディア:ついでに、マリアに魔晶石の3分の1預けとくわ。
ディースにも3分の1。3点のはマリアと私が1つずつで。
マリア :うむ。
ディース :サンキュ。まさか、俺が魔晶石使う時がくるとはな。
第19話後編・第2節 へ
第19話後編・第4節 へ
トップページへ