月光に濡れる寝室で、私は。
結局、宿に戻りルーシュンと宿の主人に事情を説明。
ディースには個室が用意され、彼の体調のため、
隊商はもう1日ここにとどまることになりました。
レイディア:すみません。私たちの都合で……。
ルーシュン:いいんですよ。あなた方がいらっしゃらなければ、
ファンドリアでもっと恐ろしい目に遭っていたかもしれませんし。
それに、うちの連中もちょうど休みが欲しいと言ってましたしね。
レイディア:……ありがとうございますっ!
レイディアはフアナとマリアを追い払い、ディースの個室に鍵をかけます。
レイディアが見守る中、ディースはベッドで寝息を立てています。
レイディア:元に戻るまで、あんたの面倒は私が見るからね。
そしたら…………最初に言いたいことがあるんだ……。
ディース :…………。
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