月光に濡れる寝室で、私は。








結局、宿に戻りルーシュンと宿の主人に事情を説明。
ディースには個室が用意され、彼の体調のため、
隊商はもう1日ここにとどまることになりました。






レイディア:すみません。私たちの都合で……。

ルーシュン:いいんですよ。あなた方がいらっしゃらなければ、
      ファンドリアでもっと恐ろしい目に遭っていたかもしれませんし。
      それに、うちの連中もちょうど休みが欲しいと言ってましたしね。

レイディア:……ありがとうございますっ!






レイディアはフアナとマリアを追い払い、ディースの個室に鍵をかけます。
レイディアが見守る中、ディースはベッドで寝息を立てています。






レイディア:元に戻るまで、あんたの面倒は私が見るからね。
      そしたら…………最初に言いたいことがあるんだ……。

ディース :…………。





第14話後編・第1節 へ
第14話後編・第3節 へ

トップページへ