てこいれプリンセス!








前回の冒険で得た経験点は、5014点+各自の1ゾロ分でした。






G   M:それでは、成長申告をどうぞ。

レイディア:セージは2000で上がるけど、ソーサラーのために今回は見送りね。

トゥエリ :今回の敵が10レベルって保証はないデスからね。

フアナ  :……ソーサラーが、6レベル……。

トゥエリ :レイディアさんに追いつきましたネ。
      私は、あと769点足りないので成長断念デスよ。

カトレア :んー。上がらないですねー。

トゥエリ :次が9レベルデスからね。

ディース :くそー、719点足りねー!

トゥエリ :私との50点の差は……なんでもないデス。

ディース :お前最近調子に乗ってるだろ! 悪かったな。1ゾロばっかで。

トゥエリ :前回だけで4回も出ましたからネ。

フィーエル:あう。ファイター、8レベル。

レイディア:凄いじゃないの!

トゥエリ :ついに、この国の騎士団長と同じレベルになりましたネ。

マリア  :我も、ファイターが8じゃ。

レイディア:上げられるの!?

マリア  :我もがんばったのじゃ。

レイディア:偉いわ。後でごほうびあげるからね。

マリア  :(ジャイアント語で)■■■■が欲しいぞ♪

レイディア:やるかっ!!!

G   M:各数値が以下のようになります。ほとんどが1点上昇ですね。
      外見が変わらずに強くなったので、知名度が2上昇します。






キャラクター名:マリア(マリアンヌ・ローラ・ハルシュタット)

モンスター・レベル:7→8 知名度:12→14 敏捷度:18 移動速度:18
出現数:単独 出現頻度:ごくまれ
知能:人間並み 反応:中立
攻撃点:腕:15→16(8→9) 打撃点:15→16
    本:17→18(10→11) 打撃点:17→18
回避点:15→16(8→9) 防御点:8→9(ソフトレザー装着時は9→10)
生命点/抵抗値:25/18→19(11→12)
精神点/抵抗値:14/16→17(9→10)






なお、前回の冒険ですが、魔神が現れる危険を想定して、
マーファ神殿から司祭たちを避難させていました。
その交渉を円滑に進めるためにレイディアが寄進を積んでいたわけですが、
強力な不浄の怪物を葬り教義実現に協力したということで、
寄進したのと同額を返してもらえます。
なお、戦闘による神殿の汚損は不問とする代わり、
一行が魔神を退治したことを公にせず、
魔神の死体は神殿が処理するという取り決めがなされました。
ちなみに、神殿関係者にソーサラーやシャーマンがいなかったため、
マリアの正体は露見していません。






ディース :大人は汚ねーな。

レイディア:いいんじゃない? あれを葬れる人間って、この国でもそんな多くないし。

フアナ  :……もう……わたしたちがやったって……噂が……。

レイディア:名声より次の仕事よ。自由業は辛いわねー。

G   M:マリアの傷は回復させますね。

トゥエリ :傷、受けてましたっけ?

レイディア:うん。ドワーフにフォース食らった。

マリア  :たいした傷でもないがのう。

G   M:あと、ディケイがまた魔晶石を持ってきます。
      1点と2点のを2D6個ずつ。(ころころ)1点が6個、2点が6個です。

レイディア:1点は全部買って、ええと、お金ないから、全員200ずつ徴収ね。
      2点は3個買う。

マリア  :190しかないぞ。

フアナ  :……ディース……今までの負け分払って。

ディース :仕方ねーな。いくらだっけ? 1000くらい?

フアナ  :……積もりに積もって……2500。

ディース :そんなにか!?

トゥエリ :いつも最後には負けてますからネ。

ディース :お前は最近一言多いんだよ! この。この。

トゥエリ :ぼ、暴力反対……。

フアナ  :……心配しないで。お金は貸してあげるから。

ディース :お。サンキュな。

フアナ  :……利子はトイチ。

ディース :利子とるのかよ!

フアナ  :……内訳は……レイディアに500、マリアに100、わたしに1900。

カトレア :景気がいいですねー。僕なんか借金ですよ。ははは。

レイディア:じゃあ、2点のをあと3個買うわ。

フアナ  :……3点の……1個買う。






レイディア:はー。最近現金収入に見放されてるわねー。

フアナ  :……誰かが死んでも……復活させるお金がない……。

ディース :縁起でもないこと言うなよ。

マリア  :いざとなったら、そこのポンコツの剣を売ればよい。

ディース :言われてるぞ、ポンコツ。……うん?

マリア  :ぬしのことじゃ。ポンコツ。

ディース :……ひょっとして、俺のことか!?

マリア  :ひょっとせんでもそうじゃ。二回攻撃を二発とも食らって倒れおって。

ディース :調子が悪かったんだよ! ていうか、普段こいつのが役に立たねーし。

マリア  :トゥエリは1人でレイディアを守ったぞ。ほめてやろう。

トゥエリ :たまたまデス。普段はディースさんのが強いデスよ。

マリア  :ぬしも、このように謙虚にはなれぬのか?

ディース :お前に言われる筋合いはねーよ! ていうか、お前の本売れよ!

マリア  :嫌じゃ。

ディース :大体、1人で寝れねーお子様が偉そうに言うな。

マリア  :レイディアに振られたぬしよりマシじゃ。

ディース :振られてねーっつーの!

レイディア:見苦しい言い争いはやめてもらえるかしら?

ディース :いや、お前とフアナのが見苦しかったって。

レイディア:……それは言わないで。記憶にないけど。

フアナ  :……過去を掘り返すようなら……こちらも……。

ディース :な、なんだよ。

フアナ  :……ディースの不死鳥な映像を……学院入り口に……。

ディース :待て!!

フアナ  :……わたしもレイも……イリュージョン使えるし。音付き再生。

レイディア:見習いが使える魔法じゃないから、私らは疑われないしね。

ディース :……すみませんでした。

レイディア:あと、レイって呼ばないで。

フアナ  :……ごめん。

レイディア:いいわ。カトレア、レベルアップまだ?

トゥエリ :もし次の敵が10レベルなら、カトレアさんが9レベルになりますネ。

フィーエル:あう。リザレクション。

フアナ  :……神信者も……役には立つ……。

カトレア :ははは。エルフのお嬢さんは容赦ないですねー。

レイディア:今までの敵が、9、10、8、10、10。次はどうだろ?

フィーエル:どうかな?

カトレア :んー。本当はもっと布教したいんですけどねー。

レイディア:やっぱ、現金収入がベストって結論に行き着くのよねー。

ディース :酒代削れよ。あと、お前、飯おごってくれ。

トゥエリ :嫌デスよ。自分が勝手につぎ込んだんじゃないデスか。

レイディア:ふん。正論ね。

ディース :確かに正論だが、正論が通るとも限らないのが世の中だっ。

トゥエリ :そんな……理不尽な。





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