今宵も召しませツインテイル








ところ変わって、フラメウスの館。






一同   :かんぱーい!

カトレア :んー。集団行動には、なかなか慣れませんねー。

レイディア:協調性はあって損ないわよ。

ディース :お前が言うなよ。

フアナ  :……ドンマイ……。

フィーエル:あう。がんばって!

レイディア:……お前らにも言われたくねーよ……。

フィーエル:あう。みんな、仲間〜。

レイディア:なんかさ、オルフがいなくなってから、収拾つかなくなってない?

マリア  :うむ。今となっては、最もマシなのが、蛮族であるからのう。

トゥエリ :否定できないのを、喜ぶべきか悲しむべきかわからないデスね。

カトレア :やっぱり、慕われてたんですねー。

マリア  :微妙にエロかったがのう。

カトレア :ははは。聖職者だって人間ですよ。

レイディア:あんたが言うと、説得力あるわね。

フアナ  :……いいえて……妙……。

カトレア :ははは。参ったなー。

マリア  :することがないゆえ、ここでアーサーと遊んでおるぞ。

レイディア:ああ、屋根があるって最高よね。

トゥエリ :ご機嫌デスね。

フアナ  :……マンモス……うれぴー……。

G   M:さて、部屋数は存分にあります。
      もっとも、生きた人間用の手入れがされていないので、
      結局は広間とフラメウスの私室くらいしか泊まれる場所がないんですが。

レイディア:女の子が部屋でいい?

トゥエリ :問題ないデス。

ディース :いいんじゃね?

カトレア :僕はあそこの隅でいいですよ。

ディース :んな寂しいこと言うなよ。もうちょい一緒に飲もうぜ。

フィーエル:あう。

トゥエリ :明日起きられなかった人がいたら、私が蹴られそうなんデスが。

ディース :よし、ますます決まりだな。

トゥエリ :……。

フィーエル:あうー。かわいそう。

ディース :じゃ、飲もうぜ。

カトレア :では、1杯だけ……。

G   M:女性陣は部屋で何かしますか?

マリア  :レイディアと一緒に寝るぞ。

レイディア:ダメよ。未知の土地だから、一応警戒しないといけないんだから。

フアナ  :……最中は……わたしが警戒してあげる……。

マリア  :うむ。エルフの娘は気が利くのう。

レイディア:なにの最中だよっ!!?

フアナ  :……彼女の発言は……決して変な意味ではない……。

レイディア:……ち、ちくしょう……。

マリア  :仕方ないのう。我がこの指で……。

レイディア:そういうのはいらないから!! あんたも止めてよ。

フアナ  :……お邪魔虫は……退散……。

レイディア:あんたに言った私が馬鹿だったわ。

G   M:フアナは、部屋から出て行きました。

マリア  :2人きりになれたのう。

レイディア:今日は汗かいたから、あんまり寄らないでよ。

マリア  :そういえば、屋根があって風呂がないというのは、稀であるのう。

レイディア:マリアもべとべとするの嫌でしょ。 ←服を浮かせて空気を送り込んでる

マリア  :我は構わぬぞ。気にするのであれば、拭いてやろう。

レイディア:水は貴重だから、気持ちだけもらっとくわ。

マリア  :ならば、我の舌で……。

レイディア:いい加減にしないと怒るわよ。

マリア  :……我の舌で貴重な水をぴちゃぴちゃと……ダメなのか?

レイディア:くっ……いらん知恵つけさせやがってあの淫乱エルフが……。

マリア  :真面目な話、たまに我がレイディアに誘われているように思うのじゃが。

レイディア:誘ってないから!!

マリア  :むぅ……ならば、せめて我だけが脱ごうぞ。

レイディア:なんでそう脱ぎたがるのよっ!!?

マリア  :2人を遮る布の枚数など、少ない方がよいに決まっておろう?

レイディア:フアナに見られたら何言われるか分かんないから、やめてよ。

マリア  :案ずるでない。エルフの娘とは、同盟を結んでおる。

レイディア:あのくそエルフ、またろくでもないことを……。もういい、寝る。

マリア  :では、我も近くで寝るぞ。






こうして、館での夜は更けていくのでした。





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