い・い・な・り?








■第3戦

G   M:王子様決定は(ころころ)8=王子様=フアナ。

レイディア:レンチャンありかよ!?

オルフ  :ふむ。ますます奥が深いですね。

フアナ  :……リベンジです……。

G   M:フアナが、命令を書き込みます。






・この場で、Aが1分間、Bに向かって卑語を言い続け、CとDに「卑語マスター」
 の称号を授けられる。






レイディア:ちょっと!!! 女捨てる気!!?

フアナ  :……禁止事項に……入ってないけど?

マリア  :なんという奴じゃ……。

トゥエリ :しかも、また自爆する危険性がありますヨ。

レイディア:だいたい、卑語って、それナシでしょ!?

フアナ  :……■■■■■■■……とかでもいいけど。

トゥエリ :それは、卑語ではないデスね。

ディース :ああ。けど、変な意味にしか聞こえねーな。

レイディア:より悪いわ!!

オルフ  :しかし、ルールの枠内ですよね。

フアナ  :……卑語は、1種類の繰り返しでいい……。

レイディア:……ふん。自分で当たって後悔するといいわ。

G   M:では、一気に対象決定。A=0(王子様の任意) B=3(トゥエリ)
      C=5(ディース) D=8(王子様)






(※暫定)この場で、(王子様の任意)が1分間、トゥエリに向かって卑語を言い続け、
ディースとフアナに「卑語マスター」の称号を授けられる。






オルフ  :なんということを。

トゥエリ :フアナは、おそろしく強運デスね。

フアナ  :……強運じゃないと……ここまでの戦いで、生き残ってない……。

レイディア:まさか、女の子を指定したりとか……しないわよね?

フアナ  :……拒否したら……永久奴隷にして、すぐ……同じことさせるから……。

レイディア:質問に答えなさいよ!!!

フィーエル:あうー。逃げ道、ない。

ディース :くししし。実はそうなんだよなー、このゲーム。

フアナ  :……奴隷の服を……脱がせることも……。

フィーエル:あう!!

レイディア:(土下座して)なんでもしますから、それだけは許してください!!

マリア  :ぬしには、プライドというものがないのか……。

ディース :でも、これ、そんなきつい罰か?

トゥエリ :女の子デスからね。

フアナ  :……女同士なら……いくらでも言えるのにね……。

レイディア:(土下座したままで)……。

マリア  :我は別に平気であるが……。

オルフ  :レイディア君はまだ若いですからね。

トゥエリ :それに、どんな称号が広まるか、わかったもんじゃないデスからね。

ディース :”■■■■マスター”レイディアとかか。確かにまずいな。

フアナ  :……もちろん、レイディアを指名……。

レイディア:!!!?

フアナ  :……さっきの嘘……。奴隷にするだけで……ひどいことはしないから……。

レイディア:(土下座したままで)?

オルフ  :ともあれ、こういうことですね。






●この場で、レイディアが1分間、トゥエリに向かって卑語を言い続け、
 ディースとフアナに「卑語マスター」の称号を授けられる。






レイディア:これ、言った挙句、ディースとフアナに称号授けてもらえなかったら……?

オルフ  :奴隷でしょうね。しかし、これほどまでうまくはまるとは……。

フアナ  :……チョベリグ……。

レイディア:これ、完璧に詰んでない?

ディース :とりあえず言っとけって。

レイディア:言うわけないでしょ!!?

フアナ  :……奴隷になるなら、卑語は言わなくていい……。

レイディア:(土下座して)ありがとうございます!(結局私かよこの性悪が。)

フアナ  :……永久奴隷に命ずる……わたしを敬え……。

レイディア:はいっ、フアナ様! (■ねよ、クズ!)

フアナ  :……今後、少しでも逆らったら……学院で首輪つけさせるから……。

レイディア:えっ!? ……ご、ご主人様の仰せのままに。(いつかマジ殺す。)






・レイディアがフアナの永久奴隷になった!






フアナ  :……肉奴隷レイディア……返事は?

レイディア:……うぐっ……は、はい、ご主人様。(こ、こいつ殺してえ。)

フアナ  :……逆らわない限り……変なことは、させないから……。

レイディア:ありがとうございますご主人様。(ふん。余裕こいて寝首かかれろやボケェ。)

マリア  :レイディアは我のじゃ。あまりいじめてやるでない。

レイディア:私はご主人様のものでございます。(あと、マリアのでもないし!)

ディース :この状況、けっこうイイよな。

オルフ  :なかなかくるものがありますよね。

フィーエル:あう!!

トゥエリ :私の趣味とは相容れませんけどネ。

フアナ  :……あくまでゲーム……あんまりひどいことはしない……。

レイディア:ありがとうございます。(これが充分屈辱なんだよ!)

フアナ  :……後で1つだけお願い叶えてくれるなら、すぐ解放する……。

レイディア:お、お願いします! (いずれにせよ、永久奴隷よりマシよ。)

フアナ  :じゃ、解放。

レイディア:……お、お礼なんか言わないんだからねっ!

ディース :ツンデレだ……。






・レイディアがフアナの永久奴隷から解放された!

・レイディアはフアナのお願いを、後で1つだけ叶えることになった!






■第4戦

G   M:王子様決定は(ころころ)7=マリア。

マリア  :レイディアを傷付けぬような命令を考えねばのう。

G   M:マリアが、命令を書き込みます。






・Aは語尾に「バイだし」をつける。






レイディア:待てや!! それ、私が一番まずいし!!

ディース :ただでさえレズ疑惑があるのに、悲惨だな。

マリア  :そ、そうなのかっ!?

レイディア:表情輝かせないでいいから! 違うから!

フアナ  :……この性格にこの顔だから……もてるだろうね、女に……。

トゥエリ :はい。もてますネ。

フィーエル:あう!

ディース :うらやましいよなー、女にモテモテで。

レイディア:お前も、この前罰ゲームで男に告白しただろうが!

ディース :げっ、忘れてた!

オルフ  :うおおおお……。 ←頭を抱える

マリア  :ぬしらも、告白する相手を選べばよかったのじゃ。

ディース :今気付いたけど、これ、口調がまんま俺じゃねーか!

マリア  :このような卑猥なゲームを持ち込んだ罰じゃ。

トゥエリ :紳士的にやれば卑猥でもないんデスけどね。原型は子供の遊びデスし。

オルフ  :ただ、本当の紳士はこのようなゲームはプレイしませんからね。

レイディア:ふん。(お前の言う通りだ、このエセ神官!)

G   M:対象は、A=(ころころ)8。王子様=マリア。






●マリアは語尾に「バイだし」をつける。






マリア  :我か!? ……バイだし。

トゥエリ :確率的にはそうなりますよネ。

レイディア:マリアはバイっていうか、レズよね。物凄ーいガチでさ。

ディース :こういうのは、ノンケに当たらねーと面白くねーんだよな。

フアナ  :……レイディア……耳貸して……。

レイディア:……わかったわ。

ディース :おっ、女同士で作戦会議か?

トゥエリ :どうせまたろくでもないことデスよ。

レイディア:マリア。ディースはいい男だ、って言いなさい。

マリア  :うむ。ディースはいい男じゃ。バイだし。

ディース :ぬおおおおおっ!!

トゥエリ :うほっ、デスか……。

レイディア:あはははははははっ! これからもこの調子で狙うのよ。

マリア  :うむ。標的はこいつらであるな。バイだし。

トゥエリ :バイじゃないデスよ……。

オルフ  :な、なんという悪知恵を……。

トゥエリ :学院でやらなくてよかったデスね。

フィーエル:あうー。






■第5戦

G   M:王子様決定は(ころころ)7=マリア。

マリア  :またか。急には思いつかぬぞ。バイだし。

トゥエリ :そういえば、ゲーム終了まで持続するんでしたネ。

レイディア:さっきの調子でやるのよ。

マリア  :うむ。狙うはディースじゃなどうせ、バイだし。

G   M:マリアが、命令を書き込みます。






・Aは語尾に「男の尻を追うぜ」をつける。






ディース :口調がまんま俺じゃねーか!!? そんな趣味ねーよ!!

レイディア:これ、女もけっこうダメージ来ない?

マリア  :すまぬ。他に考えつかなんだ。バイだし。

フアナ  :……まあ……いいんじゃない?

G   M:対象は(ころころ)A=8で、王子様。






●マリアは語尾に「男の尻を追うぜ」をつける。






マリア  :くっ……また我か。バイだし。男の尻を追うぜ。

レイディア:変なもの追わないでよ。

トゥエリ :また自爆しましたヨ。

マリア  :そうじゃのう。さすがはトゥエリ。バイだし。男の尻を追うぜ。

レイディア:うわー、そうだったの、最悪ー。二度と近寄らないでよね。

ディース :今、一瞬ちょっとゾクっとした顔したぞ。Mだこいつ!

マリア  :うむ。Mじゃな。バイだし。男の尻を追うぜ。

フアナ  :……Mで……ホモ……。

マリア  :ぬぅ。だんだんめんどくさくなってきたぞ。バイだし。男の尻を追うぜ。

トゥエリ :この外見で男の尻を追うと言われても、いまいちデスね。

フアナ  :……卑猥に……聞こえない……。

レイディア:マリア。しゃべらないという手もあるのよ。

マリア  :うむ、そうじゃな。……バイだし。男の尻を追うぜ。

トゥエリ :むしろ、話しかけない方がいいんじゃないデスか?

レイディア:仕方ないわね。付け忘れた時点で誰かの奴隷になっちゃうし。






■第6戦

G   M:王子様決定は(ころころ)2=フアナ。

レイディア:確率的にはそろそろ自爆するから、変なのはやめてよね。

フアナ  :……語尾何かにつけるのは……いいアイデア……。

ディース :頼むから、男だけが痛いのは、やめてくれよ。

G   M:フアナが、命令を書き込みます。






・Aは語尾に「最近たまってる」とつける。






レイディア:待てやそこの淫乱シモネタエルフ!!!

フアナ  :……疲れ……たまってないの?

トゥエリ :ストレスという可能性もありますよネ。

レイディア:……!!?

ディース :(ニヤニヤしながら)何だと思ったんだ〜?

レイディア:……!!(お前ら……億倍にして返すからな!)

G   M:対象決定。(ころころ)A=9で、王子様。






●フアナは語尾に「最近たまってる」とつける。






フアナ  :……。

トゥエリ :確率的にはそうなりますよネ。

フアナ  :……ついに自滅。宿題……最近たまってる。

ディース :……なん……だと!?

トゥエリ :瞬時に考えてしゃべってますネ。

レイディア:小賢しい……。

フアナ  :……寂しそう、レイディアは……最近たまってる。

レイディア:……くっ!!?

トゥエリ :レイディアさん、抑えてください。

マリア  :フアナの命令も、1つ残っておるしのう。バイだし。男の尻を追うぜ。

レイディア:わ、わかったわ。





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