第３話・第２８節・タイトル未定
Ｇ Ｍ：ひまわり幼稚園対あやめ幼稚園の戦いは、ここまで１２ターンが経過。
満身創痍のひまわり幼稚園に対し、あやめ幼稚園は２人が無傷ながら、最も強いヒビキが倒れています。
残りＨＰは、ゆうすけ９、アキラ１０、はるひ９、ケン３０、
リナ８０、リョウ４６、ライム８０です。
続いて、１３ターン目の攻防。
ゆうすけ ：（ころころ）１０だ。
ケン ：（ころころ）９っす！ アキラさんに（ころころ）５・６、回して（ころころ）４！
１５点治ったっす！
Ｇ Ｍ：アキラのＨＰは、残り２５点！
はるひ ：（ころころ）８ですわ！
ゆうすけ ：アキラに頼む！
はるひ ：仕方ないですわね。（ころころ）あら、１ですわ……。
Ｇ Ｍ：それでも、元が１Ｄ＋１なので、はるひの投げ渡したアメを食べ、アキラは１点のＨＰを回復。
アキラのＨＰは、残り２６点です。
アキラ ：（ころころ）８！ うちくだけ、ミョルニル！ （ころころ）２・６（ころころ）５！
Ｇ Ｍ：ダメージが合計６点上昇していますので、合計１９点のダメージ！
リョウのＨＰは、残り２７点です！
ライム ：ちょ、ちょっと当たっただけなのに、すごく痛そう！
リナ ：（ころころ）１１！ くっ、アメ女を狙っても、かばわれる……。
向こうのボスに！ （ころころ）４・５・５！ やった！
Ｇ Ｍ：ついに、リナの技『魔弾の射手（まだんのしゃしゅ）』が炸裂します！
後列にいた残りＨＰ９のゆうすけに対し、フラッシュを炊きながら、
サイコロを投げてぶつけます。ゆうすけに１４のダメージを与え、ゆうすけは倒れました！
ゆうすけ ：……あと…頼む！
Ｇ Ｍ：そして、リョウのヌンチャクが、ケンを襲います！
リョウ ：さよならネ。（ころころ）２・５・６・５、２倍して、３６ネ。
ケン ：ちょ……まいっ……ぐべっ！！
Ｇ Ｍ：残りＨＰ３０のケンも倒れ、残るははるひとアキラのみです。
ライム ：（ころころ）８だ。（ころころ）当たった！
Ｇ Ｍ：前列が同じターンに２人とも倒されているので、好きなほうを狙えます。
ライム ：ごめん、女の子に（ころころ）６・１・３、回して（ころころ）２。
アキラ ：かばう！
Ｇ Ｍ：ライムの破れかぶれの攻撃からはるひをかばい、
アキラは１１点のダメージを受け、残り１５点。
なお、はるひのＨＰは残り９点です。
ひまわり幼稚園は一気に２人が倒れ、残るはアキラとはるひのみ。
続いて、１４ターン目。
アキラ ：（ころころ）６！？
はるひ ：（ころころ）３、ですわね。
リナ ：（ころころ）また７！？
リョウ ：（ころころ）６だから、お預けネ。
ライム ：（ころころ）６だ。
Ｇ Ｍ：９ターン目に上がったアキラの攻撃力は、元に戻ります。
続いて、１５ターン目。
アキラ ：（ころころ）７！ はしれ、ミョルニル！ （ころころ）３！
Ｇ Ｍ：９のダメージを与え、リョウのＨＰは、残り１８点。
はるひ ：（ころころ）６、ですわね……。
リナ ：（ころころ）６！？
リョウ ：（ころころ）６ネ！
ライム ：（ころころ）１２！ 当たった！
はるひ ：アキラくんがやられたらおしまいですわ。かばったら、一生口ききませんわよ！
アキラ ：……っ！
ライム ：ごめん、倒れてっ！
Ｇ Ｍ：ライムは、手をめちゃくちゃに振り回しながら突進してきます。
ライムの６ゾロ技の『アンティパスト・ブルスケッタ』は９Ｄもの威力があります。
残りＨＰ９のはるひでは、当たり所が悪ければ、死の危険すらあります。
もっとも、残りＨＰ１５のアキラも同じことですが……。
アキラ ：かばうっ！
はるひ ：アキラくんっ！！？
ライム ：（ころころ）６・６・２・６・３・５・１・６・２！
Ｇ Ｍ：殺す気はないのでここで止め、３６点のダメージ。ＨＰが−２１で、アキラは倒れます。
そして、リナとリョウの連携技『九蓮宝燈（チューレンポウトー）』は、（ころころ）６回ヒット。
はるひのＨＰは、残り３です。（ころころ）さらに、幻惑効果を受けました。
はるひ ：……こうさんですわ……。
Ｇ Ｍ：はるひが半泣きで降参し、あやめ幼稚園の勝利です。
リナ ：勝った！！ 雷と、アメの能力者ゲット！
ふう ：（……動けないし、残り３人……数が多すぎる……。）
はるひ ：……どんなことされてもがまんします……みんなにはひどいことしないでください……。
Ｇ Ｍ：ゆうすけとリナの『リトルグラフ』の上に、電光掲示板のような文字が流れます。
『あやめ幼稚園 対 ひまわり幼稚園 の戦いは、あやめ幼稚園の勝利です！』
そして、リナははるひへと歩み寄ります。
リナ ：隠してたのね？
はるひ ：……ごめんなさい。ゆるしてください。
リナ ：知らないって言ってたくせに、２人も能力者がいるじゃない。
はるひ ：…………なんのことですの？
リナ ：……まさか、無意識発現かしら？
はるひ ：？
リナ ：安心して。私たちは仲間なのよ。
はるひ ：……なかま……ですの？
リナ ：そうよ。戦いのとき、アメを投げてたでしょ？
はるひ ：……ごめんなさい……どんなばつでもうけますわ……。
リナ ：違うの。あのアメ、どこで手に入れた？
はるひ ：？ わ、わたしのポケットの中に入ってましたわ。
リナ ：違うの。あなたのポケットに入ってたものは、捕まえたときに私が全部出したの。
だから、アメなんて入ってるはずないの。
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