第35話・



みつばたちは、町長に、はやり病を封印するというルーフィンの研究結果を報告。
すると、案の定、ルーフィンの道中の護衛を頼まれた。



みつば
「いいえ」
町長
「残念ですな。あなたにならお任せできると思ったのですが……。
 もし気が変わったらいつでも言ってください。私は待っていますぞ。」



すると、サンディが出てきた!



サンディ
「ちょっとぉ、みつば。
 アタシら、人助けするためにこの町まで来たんですケド?
 これって、ゼッコーのチャンスだと思わないワケ?
 あーもう、しっかりしてよネ!」



結局、引き受けることにし、町長に告げる。
すると、ほこらのカギをもらった。



サンディ
「はやり病を封印するなんて、これぞ人助けってヤツ?
 うまくすれば、町中の人間からカンシャされまくりヨ!
 こりゃ、あんたが天使のチカラを取り戻す日も、そう遠くないってカンジね。」



ルーフィンに、町長から護衛を頼まれたことを話、ほこらの鍵を渡す。



ルーフィン
「えーえー、行けばいいんでしょう。
 僕が口先だけの男じゃないって、お義父さんに証明してやりますよ。」



こいつ、やる気ねぇ……。



エリザ
「……えーっと、ルーくん?
 それはちょっと違うんじゃ?」



その後、ほこらに行くと、すでにルーフィンの姿が。
ほこらの壁には、大きな穴が空いていた。
やはり、地震のせいで封印が敗れていたようだ。

賢者像のスイッチを押して進む。
途中、赤宝箱からスキルの種を手に入れた!
2つめの賢者像のスイッチを押すと、閉ざされていた扉が開いた。

そして、閉ざされていた部屋には、壷が……。



ルーフィン
「おおっ……古文書で見たとおりです。
 あそこに転がっているのは、病魔を封じていた封印の壷です。
 やっぱり、地震で壊れてしまったようですね。
 ……よし、封印の紋章が描かれた部分は壊れてないな。
 これなら楽勝だ。
 一流の考古学者なら、これくらいのワレモノを直すのなんて朝飯前ですよ。
 まずは破片を集めてっと……あとは特製接着剤で……」



そのとき、壷の上に、怪物が現れた!




「オろかナる しンにュゥ者ヨ。
 ワれヲ ふたタビ 封印せンと やッテキたカ……。
 ソうハ させヌ……させヌぞォォ!
 なんジに 病魔のワザワイ あレ! あレ! あレ!」
ルーフィン
「こ、こいつが病魔かっ!?
 くそっ! まだ封印の壷が直ってないのに……。
 ほらほら、みつばさん、ボーッとしてないで!
 病魔の相手はそっちの仕事でしょ?
 あなたが戦ってる間に、僕がこの壷を直しちゃいますから、時間を稼いでくださいよ!」



かくして、戦いが始まる!


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