第27話・



みつばはホイミ3発で、全員のHPを全快。
ひとはに使ったホイミと合わせて、8ものMPを消費していることになる。
(レベルアップで最大値が上がったので、最大値24に対し、現在値は14だ。)
ここのボスはこちらを麻痺させてくるが、制限プレイの性質上、満月草は4個しかない。
1人が1つずつ持つので限界だ。
なお、全員のステータスは以下の通り。

みつば 職業: 旅芸人 LV:11 HP:67 MP:24 攻撃:33 守備:32 素早さ:44
 みく 職業:  盗賊 LV: 8 HP:58 MP:15 攻撃:44 守備:27 素早さ:46
ふたば 職業: 武闘家 LV: 9 HP:66 MP: 5 攻撃:59 守備:30 素早さ:61
ひとは 職業:魔法使い LV: 8 HP:44 MP:41 攻撃:11 守備:18 素早さ:45

仮に、どくやずきんのような後列集中攻撃の性質を持っているとまずいので、
ひとはだけでなく、みくも後列に回す。

玉座の間に入ると、剣を抜いたレオコーンと、女の魔物が対峙していた。




「ククク、お帰りなさい、レオコーン。
 ずいぶん探したけど、やはりここにきたのね。」
レオコーン
「キサマは、イシュダル……!
 そういうことか……。今、すべてを思い出した……。
 私はキサマを討つべく、このルディアノ城を飛び出し……。」
イシュダル
「そして……私に破れ、永遠のくちづけを交わした……。」



浮気っ!?



イシュダル
「アナタと私は、数百年もの間、闇の世界でふたりきり……。」



そこで、スズメの化け物のような展開が……。



イシュダル
「アナタは私のしもべ……。そうでしょ? レオコーン……。」
レオコーン
「だまれッ!!!
 キサマのせいで…………。……メリアは……。」



飛び掛るレオコーン。しかし、イシュダルの目からビーム!を受ける。



レオコーン
「ぅぐわぁぁぁーーーー……っ!!!
イシュダル
「ククク、バカな男……。
 あの大地震のせいで、私の呪いは解けてしまったけど……。
 いいわ、もう一度かけてあげる。ふたりきりの闇の世界にいざなう、あの呪いをね……。」



レオコーンはのろいをかけられ、もがき苦しんでる……。
助けるしかない。



イシュダル
「アラ? な〜に、アンタ?
 まさか……レオコーンを助けようってんじゃないだろうね?
 ククク……アンタもバカねえ。この男にかけられた呪いの威力を見ていなかったの?
 ……いいわよ。それじゃ、アンタにもかけてあげる……。
 私のとびっきりの呪いをねッ!!」



イシュダルの目からビーム!
しかし、みつばはガードした。



イシュダル
「なっ……なぜっ!? なぜ私の呪いが効かないっ!?
 お前は何者だっ!? 人ならば、私の呪いにかかるはず……。もしや、お前はっ!?
 クッ……! こうなったら……。
 ズタズタに切り刻んで、あの世へ葬ってやるッ! 死ねえええぃッ!」



かくして、戦いが始まった!


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